今日のバックミュージックはこちらで。。

http://www.youtube.com/watch?v=4NTsepgI-Mw&feature=related

(「月の砂漠」発祥の地って御宿海岸(千葉県)だったんですか!?初めて知りました) 

さて・・・ こちらの話題もUPしようUPしようと・・・なかなかできずにおりました。

昨年末 事故のついでに全塗装と生まれ変わったこちらのスバルヴィヴィオ君ですが

 以前より オーナー様から「時々エンジンが息をつく様な時があるが プラグやその辺りの部品を交換して行ったら 直った!?」が 突然エンジンが掛らなくなった症状が出た

以前より気にはしていました「燃料系統」 今回は燃料を中心に見て行きましょう ということでお預かり  入庫前に お客様に「燃料ポンプ」の作動音を確認して頂きましたが エンジンが調子悪いときには やはりポンプが動いてない 様子。 これで 答えは簡単「燃料ポンプでしょう」と。。

リヤシートの下に燃料タンクが付いており そこにポンプがセツトされております。

↑ネジで簡単にポンプを取り外すことができます  ポンプが姿を見せましたが・・・「なんかすごい錆てるんですけど・・・」

↑タンクの中を覗くと・・ ガソリンの色にしては濁りが・・・

↑とりあえず ガソリンを抜き取り 中身を確認しようと タンク内に残ったわずかなガソリンを抜き取ると・・・濁ったガソリンと共に 錆のカスの様なものがバラバラと・・・

↑抜き取った内部を覗く・・・「なんだこれゃ・・・」

↑錆なのか イタズラで砂でも入れられたのか!? でも 錆だったら タンク内にとっくに穴が開いていてもおかしくない って位の量で して それはまるで砂漠の様にタンク内が半端な量じゃないんですよ!!  砂漠化したガソリンタンクで この錆の粉が燃料ポンプの詰まりの原因になっていたのですね でも こんなに酷いの初めてです。。 長期保管時に子供のイタズラで給油口に砂をいれたのではないか!?って位なんです ホント。。

 

思い起こせば このクルマ「長い期間 乗らずに置いてあったものを譲り受けた」とお客様 言ってたわ・・・ でも それにしても これは純情ではありません。。 まさに タンクの中が砂漠化しております♪月の~砂漠の~♪と・・・

↑ガソリンを入れたじょうごもこんなに・・・

 

↑外した燃料ポンプが乾燥して 吸い込み口のフィルター部をみると 土の塊みたいに・・・ 砂漠だ・・・

 

これゃ タンクそ清掃して というレベルではなく 「ガソリンタンクがエライことになってまして・・・ 交換させてください」とお客様に報告 お客様の手配により 中古の良品が届きました。

 

↑届いたのがコレです。

 

↑タンク内部はこんな感じで 「グゥ~グ~グゥ~」ですね

 

↑もちろん錆び止め塗装を外側に タンク内部は 防腐剤を投入

 

↑今回の中古についてきたポンプもきれいです 

今回ポンプは違う車種のものを流用し パワーUP!!  

お客様曰く「レガシーの燃料ポンプがヴィヴィオに流用できるらしく パワーアップも期待できる!」とのことで その手の情報は メーカー側では一切公表しておりませんので お客様に情報を調べてもらい 部品調達をしていただき 準備完了です。

↑これが燃料ポンプの心臓部 モーターです 右がレガシーのもの 左がヴィヴィオの純正品

↑ビルトインです!! この後気が付いたのですが 下についている網の様なもの 茶漉しの機能をしているストレーナーと呼ばれる商品ですが これはわずかな形の違いから ヴィヴィオ用を使わないといけない事が判明 ・・・ しかし クルマ好きな一般の人々がこんな作業を自分達でするなんて なんともチャレンジャーというか器用というのか・・・感心します。。(この流用も元々は普通のクルマ好きが作業したものと思われますきっと)

 

↑そして タンクの外された ボディ下部は こんな時にしかできない 防腐処理を施してから タンクを取り付けます。

↑じゃん! いかにも 新品みたいなタンクです。「お願いだ これで快適に動いておくれ・・・」と祈りながら タンクの取り付け 燃料フィルターの交換と 組み付けていき 完成!

 

見事 復活を成し遂げました!!

この後 お客様から「非常に調子よくなった」と  よかったです。。

この後 平均燃費は20km/Lだそうです すごい!!

 

が お次はこのクルマ 雨漏れがある・・・とのことで 今度は雨漏れ修理をしないといけません

 

今週も今日も沢山の お客様のご来店 ありがとうございました  「ブログ見てるよ~」「ブログ見て来た~」なんて ご来店のお客様 どうもありがとうございます。 お困りの際にはいつでも相談ください 精一杯頑張ります!!