2017
12/16
車のボディ下部の錆塗装について スズキエブリィのボディ下部錆止め塗装その1
- 2017.12.16
- 社長のつぶやき
- 2
おはようございます。
お問い合わせの多い「ボディ下のフロアの錆止め塗装処理」
お客様としては「施工をすれば クルマの寿命はUPする」と思われがちですが
確かに 新車に施工する分には「厚塗り」をして錆を防ぐ方法はプラスでしょう
ですが
例えばですね
↑この様に すでに「錆びてしまっている」車両はどうする??
画像の様に複雑に組み込まれたパーツ これを どう錆取りしますか?? 一点一点部品を外して処理すればできるでしょう
が 車体にパーツが付いている状態では 不可能に近いのです。
例えば 上の画像から予測して パーツを外すとしたら
・エンジンサブメンバー取り外し
・ミッションマウント取り外し
・プロペラシャフト取り外し
と・・・ かなりの重整備 それに エンジンマウントやミッションマウントも外したついでに交換しません?? って 幾らかかるの?? って なりますよね??
そうこうしていくと 50万円なんてくだらなくなってきます。
そう考えると 錆びているクルマに防腐処理をするには かなり難しい作業になります
で・・・
で・・・
我が社で研究しているのが
「錆の上に錆止め処理をするとどの位 錆止め持続するのか」
で 昨晩
10月から放置の良い感じで錆びてきている ディスク板に
↑マスキングを施し
↑日付けも書いて
↑わざと錆の上に 錆止めクリヤ塗装を施工
↑艶のある茶色部分が 昨日塗装した部分
これで 錆が進行しないのであれば 一時期だけにしても「錆は止められている」ということになる。
本当であれば「もう完璧です錆びません」って言いたい所ですが・・・
錆たものに対して 錆部を完全除去しない限り「完璧」はありません
錆というものはそんな簡単なものではありません
だからこそ 何十年と クルマ好きな人々は「錆」と戦ってきているのです
で
お客様から 許可が出たので
これより お伝えしていこうかと思います。
コメント
羽鳥様
いつもお世話になっております。
錆の研究、とても気になります。
研究対象で良いので
私のピアッツァにお願いできませんか?
よろしくお願い申し上げます。
平山
平山様
平山様のお車の下回りは 具合良かったかと記憶しておりますが・・・ですが30年選手となったクルマですので 作業する価値はあると思います。
錆びる前に施工する事がお勧めですので 来年あたりに施工いたしましょうか
どうしてもボディ外側に目がいきがちなクルマですが 下回りもやはり気にしてあげる部分でありますよね。。
そうすることにより あと何十年と行けると思います。。