2011
2/19
重ステをパワステに VOLVO完結編
- 2011.02.19
- 社長のつぶやき
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こちらも その後の状況の報告が遅れておりまして・・・
重ステをパワステに変更 しかも電動パワステに との作業
まあクルマを眺めているだけでも この年式のデザインやシルエットは特別ですね 美術品といっても良いのでは!?
なんて のんびりした事言っている場合ではありませんね 作業作業
前回は各部のパイプを溶接して スズキワゴンRの電動パワステユニットとこの ボルボのユニットとの合体作業が終了した所でした「ハンドル周りの部品を溶接して そんなので大丈夫なの??」と 作業前 勉強する前は確かに私もそう思います・・・が!!ちゃんと下調べはしました(何せ通常修理ではこんな事しませんから!はっきり言って このジャンルは「製造業」の範囲ですからね)
画像の拡大は 純正のハンドルシャフトのジョイント部の溶接部分です メーカーですから もちろん強度や耐久性を考慮した作りになっています それを参考に「どこまできちんと溶接すれば良いのか 厚みはどの位に収めればよいのか?」等々を現車からデータを把握して実践に移していきました。パイプのジョイント部も溶接だったんですね純正も!しかも表面のみの溶接で 逆に驚きました。
今回 切り刻んだパイプ郡達・・・
さて・・・本体を車体に取り付け具合を見まして ハンドル廻りを組み付けます この際に 今度は ウインカーのセッティング(ハンドルが戻るとウインカーが元に戻る機構)や 位置等々をセッティングしていきます。なかなか良い具合に収まってきましたぞ。
電動パワステ ですから 動力は電気です この電気配線から逃げる事はできません とはいうものの 私 工業の電気出身ですので 比較的電気は好きですが・・・今回のこの 動力ユニットを動かす為には「・回転信号・車速パルス」が必要になります 車速はどうにでもなると思いましたが「回転信号」だけは・・・ 何とも「ワゴンRの回転信号は三気筒エンジンの四パルスを発生している それを擬似信号として作りださないと電動では動いてくれない」との事・・・取り付ける車体は 軽自動車のエンジンでもなければ 何パルスなのかも不明 無論こんなハイテク信号の付いた車両ではなく・・・ひたすら学ぶ 学ぶ・・・その筋に詳しい方の協力の末になんとか解決。
無事にユニットも動き 軽々ハンドルを体験!これゃ〜旧車乗りの方々が付けたくなる訳がわかりましたわ。。奥様も簡単に車庫入れできますよコレ!
(一部のモザイクは製作者に迷惑がかかるといけませんのでモザイクとさせて頂きました)
キボシの作成 ホーンスイッチの製作 等々・・・ 大きいスイッチではセンスも悪いので スイッチは小さく その分リレーをかましてスイッチに負担を少なくし 保護カバーをつけて安全面も配慮
シートも付き だんだんと完成に・・
ホーンスイッチも運転に影響の無い安全な場所を座りながら考えセット
配線もだいぶスッキリ!
最後に試乗を繰り返し 安全面でのテストにテスト
そして無事に完成しました。
長々とお読み頂きありがとうございました
正直 部品の無いクルマだけに失敗は許されない(あたりまえですが) ただ単に改造・チューニングではなく 安全且つ快適に過ごす為の製作でないといけい(あたりまえですが)
この「あたりまえ」がつくずく 一番難しい事だと・・・
日々勉強です
今回 製作にあたり 年式いろいろの電動ユニットを仕入れ最後に残されたユニットたち・・・これで多くを学び成功に導いた「影の協力者達」です。
当社では 更なる規模拡大に向けて こんな作業のお手伝いをしてくれるスタッフを随時募集しております
経験は問いません 条件は寝ても覚めてもクルマが好きで運転できて体が丈夫で作業が好きな人!
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