2017
4/07
病院内にラジオリクエス saab900のガソリンタンクを直す その2
- 2017.04.07
- 社長のつぶやき
- 3
おはようございます
昨日だっけな?一昨日だっけな? ニュースでやってました。
病気で入院している子供達に「元気になってもらおう」ということで 病院内の放送設備を使ってラジオ局を開設 するという なんともナイスなアイデアが取り上げられていました。
小児病棟にはリクエストBOXがあり そこに「~~が手術です リクエストは~」と お手紙を書くと 後に病院放送局DJが読んでくれ 好きな音楽をかけてくれて 元気がもらえる という アイデアですね~ 読んでもらえた子供はうれしいでしょう。
そんな話題とは 偶然にも 私も 会社の営業がてら たまにFM横浜にリクエストを送りますが 偶然にも昨日紹介されましたよ 夜の番組で うれしいもんですね。。
病院という 限られた場所で ちょっとした アイデアで 院内が明るくなる 素敵ですね。。もちろん仕事場も同じ こうして眠らない会社は作られているのです。。
ということで 本日もいってみましょう
全体的に 痛みの激しい タンクですが とりあえず やってみましょう
ペーバーをかけ
溶かし
ピンを打ち込み
そして 塗る
で 乾燥を待つ・・・
ここでの この接着剤の役割は「割れ目の隙間を埋める」もので「割れた部分を接着させる」ことではないこと ご理解頂きたい。
正直 この手の修理は 経験がありません 保証がありません でも そんな無責任なことは言えません
確実な方法は「純正部品が生産中止なので もう乗るのを止めるか ガソリンタンクを作り直してください」というのが 明確な回答だろう。だが タンクを作るといえば 誰が?幾らで?のレベルだ。
だが 今まで チャレンジして乗り越えてきたトラブルも多々
とりあえず「やってみよう」。。それで 当社で修理した何台もの車が元気に走っております。(わずかではありますが
よく言われる「お宅の技術はすごい」と・・・ 別にすごくありません・・・
だって このブログを見ている整備士の方々の多くは 今回のこのガソリンタンクについてもこう言うでしょう
「そんなことしたってさ ガソリンの圧力が掛かって 溶剤に侵されたら くっつかないでしょ?」
とか
「それ やってダメだったら お金はどうするの? 商売にならないでしょ?仕事だよ仕事」
って・・・ 正直 この修理に手を出すメカニックは何人居るか??
そんな事柄を本日まで 当社はやってきている それがネタとなりここで書かせてもらっている ただそれだけで 何の技術も難しい計算もない・・・ ただ「やるだけ」だ。。
と お客様のご理解があるからこそ 成せる技なのでもあります。
コメント
おはようございます☆
愛知は雨です・・・
桜も散っちゃいます・・・
昨日の午前中に納車したコペンのオーナーから夕方電話があり、何か不具合!?とビックリしたのですが、「ルーフのガタガタ音って直る? あと、扁平タイヤで乗り心地悪いから変えたい。また預けていい?」と(^^;)
「コペンの醍醐味と思ってある程度のガタガタ音も楽しみましょう(笑)、タイヤもコペンにコンフォートタイヤは合わないしキャリパー当たる可能性が。それと、予定が立て込んじゃってるので今お預かりするといつ戻せるか・・・」
格安・迅速な業者がいっぱいあるのにうちに連絡をしていただけるなんて嬉しい限りです!
羽鳥鈑金さんの会社のような予約待ちにはほど遠いですが、リピートしていただける会社になりたいですねぇ。
ところで、社長は添加剤や漏れ止めなどはどうお考えですか?
よく、オイル漏れ止め剤や燃料タンク水抜き剤、オイル添加剤などを入れてくれと頼まれるのですが、正直私は好きではないんですよね。
オイルや冷却水の漏れや滲みなら原因を直すべきですし、水抜きも、やるならタンクから抜き取り、今後水が溜まらないような管理を薦めたいです。
何よりも、余計なものを入れたくないんです。
説明してもどうしてもやれと言うお客様にはやりますが・・・
ほとんどの人がガソリンスタンドなどで「(添加剤などを)入れないとヤバいです! 入れれば直ります!」とあおられてその気になるようですが・・・
お疲れさまです
お仕事の依頼 うれしい悲鳴ですね。。
でも 修理した直後の電話には「えっ!」って びっくりしますよね 確かに。
添加剤ですか・・・
私 あまり考えておりません
というより どちらでも良いかと・・・
というのも 無駄に薦められて入れるのはどうかと思いますが
人間で言えば いわゆる「サプリメント」みたいなものですよね。
漏れ止め剤を入れたことで 機能までもが制限され 後々取返しのつかないことになってしまうのは考え物ですが・・・ そうでなければ最近は気にしません
が 私から お勧めすることはあまりありません 。。
その説明は軽くして それでも入れたい というお客様にはそれに従います。。
これは何を塗って埋めているんでしょうか。
うちは、トラックの金属タンク(軽油)から燃料が漏れるから修理してくれとの依頼がチョイチョイ来ます。
200~300Lタンクを幅5cm程度のステー2本で支え、ずっと振動に耐えながら泥水を掛けられて頑張っているのですからクラックも入りますよね。
接触部には当てゴムもありますが数年もすれば硬化してしまいます。
多くの場合が、ステーと接触している部分にわずかなクラックが入り少しずつ漏れてしまうのですが、この部分は補修しても同じなんですよね・・・
新品タンクでも4~5万なので交換を薦めるのですが、減車計画のトラックにはお金を掛けたくないとの理由で修理を懇願されます(減車するとか言いながらその後も使うことが多いのですが)。
やむなく修理する場合は耐油のガスケットなどを盛ってその上から鉄板などを当てていますが、これまでのところ半年~1年は大丈夫です。
半年もすれば別の箇所から漏れ始め、結局タンク交換することになるので、1年以上の観察はできていないのです・・・(^^;)