2016
7/08
羽鳥貴久のドライビングスクール 開催中!!
- 2016.07.08
- 社長のつぶやき
- 0
おはようございます。
順番に作業しておりますが 毎日 順番に進まないのが仕事・・・
大口の 大きなお取引先様からの緊急の電話 そして作業・・・
昔からお付き合いあるお客様からのご依頼・・・
新規お客様からのお問い合わせ・・・
と・・・ それも「今無理です」と断れない案件ばかり。。
いやいや・・・本当に困りました・・・ ただただ・・・ありがとうございます ありがとうございます 頑張ります。。。
で 昨日解決した作業依頼
お客様Kさま「マニュアルミッションのクルマなのだが クラッチが滑っている様子・・・」
↑(本題とは関係ありませんが クラッチの部品)
わたし「では 一度みてみましょう」
Kさま「このまま乗っていたら??」
わたし「クラッチが滑っている状態で乗り続けるのは 具合はよくありませんね・・・」
Kさま「では早々に持ち込みます」
と いうことで 緊急入院患者さん 軽のパジェロミニのマニュアルミッション車
で 早速にお客様がご来店 新規なので いろいろお話を聴くと
Kさま「現在 自分のクルマと 親のこのクルマとを交換して乗って 一ヶ月が過ぎたのだが 発進時に クラッチを繋ごうとすると 異様な音がする」
わたし「はい はい」
Kさま「で クラッチ板が滑っているので 見て欲しい」
わたし「では ちょっとクルマを動かしてもいいですか??」
Kさま「ハイ お願いします」
で その場で クラッチ操作をすると ブンブンブン~と ブレーキを踏んだまま クラッチを繋ぐと エンジンが ストンッ! っと・・ エンジンが停止・・・ その後もいろいろとクラッチに負担を掛けて点検をするも クラッチ動作は正常だ。。
わたし「あれ・・・ クラッチは正常っぽいのですが」
↑クラッチ板 クラッチカバー (本題とは関係のない画像ですが)
Kさま「おかしいな・・・ 今日は音がしない・・」
では ちょっと この辺を試乗してみますか??
と 私が運転 お客様が助手席で 発進!!
わたし「うむ・・・ クラッチの滑り感は感じられませんが・・・」
K様「おかしいな・・・ いつも 停止時から2速スタートする時に「壊れているのでは?」って位に 音がするのだが・・・」
わたし「2速でね・・・」
と二速で ゼロ発進・・・
わたし「う~ん 調子は悪くなさそうですが・・」
Kさま「おかしいな・・・ 普段なら 音が「ガガガ・・・」とギヤっぽい機械音がして ヤバいのでは??と思う位に・・・なるのだが・・・」
わたし「では お客様 ちょっと乗ってみてもらえますか??」
と 運転手交代・・・
(夜な夜な テクノゾーンでは そんな試乗が繰り返されるのであります)
K様が発進するも その音は出ない
・・・
Kさま「ガガガ・・・」と二速発進・・・ ガツン!とクラッチを繋ぐも 音は出ない・・・クラッチは滑っていないが・・ 2速での発進時にかなりの半クラッチ感・・・
わたし「いつも2速発進のこんな感じで乗られてます??」
Kさま「はい その音を聴いた友人は「クラッチのカバーとベアリングではないかと??」
↑(画像は関係のない カバーとベアリングの画像です)
わたし「ほう・・・」
そんな話をしながらも
Kさま「おかしいな・・・」 「ガツン!!(クラッチを繋ぐ音) ブゥォ~~~ン(半クラッチで無理やり発進している音)」
わたし「ちょっと・・・」
Kさま「はい??」
わたし「いつも こんな感じで2速発進です??」
Kさま「はい」
わたし「今の乗り方 クラッチにかなり負担かかっている様な気が・・・」
Kさま「えっ!」
わたし「このクルマ ゼロ発進時1速の方が良いかも・・・2速ならもっと穏やかに発進してあげないと クラッチが痛んで壊れますよ」
Kさま「いつも乗ってる軽トラックは2速発進だから・・・」
わたし「この車は2速発進はちょっと厳しいかも・・ クラッチの酷使で ベアリングなりカバーとの干渉部から音が出てるのかも・・・」
Kさま「マジっすか!!」
わたし「だって 滑ってもないし 壊れてもないですよ 現時点では・・」
Kさま「いつも二速発進だから 一速の時には音が出ないかも・・」
わたし「これ「クラッチを交換して」というのであれば 交換いたしますが・・・ それが原因ではないかと・・・」
Kさま「あら・・・そうですか・・・」
と いうことで 「様子見」と とりあえず 一速発進に改め 乗っていただくことに。。。
こんな案件 悪い修理工場さんだったら 「クラッチ とりあえず作業しましょう」と 進められて・・・結局 直らない とか・・・ いや ウチに来て良かったですねぇ~
と いうことで 男二人が 夜のテクノゾーンをパジェロミニでグルグルした 七夕の夜でした。。。
コメント