引き取り先の銀行さんから「是非 センムに参加してほしい これからの人に参加してもらいたい」と いうことで 昨日夕方より 磯子のかながわ信金さんで開催された「事業承継セミナー」に参加してきました。

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「事業承継」 初めて聞きました  と・・・ この時点で「大丈夫か!?」と・・・

早い話  跡継ぎとなる二代目は「社長になる準備はできているか?」 または 現社長は「後継者へのバトンタッチはできているのか? またはいつするのか?どう進めるべきか?」と いうセミナー。

約30人の参加者の中 年齢もさまざまですが 私は若い方に入るのではないでしょうか?? ほとんどが 現社長の60~70歳前後の現役!?社長さんが多かったのかな??

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私が到着したのが 時間ギリギリの時 部屋に入ると 席は前方に二列しか空いておらず・・・ かな信の担当さんが「どちらか・・・」というので ここは 最前列に席を取ることに。。。しかも仕事途中の抜け出しなので 作業着のままお伺い ある意味目立つ・・・が これが私の勝負服だから ドレスコードがあるわけではないので よしとする。。

 

ここで 今回 講師をする方が 「内藤博」先生

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元 二輪業界におられたお人だそうで・・・ モーターサイクルショーの実行委員長もなされていると・・・  少しだけ 親近感が沸きますね。。

 

で  講義が始まると・・・

・今まで 頭の中では 少しは考えていたが・・・実際には・・・ 

という内容ばかり・・・

ただ・・・ 一つ心に残った言葉が「社長の方々 貴方が動けなくなったり 突然何かあったら 残された社員や家族が大変な事になりますよ!!」 という言葉・・・・

「確かに・・・」 と思った・・・

その他 最前に座って しかもツナギ姿の私は 二代目の餌食になる・・・

講師「ハトリさん!? 自分の会社の設立は何年だか知っていますか?」

や・・・

講師「お宅の会社が今 会社経営できているのは なんでですか??」

という 質問が 私のところに 飛んでくる!!

いやいや 緊張の二時間でしたよ!!

自分の無知さも 同時に知りました。。。

数字的な事もあるのだが それ以外に

・会社を後世に受け渡すタイミングが大切と・・・ 「「会社の社長には賞味期限がある」その賞味期限が過ぎてしまうと・・・よくない」と先生が 言っていたのが ものすごく心に刺さった・・・。 

・ 私の様な「跡継ぎ」に対し 先生は「人と人とのつながりを大切にしろ」と・・・ これは 確かに・・・年齢を重ねてくるごとに そう思う。。また もっとも私が苦手とする分野でもあるので 人とのつながりを 大切にこれからはしていきたいと思う。

でも 皆様 私より年齢も上の先輩方の社長さんが多かった今回のセミナー  皆さん「大変」そうだな・・・と・・・(人のこと言ってられませんが)

それに比べれば ウチの場合 社長である父は ある時から 「仕事」というある程度の「バトン」を私に 投げた・・・ それが 今となっては うちの「事業承継」だったのかもしれない(父にいささか無責任なとこはあったが・・・) だから この様なセミナーがあっても 自分は行かない「オマエが行って聞いてこい」だ・・・。

それだけに 苦労した・・・「アンタが責任取れ」って言われてみたり・・・「お~センムはアンタか!?」と散々言われた・・・ それが 今の糧となった。。 だから 今は 「社長が居なくても大丈夫」な会社にはなっているのは 本当にありがたい それは感謝だ。。

 

でも 二代目として  後継問題に苦労している 先輩方の社長さんを見ていて思うのですが

・社長(お父さん)さんが 非常にしっかりしている会社こそ 跡継ぎの「息子」さんに意識が無い(というより お父さんがしっかりしているから 息子がしっかりしなくても会社は経営していけるし・・・ って感じであろう)

なんて エラそうに私が言えた義理ではないが 

「ウチの息子はね~困ったよ」と 言いながら息子には 何もやらせない 社長が多い様な・・・ 

それと比較し 私の父は あるところで 「わたしに 丸投げ」したので わたしは「やらざる得なかった」のである・・・

だから 時に「どうしたらいいんだ??」って 社長さんに言われるときあるが 私は「上記で述べた「丸投げ無責任作戦」のお話をする。。

だって 息子として 常に父が頭の上にいて 抑えられていたら 「やらなくて」いいもん。。。

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でも 「丸投げ」しすぎは 息子・二代目が 突然逃げ出す可能性もありますので ご注意を。。。

 

と いうことで 昨日のセミナーの ご報告でした。。。