2012
9/30
愛着のある一台 ユーノスロードスター フレーム修理 塗装編 その4
- 2012.09.30
- 社長のつぶやき
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間が空いてしまいまして・・・すみません
あの黄色いロードスター いよいよ塗装です。(以前の日記はカテゴリー「ユーノスロードスターファンの話題」からご覧ください)
今回は フロント事故以外の部分で ボディを見てみると 黄色が褪せてしまっておりまして このまま塗装すると 修理したところと しない部分で 艶感の違いから 色が違って見えます 色褪せた色で調色すればよいのですが それでは・・色褪せたカラーに塗ることにもなるし しかも黄色 退色は非常に激しいです お客様にご説明をして ある程度の面積を塗装する事をご理解頂き 作業開始!
↓ まずは 液体パテとも呼んでいいのでしょうか?「サフェーサー」を塗ります。この「サフェーサー」は錆び止めの役目や下地のリセットの役割もあります。これを塗布するのとしないのとでは これからクルマを乗っていく上で差がでます。
↑黄色の下色に具合の良いサフェーサー色を調合してつくりました
下地は終了し いよいよ塗装です。
↓黄色の下色を塗り重ねます。
塗り重ね 塗り重ね 鮮やかさが だんだん出てきます。
↑はい! いかがでしょう!?この感じ。。
↑こんな感じで 塗装をしていくのです。。
フレーム関連も錆び止め処理後 塗装します(新聞紙で見苦しくすみません)
こうして この後 塗装が終わり 磨き作業 組み付け作業 納車 と進み。。。
組み付けでは 今回 純正ではない 社外バンパーの為に 電気配線も加工↓
↑左側の配線が純正の配線 右側が製作途中の配線
↑更に加工して 上の黒い配線が完成形 純正みたいでしょ!? こうしておけばショートや接触不良の心配もないし。。
↑もちろん いつもの ドアウエザーストリップの水浸入防止の加工も 新品部品に施します。。
そんなこんなの作業を経て
完成しました。
あそこもこうしてあげたい ここもこうしてあげたい・・・ と 当初予定よりも 大きな作業になってしまいました。
お客様も きれいになった後 他にも気になる部分が・・・ってことで 現在お打ち合わせ中 (なかなかメールできずにすみません)
こうしてまた お客様のクルマが完成し 私の心の中での「クルマいじり作業の一台」が完成してのであります
出来上がったクルマを 指でなでるとツルツルしたボディ 今まで くすんでいたテールランプも磨きでツヤツヤになって「いいなぁ~こんなの乗って 海の太陽の下や夜の水銀灯の下で写真撮りたいな」なんて お客様のクルマを見て思ってしまいます。
「じゃ~自分でできるんだから 自分のクルマやればいいじゃん!!」といわれますが
「自分の車はいつでもできる」と言う考えからか・・・ できないんです やってしまったら 仕事になりませんし・・・ね。
お客様のクルマで夢を見て夢を叶えて 一緒に感動する」なんとも勝手な板金塗装屋の作業は 明日も続きます。。。
今回 この車両をお預かりさせていただく前 お客様にご来店頂いた際 お客様の「クルマに対する思い」が 大きく 正直
「お客様の思いに応えられるか?」と思いましたが お話していくうちに お互いの「クルマに対する思い」が一致したために 今回 こちらの車両をお受けさせていただきました ありがとうございました このクルマを私共の手で修理させていただけたこと 感謝いたします。
また 新たなるユーノスの旅にでるのです。。
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