2012
12/04
豆腐屋の配送には不向きなAE86トレノ 錆取りからの全塗装!? その7 いよいよ塗装
- 2012.12.04
- 社長のつぶやき
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今回の塗装は 白いパール ということで いつもの塗装工程より作業が多くなっております 俗に3(スリー)コートパールと呼ばれていますね
順番でいうと・白色ベース塗装→パールとベースのニゴシ塗装→パール塗装→クリヤ塗装といった順番に塗装していきます
ちなみに 3コート以外の塗装の場合には ベースカラー→クリヤー となります。
では まずは ベースカラー
↑こちらが ベースの白色です 昨日にサフェーサーの白を塗装しているので 色はある程度近似色で決まっているので 回数を重ねて深みを出します。白色のベースは5回塗布します
↑白色の全塗装の際 まず 青や赤(お客様の好みに応じ)を塗装してその上に白を塗り重ねると鮮やかさが出る なんて塗装方法もありますが・・・これも ご予算に応じ対応させていただいております 下色を入れると 太陽光や 光が強く当たった時など その鮮やかさを発揮するのであります
↑こちらが カラーベース(白) 今の塗料は 塗装し乾燥するとツヤが無くなるタイプです ですから艶消しの白みたいな質感に・・(艶消じゃ~ありませんので)
↑で お次は キラキラと鮮やかな白パールの登場です。 ですが 一気にパールの塗装にはいきません スプレーガンに残っている白色に パールを混ぜて塗装する「ニゴシ」塗装をします こうすることにより 色に落ち着きがでるのです もちろん 色の鮮やかさなども変わってきますから 補修塗装をする際にはそれも考慮して作業しないといけません。
↑分かりやすくお伝えするとクリヤーにパール(真珠)の粉が入っているのがパールです。
キレイですね~ かき混ぜてると芸術の様に パールがクルクルと・・・
↑裏側ももちろん塗装します
↑この画像 今回 ご予算の関係で各パネルは取り付けたままの全塗装 もちろんドアも付いたまま この際助手席の足元付近のマスキングが凹っとしているの お分かりになりますかね?
↑拡大です ここにスペースを作ることにより ドアの内側を塗りやすくなるのです これは 社長に その昔 口すっぱく言われた部分「マスキングをココは余裕もって スプレーガンが入る様にするんだ」と。。 ある意味「技!?」
↑開口部も塗っていくのです。。
↑ニゴシ~パール塗装 ↑の画像の白の時より質感がちがいますね。。(ツヤが出ていないので 分かりにくいですが。
↑パールの質感 まだわかりませんね~ やっとここまできた~って感じです
この時点で 下に塗られた自家塗装の悪影響は出てきておりません よって 塗装も安心してすすめられます。
ここでは ニゴシ塗装を2回塗布 パールは5~6回塗布します
↑さて いよいよ最後の仕上げ クリヤー塗装です。
クルマをグルグル回りながら塗装していると 一周してくると 最初に塗装した部分は 乾燥しています それを塗り重ねていくのです。。
これから塗るクリヤの塗布回数は3回 塗料の量とクルマの大きさを考慮して平均的に塗膜を作っていきます。よく「クリヤを厚塗りしてください!!」なんてお客様いらっしゃいますが・・・ また 雑誌等で「クリヤを5コート」とか書いてあると 俺も~ なんて思ってしまいますよね でも回数塗ればよいわけではありませんので・・・
↑ と 書いているうちに バタバタと・・・いうことで 塗装完了~
だいぶ歪みも取れました 本当はもっと手を掛けてあげたいところなのですが・・・ 予算の都合で・・・っても かなりキレイになりました
クリヤも最先端クリヤの3:1タイプの硬いクリヤを使用してますので ツヤ感もバッチリ!
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