昔から 当社でメンテナンスをさせていただいているお客様の「ダイムラー ダブルシックス」

     

今回「まっすぐ走りにくい」との事で入庫 アライメントの様子です

この手のクルマは 飛び込み入庫では お受けできません。 と書くと「殿様商売じゃん」と言われそうですが・・ この手の「英国車」は むやみに手を出してはいけないと 私は考えます。 それだけ・デリケートで・繊細 なクルマで むやみに手を出すとクルマが「ダダをこねる」のです(言い換えればメカニックの腕が悪いのかも) って位に デリケートなクルマ それが英国車と私は思います。よって そんなデリケートな子を その履歴を知らずして手を出そうものなら すぐにすねてしまうわけです。

 

その構造も 常識からは想像もできぬ部分も

↑リヤの足回りですが

↑下からのぞいた リヤ足回り 黒色のロアアームにアルミ地のナックルが付いてドライブシャフトが付いて~

おや!?

↑アルミ地のナックルの上部にアッパーアームはない!!ナックルはロアでしか固定されておらず 上部はフレームに付いた ラバーマウントにナックルが当たる 構造 なんともシンプル これで強度が保てるのか!?と思う位 これが あの「乗り心地」を生み出すのだと 勉強になります。

↑もちろん ホイールナットだって 普通じゃないですよ

↑材質が柔らかい 鋼材

↑実際にも しなやかな「ナット」と感じ取れました インパクトで「ダッダッダッ!!」なんて・・・ナットが悲鳴をあげるからダメです!!手締めでいきます。

 

と 何をするにも 外車は「作り手の心意気」を感じないと いけないのが 外国車のメンテナンス。

 

 

 

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とにかく働こうとする「心意気」が大切です!!