2014
11/17
あまり期待しないでの塗装依頼 ご来店 モトグッツィ編
- 2014.11.17
- 社長のつぶやき
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モトグッチ(モトグッツィ) イタリアのオートバイメーカー ピアッジオグループで扱っているんですね。。
いまや ポピュラーになってきているメーカーですが その昔は「モノ好き」でなければ乗らないバイクですよね(ファンの方々にはすみません)
今のモトグッチは 見た目も乗りやすそうな感じで 良いんじゃないですか?? 個人的には 好感が持てるバイクです。
ということで そんなモトグッツィの部品塗装依頼が
お客様Sさま「モトグッツイのヘッドカバーなのだが 色が特殊で・・・」
とお問い合わせ
わたし「色を作りだすことができるかはわかりませんが とりあえず現物を一度見せて頂けませんか??」
と お伝えして お客様がご来店。。。
はて・・・
確かに オレンジの様なんですが ちょっと奥深さがあるキャンディー系のオレンジ色
Sさま「バイクの塗装店等 いろいろ聞いてみたのだが「色が出せない」とか「出るかもしれないが・・・でも やりたくない」とか・・・ 結局引き受けてくれるお店がなく・・・」
1年半以上 暇をみては 探してみたが・・・ やはり どこの工場・塗装屋さんも「・・・」とのこと。。。
そんな 事情を聞いてしまったら・・・
わたし「なんともいえませんが 今回 問題となるのが「調色」 とりあえず 色を作ってみましょう 」
と・・・ 他店でも断られ続けてきた案件 を 「やってみましょう」と また 難しいことを増やしてしまったのです・・・
と いうことで
調色・・
元々塗られているのは 透明なオレンジ色の下地に銀色シルバーが吹き付けある キャンディ系の塗装 ですが 経年劣化 日焼け による痛みもある それよりもなによりも「色ムラ」がある感じで 薄い色感の部分もあれば濃い感じの部分もある 色である。
塗り板に塗った色も 塗り回数によって色感がかわるもの・・・
濃くも見えれば薄くも見える・・・ ヘッドカバーには補修暦があり お客様がご自分で補修したとのこと
サンプル板に塗っては調合 塗っては調合を繰り返し
まずは 第一段階として 「色が作れるか??」 に関しては
「大丈夫」
ということになり お客様に ご連絡し
わたし「色は 塗り方次第で 何とかなりそうです よろしければ画像お送りいたしますのでご確認ください」
と お伝えし メール送信
Sさま「いやいや問題ない そのまま作業を進めてください」
ということで 本格的に作業を開始することに決定したのであります。
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