2015
7/30
GTOのボンネットを加工する その9 裏側塗装のポイント。
- 2015.07.30
- 社長のつぶやき
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子供達は夏休み
こんなに猛暑だと 外で遊ぶのも命がけ 子供達が外で遊ぶ姿を見ませんもんね・・・
そんな子供達の 先の先を見据えて 「大学」が 小中学生を対象とした 夏休みイベントを開催しているらしい
自由研究のお手伝いイベントや 宿題をアドバイスしてくれる教室 と 大学もあの手この手だそう・・・
今や 少子化 「行きたい」という希望と「お金」があれば とりあえずは大学に入れる時代(だそうだ)
いいなぁ~ いい時代だ
今 私が 時間があって お金のことを気にしないで「何がしたい」と聞かれたら 「大学に行きたい」と・・・
歳をとって のんびりできる時がきたら 行きたいな 大学 そして 日本語や英語について学びたい。。
ということで 今日も 凸凹羽鳥自動車大学の講義を開始したいと想いまふ。。。
ボンネットの裏塗りと申しましても・・・
「ただ塗ればいい」
というわけではなく・・・
今回の様な中古部品使用の場合には 今まで使われていた部品を使用するので 汚れを除去して塗装しないと 「色剥がれ」の原因になったり 「エンジンルームの油が塗装の密着性を悪くする」ことであったり きちんと考えると それなりに難問があるのです。
色の調合も同じくで
ビニールが被っていてわかりにくいですが・・・
ボディが赤い色の為 エンジンルーム内も もちろん赤色ですが
同じ赤でも 朱色っぽい 赤なんですね。。
ボディ外側と違い 質感の落ちた赤色 気にしない職人さんは そのまま ボディ色を塗りますが 見る人が見れば 明らかに「???」ってことになります。
質感を落とした赤 しかも艶が半分位抜けている 半艶仕上げになっておりますので 光沢を出すのもNG
裏塗りといっても いろいろあるでしょ??
当大学では そんな 細かいことまで「復元」できる限り 復元することを目指します。
それで 塗装
↑色のみを塗布
↑クリヤ塗布後・・・
↑ここで気になる ボンネットコーションラベル
↑剥がしてしまっても良かったのですが これがないと「眉毛」がない人みたいになるので
多分 お客様も ここの部位にはポイントを置いていないと思ったので 独断と偏見で 今回は マスキングで対応
マスキング とはいえ その仕事は できる限りを尽くします
塗装後 乾燥する前に剥がすことにより 「しっとり感」がでますので 塗装面に触れない様に マスキングを剥がします。
↑ダクトメーカーのユーラスさんのデコもマスキングで残しました
こうすることにより「どこのパーツを使い どうしたのか?」が プラスポイントになるからです。
↑ キレイに剥がして はい終わり
「これじゃ~ わからないだろう」 と クレームの問い合わせが入るとおもいますので・・・
では どうぞ
いかがでしょう??
まだ 塗装部が乾燥していないので エッジの最終仕上げはできておりませんが 乾燥後 塗装エッジのバリ処理をして終了
と いうことで 当大学は こんなセミナーばかり 毎日試行錯誤で行っております。
ご興味ある学生さんは 是非!!
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