社長のつぶやき

こんなことになるとは思わなかった・・・

 昨日のﾆｭｰｽにもありましたね

「ランボルギーニだから捕まるとは思わなかった」

と・・・

数千万円のクルマをオモチャとして遊ぶ　なんとも　素敵な人生じゃないか！！

私も一度は乗りたい「ランボるギーニＬＰ400」（お客様のは乗ったことがあるが・・・）

エンジンレスでもいい　あの形が素敵だ　クルマの横で　ﾌﾟﾗﾓﾃﾞﾙのランボを作る・・・　夢の様な話だ・・・　

「夢は願わなければかなわない！！」

ということで　現実に戻る・・・

 

 

 

 

で　今日から始まる　この話題も・・・

「こんなはずじゃなかった・・・」

って　ことにならない様に・・・

いまだから言えますが・・・

まさか　一発勝負を　二回も三回も・・・やるとは　思わなかった・・・　この話題

では　いってみましょう！！

 

 

今回　昔からの知り合い　暴走俗(族)時代からのお付き合い　今もある意味暴走中のＭ社長さん

Ｍ社長「あのさ　Ｉさん居るでしょ？？クルマを乗り換えて　オマエのトコで見て欲しいって言ってたよ」

なんて言われておりまして・・・

わたし「クルマは？？何でしょう？？」

Ｍ社長「ベンツの古いヤツ　あの～オールドベンツのクーペっぽいの！！」「かっこいいよ　すごいキレイなクルマ！！」

わたし「へぇ～」

と　ここまでの流れで　オールドベンツなんぞ　触れたことがない私に何をしろと！？　　

もちろん板金塗装であれば　いつもの作業なので　なんてことないですが　それ以外・・・はちょっと厳しい。

 

そして　数日後・・・

Ｉ様「Ｍ社長から聞いていると思いますが・・・ベンツの足廻りとアライメントの件で・・・」

わたし「はい　どうもご無沙汰しております（以前お会いしたことはあった）　今回はよろしくお願いします」

わたし「で　何をされたいのでしょうか？？」

Ｉ様「では　近日中にお伺いします」

ここで　電話で話さない辺りが　賢いお客様　　ここで　電話で以下の理由を聞けば「やめておけば・・」と言うに違いない・・・お客様は　「それ」をわかっていての・・・お電話であったと思う。。。

ということで　Ｉ様ご来店・・・

うわうわ・・　今では少なくなりましたね・・・

板金塗装なら　何にも問題ありませんが･･･　それ以外のメカ関係は全く私　知識がありません　この時代のＢＥＮＺ　いったい何をしろ！？と・・・

Ｉ様「先日　四輪アライメントを測定調整したところ「車高が前後左右で違うのでキレイに測定できない」といわれて　確かに　車高の違うのは　気持ちが良くないので　何とかしたい」「でもって　ついでなので　ショックアブソーバーとスプリングを一新して　みようかと・・・」

わたし「はぁ・・・」

わたし「では　とりあえず見てみましょう　　ですが　ＢＥＮＺのスプリング交換って　特殊じゃなかったでしたっけ？？」

Ｉ様「だから羽鳥さんのところに持ってきたのです」

わたし「ウチより　詳しく知ってるベンツショップさんだってある中でなんでウチに？？」

Ｉ様「そんな羽鳥さんだから持ってきたんです　普通なら「任せておけ！」と言われ　任せるとロクな結果にならない事・・・　数多くのクルマ屋行って経験してきたから　ブログに書いてある　変態工場で対応してもらいたく　変態仕様でお願いしたい（本当に言われた）」と・・・

聞けば　このＩ様　自動車の修理業の経験もあると・・・　これまた　難しいお客様の難しいクルマの依頼だ・・・

 

と　いうことで　お待ちいただくこと数ヶ月　入庫となりました

「部品はトランクの中に入っています！！」と

 

↑スプリング

うわうわ・・・　

沢山も　揃えて頂いたのですね・・・　ｵｰﾅｰとしては　入庫が待ち遠かったことでしよう・・・

↑ショックアブソーバー

↑Ｉ様曰く　「フロントの車高を調整する為にカラーなのです」って・・・　知りまへんがな・・・（すみません）

ということで　このｺﾞﾑを　スプリングの間に挟んで　車高を調整できるらしい・・・

Ｉさま曰く「このｺﾞﾑのｶﾗｰの厚さで車高を0～20mm位まで変更できるので　これで対応できないものか？」と・・・

この時点で　全く　ちんぷんかんぷんな私・・・とは　言いながらも　　おおよその事は理解しているので　あとは「やるのか？」「やらないのか？」ただそれだけ・・・

ここで　多くの一般工場は断るだろう・・・　

その理由は「めんどくさい」からである・・・

このベンツの　スプリング交換　　調べれば　フロントのスプリングは　「エンジンメンバーを落として交換する」　それなりに大変な作業　いわゆる　一発勝負的な作業　（って　他のベンツ専門店のＷｅｂに書いてあったらしい・・・）

下手に手を出して失敗しようものならば・・・　弁償であるが　この年代になってくると　弁償しようにも　部品やクルマが無いのだから　参ったもんだ・・・。クルマもさること　こちらの動画も見て欲しい人間にも危険だ。（サスペンションは数ほど作業しているだけに　その危険性も　車重が増えれば　なお更である。。

それであれば　受けないのが一番　お客様のためにも・・・自分達の為にも・・・

「一発勝負」って　どういうことよ！？ 

でも・・・　

でも・・・

故・ジャンボ鶴田が黙っちゃいない！！（私はプロレスファンじゃない・・）

（画像　拝借してきました　すみません）

「人生はチャレンジだ！！」と　墓石にまで・・・　

こちら　鶴田さんのお墓は　以前にも書きました　山梨県　牧丘町にあり　9月に開催される「巨峰の丘マラソン」のコースでもこの　お墓の目の前を通過する　コースでもあるのです。

と　いうことで　　チャレンジしてみましょう！！　やりましょう。。

 

お知り合いの紹介もあり　それよりも何よりも「私共を信用していただいている」という　お客様からの信頼が100％の決め手となり

「では　お預かりします」　という運びになりました。。。

 

でも　まぁ　ここまで　「やったことないから・・・」なんて　無責任な事言いますよね　私・・・　その裏には「やってみようか？？」という　心つもりもあるのですね。。　でも　そこで「じゃ～他店に行きますわ」って　ことになったらなったで　そのお客様からの信用は「そこまで」だったのです　　多くのお客様は「うん　わかった　じゃ~頼むよ」って・・置いていく・・・　まったくの意味不明・・・。

 

 

 

はて・・・　どうなることやら・・・