おはようございます

日本シリーズ 熱い戦いが繰り広げられておりますね。。

 

さて 本日から11月

 

先日 お問い合わせの電話

Aさま「中古車で購入したホンダN-BOXなのですが クルマが小キズだらけで気になって・・・」

わたし「はい」

Aさま「自分でも磨いてキズ取りしたりしているのですが・・」

Aさま「特にルーフ(屋根)のキズが落ちなくて気になるので塗装したいのですが・・・」

わたし「おおよそ5万円~10万円ってとこでしょうか」

Aさま「是非 塗装をお願いしたい」

と・・・

わたし「構いませんが 仕上がりの説明等ございますので できましたら一度現車を確認させていただけないでしょうか??」

Aさま「いえいえ 御社には以前お世話になってまして その仕上がりは知っておりますので 全然かまいません」

わたし「あ~そうですか ありがとうございます。では一度 見せてください」

 

と いうことで 早速に 昨日ご来店のAさま

ご無沙汰しております~~ なんて ご挨拶で 思い出しました!!

こちらのお客様 お客様レベルで言うと「特A」となる わずかなキズも気にする クルマ好きなお客様!!

Aさま「自分でポリッシャー(磨きの機械)を持っているので 自分で磨いていてキズを取っているのですが・・・」

わたし「基本 我々が使うものとは違うと思いますが・・・」

Aさま「いや 私も回転する機械ですから 同じ工程かと思うのですが・・・」「でも自分で磨いても落ちないキズは塗装しなくてはいけないのでお願いしたい」

わたし「どれです??」

と実際のルーフを確認

Aさま「磨いたのですが このキズは深くて取れません」

わたし「磨きでいけるんじゃないです??」

Aさま「いや 私磨きましたから・・・」

Aさま「そのほかに ココにも ココにも・・」

と・・・ 確認

私「イケるんじゃないですか??この位であれば??」

Aさま「私も機械で磨きましたが 無理ですから 5万円で塗装してください」

わたし「嫌です お宅細かい事気にされるユーザーさんに5万円の塗装では喜んでもらえないから 嫌です」

Aさま「じゃ~どうすれば・・・」

わたし「お金を出してください」

Aさま「でも 足代わりに買ったセカンドカーだから そこまでクオリティの高い仕上がりは求めていない・・」

わたし「じゃ~このまま乗った方が良いのではないですか?? このキズで錆が発生することもありませんし」

Aさま「でも気になるんです」

わたし「じゃ~磨いてキズを落として乗られたら??」

Aさま「磨きでは 落ちない」

わたし「いや 落ちる」

Aさま「私も磨いた」

わたし「お客さんねぇ 私がチャーハン作って「俺のチャーハン美味しいから」って言われても「??」ってなるでしょ??」

「それと同じでね プロにはプロの味付けとか技っていうのがあるんですよ お客さん この業界の人でしたっけ??」

Aさま「いや違いますが・・・自分でも磨いて・・(とまだ言うか!?)」

わたし「じゃ~ちょっと見せるから」

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と 磨きの機械を用意し 磨き始めると・・・

Aさま「うぉ!!キズが取れた」

わたし「別のキズも磨きます」

Aさま「うぉ!ここのキズも落ちた」「じゃ~ここのキズは?」「ここは?」

わたし「はい はい」

Aさま「あんなにキズがあったのに 消えている!! 使う材料が自分のと違うのか??機械は同じなのに!」

わたし「あのねぇ・・・ 私がね「すし握るの自分上手いっす」とかいってね「三崎で仕入れたマグロでね私が握るすしは旨いっすよ」って 例えば あの数寄屋橋次郎の親方に言うか!? って位に 同じ事私に言っている様なモンです」

わたし「すみませんが それだけにポリシーをもって30年作業しておりますので やり方とか道具がとかそういう問題ではありません」

Aさま「すみませんでした  では この磨きをお宅にお願いしたいのですが・・・」

わたし「ウチでは受付ません 専門の「匠」を紹介するから そっちに行ってください 私のクルマもそこにお願いしてるから」

Aさま「えっ!社長のクルマも!?」

わたし「はい だって それだけにウデが良いから・・」

と 「今回の料金は要らないから匠のお店でコーティングをやってくれ」と お願いして終了。。

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その時々に対応した 材料や技術で対応しているものを 簡単にも 出来てしまったらねぇ~

クルマの磨きって 本当に奥が深いんですよ そんな簡単にマスターできたら みんなコーティング屋さんですよ。。そんなに甘くないですって・・・。

でも それをお客様が理解していただけたので それだけでも大きな収穫かもしれませんね。。