2011
2/12
外からは分からず・・・
- 2011.02.12
- 社長のつぶやき
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左側面事故のこの車両・・
左の前〜後部までの損傷で 左フロントホイールにもキズがありますが足廻りの損傷はキズのみといった感じ
お客様も「足回りが心配」と言っておりましたので「修理後四輪アライメントを確認してみましょう」ということで作業を進めまして・・・
作業途中の画像です こんな感じで左側面を 浅く広い範囲でガリガリと・・・
最後に四輪アライメント測定調整 足回りには大きな狂いもなく一安心〜
と思いきや・・・
丁度 左前タイヤの後ろから覗くと見える部分
下から覗いて〜
スタリライザーリンクが外れてます 外れてる図
通常ですとこの位置でこの様に付いてる図
この部品は「スタビライザーリンク」というパーツで 走行に安定性を持たせる為の部品で
今回損傷していた部分は 足回りとそのスタビライザーを繋げている「リンク」と呼ばれている ヒトで言うところの「関節」部分の部品 通常・経年劣化でも痛む部品でもありますが 今回は丁度 事故と経年劣化とが同時に重なったのではないかと思われます。
通常 今回の様な損傷であれば 足回りは「点検」程度で済ませてしまうケースが多いですし 試乗して問題なければ「OK」と判断されてしまいがちな部分です ですが 発見でき部品交換にて無事に納車となりました。
初心忘れずべからず ですね。。
この車両 通常修理時約38万円のお見積もり お客様の希望「保険に入ってないのでなるべく安く」との事でリサイクル部品の使用により21万円にて作業させていただきました。自動車の修理は予定外の出費 少しでもお客様の負担を少なくする事も私達の仕事です お困りの際はご相談ください。。
当社で 四輪アライメントテスタを導入し かれこれ10数年経過しますが 今では当たり前に 足回り部品交換や損傷の点検に測定器として使ってますが このテスタが無かったら・・・今回の様な事故時は「う〜んボディ寸法数値では問題ありません」程度の回答しかできず わざわざアライメントまで掛けては!? という判断になるんだろうなと・・・
その昔は「感」で修理していた足回り 今は「データ」のより より正確で安心してお客様に納車ができる事が私共の 足回り修理後のクレームがゼロの自信に繋がっているんですね。
当社では 更なる規模拡大に向けて こんな作業のお手伝いをしてくれるスタッフを随時募集しております
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