2013
2/02
デント業者さんに職人を見る学ぶ デントリペア編
- 2013.02.02
- 社長のつぶやき
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いつもの駐車場に車を止め当社の前を歩いて通る ご近所の工場にお勤めになられているお客様から
お客さま「買い物に行ったらさぁ 買い物して戻ってきたら ドアがこんな感じに!」
その ドアを良く見ると ドアパンチですね・・・ガッチリと。。
ドアハンドル(ドアの取っての高さ位のドア中央部にエクボがあります)
私「うむ~これは 板金塗装で6万円位ですかねぇ~」
お客さま「やっぱり・・・」
お客さま「このままで良いといえばいいが・・・でも 気になるし・・・」
私「う~ん 打つ手はないのではないのですが~デントという裏側から凹をたたき出す工法が・・」
お客さま「それだと 塗らないから安く仕上がるね!」
私「確かにそうなのですが~ ご紹介できる業者様を知らないのです・・・ごめんなさい」
お客さま「そうか~ 何とかならないものかねぇ~」
私「当社にも よく営業に来られるデント業者様が居ますが 実際に作業を見ていないのでなんともいえないのが現状でして・・・」
お客さまのクルマを 初めての業者様 しかも知らない人に任せるのは私としても無責任と思いまして・・・今までこういう「デント作業」はお断りしてきたのが現実なんです。デント作業って 簡単そうには見えるものの・・・その奥は非常に深く「簡単に裏からペコッ」っていかないのです 私も時折りデントの真似事を良くやりますが そんなに上手くいくわけがありません よって私共もデント作業はしないのです。
そんな折 Mr・X氏に相談
私「あの~デントの業者さん~」
Mr・X氏「お~紹介するよ~電話してみてよ~」
私「あ・・・あ・・・ありがとうございます」
正直 この人意外に聞ける人が居なく この人に断られたら お客さまに「当社では無理かも」ってお伝えしようかと思っていたのです。
私「いや~助かりました ありがとうございます」
Mr・X「いやいや・・全然全然」
でもって 早速 その業者さんに連絡
「え~~とね いつでもいいですよ」
って ことで 翌日 お客さまに時間を頂き お車お預かり
↑きっと この後姿だけで 分かるのでしょうねこの人を知っている人は
挨拶も早々に
「では 始めます」
と 道具を用意する業者さん
始めたと思ったら 早い早い・・・
「トントン」
「カチャカチャ・・」
道具の触れ合う音と 歪みを取る際のわずかな叩き音が静かにし 時が流れていきます
作業を見ながら デントについてお聞きすると「う~んコレね 誰でもできるのよ 私そんなにすごくないし」と柔らかい口調と腰の低い体勢と 柔らかい人柄 それとは裏腹に作業をするその背中は何とも言えぬ「緊張感と目の前のエクボを治すという強い信念」を感じた そんな人って 「絶対やってくれること」 僕知ってます。。
「はい 終わりました 確認してください」
と その際 私は 外出してしまっていて・・・最後まで作業を見ることができませんでしたが 外出から戻ってみると・・・
「すごい・・・ ここまで治すのね」
って位 凹は完全に消されています・・・私がやる「エセデント」とは違い すごいです!
その筋には そのプロがやはり居るのです。。
私共も今に甘んじず 日々学び「その筋」をきわめて行きたいと思う 新しい朝です。
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