2022
6/09
「定年以降は悠々自適に過ごすんだ」と言うその人・・・ いすゞピアッツァのエンジン不調で車検が取れない件・・・その2
- 2022.06.09
- 社長のつぶやき
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おはようございます
いつもご来店いただくCさま
クルマの調子もよさそうで なにより
いつもどれかのクルマが調子悪かったりカスタムされていたりで いつも忙しそうにしているCさまだが ここの所 その表情も穏やかだ
わたし「Cさん 最近クルマも調子良さそうで 物足りないのでは?」
Cさま「いやいや・・ もうさ 自分も60歳になるし 定年になって仕事をやめたら 悠々自適に暮らすの」
と そういえば この「悠々自適に暮らす」って いつもCさんが言っていた言葉だ・・・
Cさま「いま賃貸じゃん で 高齢になっていくと 賃貸も更新できなくなる可能性があるからさ・・・ 夢のマイホームを今作っていてさ 一人だから ワンルーム的家にガレージがあれば 最高よ」
わたし「えっ!?どこにです??都会?田舎?」
Cさま「OOOに・・・」
わたし「うわ・・・ そこわたし 先日行ったけど すごく良いところじゃないですか 横浜からも そんなに遠くないし クルマの便は良いじゃないですか!! いや うらやましい」
Cさま「この夏にできるんだ~」
と・・・
話始めたら 楽しそうなCさま 定年後はプラモデルでも作って のんびり暮らす と話すCさまの顔は なんだかんだいって 楽しそうだった・・・
私もいつも 田舎暮らしが・・とか言ってますが「現実には・・」なんて言っておりますが 実際に こうして 静かな緑多い場所にガレージハウスという ロマンを手に入れ夢をかなえたオトコがいるという現実 素敵で素晴らしいとわたしは思う
でも そう夢を叶えられるのも 会社を60歳まで勤めあげる という ものすごく大変な 仕事を成し遂げた人だけが手に入れられるご褒美 Cさま どうぞ 素敵なガレージライフをお過ごしください
いや これ 遊びにお伺いしたいですね~~~(あつかましい!?
人それぞれの人生だが 楽しむか?楽しまないか?は その人次第 その幸せの尺度も違う
その それぞれの尺度を覗いてみたいと思ってしまう いろんな楽しい事があるなんて 楽しいじゃない??なんて 思う。。。
さて・・・
有害な生ガスを吐き出す このクルマ・・・ これじゃ車検も取れない・・・
各部 配管からの空気漏れはないか?を確認 エンジンに繋がっている電子機器の配線の接触不良はないか? どこか 配線の不具合はないか??
燃料はきちんと来ている・・・ エンジンに火を飛ばす部分が 全体的に弱いから 失火した様に ボボボ・・と
黒い煤が出て 生ガスが出る
点火系等に問題がありそうだ
が・・・ わからん・・・
一つひとつ 一ヶ所ずつ みていく・・・
あそこはOK ここは?? と一ヶ所ずつ清掃し変わったか?どうなのか?
だが このクルマがいままで どんな整備をしてきたのか?いままで調子が悪い時に何を修理してきたのか?がわからないから そこは 手探りだ
一気にあっちもこっちも やってしまっては・・・ 分からなくなってしまうから NGだ
プラグを変えてみる エアフロを外してみる コイルを点検してみる デスビを点検してみる スロットル周りを見てみる コンピューターはどうだ? ここの配線は? ここのリレーは?・・
一夜 二夜と・・・ 残業時間を費やすも 結果が出ない 原因がわからない・・・
そして「今晩見てわからなかったら 一度見切りを付けよう」と その晩も点検する事に
で エアフロを再度点検
そしてエアフロの脇に付いている 空気の量を調整するスクリューねじ
があるのだが そのスクリューを回してみた 通常 こういうスクリューは 一度全部締め付けてから 何回転戻し が おおまかな セッテイング方法であるが
このクルマ 全閉から8回転戻しであった
そのクルマによって その回転戻し数は違うが おおよそは半回転~いいところ2回転戻しまでの範囲だろう
そして エンジンを始動しながら この調整ネジを締め付けていって 全閉に近ずくと エンジンの鼓動が変わった 「あれ?調子良い??」 って・・・
で 適当に ここの調整を調整して 様子を見る
今まで どんなセッティングをしてきたかわからないクルマなので 一度 このエアフロを外して点検
すると ここのエアー調整のスクリューが上下にあり その上下のネジの隙間により エアーの入る量を調整し 適正な空気をエンジンに送り込む調整装置だ
確かにこのエアフロメーターというのは エンジンに送り込まれる 空気量 空気温度 を読み取り それに適正な ガソリンの噴射量 点火タイミング を つかさどっている 人でいう呼吸器的存在部分 肝心な部分でもある
だが
今一つその機構がわからないから 今までの位置を覚えておきながら 調整してみる・・・
上下のスクリューの位置を把握しながら 何回転戻すか? 何回転戻したか?を覚えておきながら エンジンの様子を見る
停止状態で調子が良くても 走るとパワーが出ない なんていうこともあるから 停止時 走行時 と テストしながら 何回転が良いのか?をみていく
だが・・・
いままで この8回転戻しでも 調子が良い時が時折ある という事を忘れてはいけない・・・
わからない・・・ うんわからない・・・・
だが
ここの部分の調整で かなり調子は良くなってきたが・・・ まだ 喜べない いつ 調子が悪くなるかわからないからだ・・・
1回転戻しの時 8回転戻した時を 常に動かして 様子を見る・・・
そして 1回転位で具合の良いところで・・・
こうなると 今まで散々見て確認してきたのに 他の不具合部分も 自然と見えてくる
一気にトラブルが動き出す瞬間だ
バッテリー周辺だ
いままで散々確認してきたが エンジンの調子が良くなってくると 見えてきた所がある
この端子部分に ガタツキがあり 触っていると リレーが誤動作を起こす音が「カチカチカチカチ・・・・」と
そして エンジンがブルブル・・・と・・・ だが そんなに要な電源ではなさそうだが これも少しは不調の原因になっているかも・・・
ん???
でも端子は一応ついてるし・・・
だけど この隙間に挟んであるという事は 時折接触不良を起こすし・・・
と ここで ウチのブログではあまりみない 素手で作業する 汚い手・・・
わたし この汚れた手で作業するのって キライなんです キレイじゃないから・・・
だけど こんな時には すみませんが 素手じゃないといけないんです
各配線や電気装置を素手で触る 異常がある配線は熱を持つ それを確認するため 素手で各部を触って 熱を感じ取るんです・・
そして この配線を外して エンジン始動・・・ 時折不整脈を起こすエンジン
エンジンに直接影響する配線ではないが 接点不良を起こすと エンジンがプルプルするので きちんとプラス端子に固定する
こうして 上からナットを追加してあげて固定すれば バッチリ電気を受け取る事ができる様になる
その後 調子はそれなりに良くなってきて・・・
黒い生ガスは出なくなってきた・・・
が まだ 騙されない
どんな状況下になると 調子を崩すか? どの状態は調子が良いか?? をみていく
少しは 光が見えてきたが・・・まだ気は抜けない
いままで 散々 こういうトラブルにハマってきているから 騙されない・・・
でも 当初よりは だいぶ具合が良くなり とりあえずは一安心 これで夜も安心して少しは眠れる様になりそうだ・・・
だが このクルマ
試乗するに あたり ステアリングのタイロッド(人でいう関節部分)のガタが大変大きく その部品も交換しないといけないのだが 部品の入荷が7月・・・ と
このままでも乗れるのだが タイヤが外れそうな位 走ると ハンドルが 「ガタガタガタ!!!」と ブレる 怖いクルマ・・・ この関節部が外れると じん帯が切れた人間の様になってしまうから 怖くて 試乗もままならない
少し光が見えて きたが まだまだ 先は長そうだ・・・
まだまだ 続く・・・
現在 当社では 一緒に働いていただけるスタッフを募集中です。
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職人や こだわりの技術は要りません
もちろん経験者もOKですが 他店とは別次元(違う意味)の作業が多いいことのご理解ください。
それよりもなによりも
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そんな人であれば おのずと技術はなくとも「良い仕事ができる」と私は考えます。
もちろん カラダが資本の仕事なので 普通に健康であること。
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