2014
11/19
あまり期待しないでの塗装依頼 モトグッツィ編その2
- 2014.11.19
- 社長のつぶやき
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11月17日の続きです。
今回は
「何色を入れて 何を何グラム」というデータはまったくありません
現物を見て「判断」し調合する
だから
「できない」
といえなそれまでだし
「やってみよう」
といえば できる可能性はあるが
「何時間かかるかわからないよ 調合に」
といってしまえばこれまたそれまで・・・
「他店では作れない出せない色を出すから 10時間掛かったから ウン十万円ください」
それもアリだろう・・・
でも 今はそんな時代じゃないし お客様自体がそんな工場は選択しない そんな仕事をしていたら 生き延びていけないとおもう。。。
いかに「短時間」で「経済的」に この色を出すかが プロとしての手腕を問われるところ・・・
↑これ 私のお気に入りのガン 明治ファイナー 軽くてね きめ細かくてね 小面積の塗装にはいいんだよね・・子供~お年寄りまで楽々操作で塗れる塗装ガンなんだよね。。。 だからね 新しいガンができてもね手放せないんだよね・・・っても まだこれ現役で出てるんだっけな・・・ って 製造中止してるし!
今はF-Zeroってガンになってる・・・ もちろんこのF-zeroも持ってますけどね・・・ これまた 良いのだか まだ馴染まない手に・・・早く慣れないと時代に置いていかれてしまう!!っても良い商品なので 積極的に使ってますがね・・
って 塗装スプレーガンも日々進化している それにあわせ 塗料も変わってきている
昔は「何十年もこの塗装スプレーガンで仕事をしてきている このガンがなくなったら オレはこの仕事を辞める」なんて 職人さんも居ましたねぇ~・・・ ですが 今の時代 私に言わせれば そんなん 時代遅れ・・・ その「こだわり」で仕事をすればいいですが 当社はそういうこだわりにはこだわりを持っていませんので「今の時代に合わせ 新しいものは新しい技術を用いて 古きものは今の技術を使って作り出す」という技法で作業をしております そうじゃなきゃ 10年20年前の材料を使って作業しないと作りだせないでしょ古いのは・・・。
だって 塗料メーカー 自動車メーカーが 「~~の塗料の推奨スプレーガンは~~で」と定めているのです
確かに その通りにマニュアルに従い塗装をすれば ものすごくキレイに塗装できるんですよ! これ驚きますよホント。
よって ここ近年は 何十年のベテランよりも 初心者に基礎さえ伝えれば 半年で素晴らしくキレイな塗装ができる様になるんです。
柔軟頭で 固い仕事を!!を心がけています
と これまた脱線・・・
↑まずはキズ箇所を軽く補修して 下処理を済ませ
↑塗装へ と
間違えて ゴールドに塗装・・・
いや 下色です
こういう下処理って 普通は見せないんですね~
「何度も 度重なる下色を重ね 上色を塗りこんで この色がでるんですね」とか 言って 難しく見せるんですね~
↑そして 質感をあわせながら 上色へ・・・
塗装回数によって変わっていくので 質感を確認しながらスプレーガンでシュッ!シュッ!っと・・・
元々が こんな感じで 角度でムラがある感じに見える塗装だったので あえてそれを再現するのです またそれがお客様の希望でもあるので・・・
と いうことで 仮の塗装が終了し
元々の色との比較
↑台に色が飛んでいない方が 元々の塗装
いいんじゃないの??
って ことで 塗装 完了
これで お客様の長い悩みも解消!? されるといいなぁ。。
後は 最終確認時の画像をお伝えできれば と思っております。。
で 明日の話題は・・・
Facebookでは ちょっと話題とさせて頂きました ユーノスロードスター K様の エアコン吹き出し口のガタツキ 部品交換でなく 何とかならないのか!? 何とかしてみようか!?編
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