当社ご利用の常連のお客様であれば このクルマを知らぬ人は居ない という程の 大お得意様な一台

4AGエンジンのあのクルマです。

今回のオペ内容は

↑燃料(ガソリン)が 給油口から あふれ出てきてしまい

 

↑ボディがシミになってしまってるのです

 

この部分 以前にもシミになり何回か塗装したのですが・・・

「あふれ出てしまうガソリンはオカシイであろう・・・」

ということで 今回 調査から・・・

 

本来 燃料の蓋のタンクキャップなり 圧力抜きのパイプがあるはずだが いろいろな作業を経ているうちに 塞がれた!?とか 何かあるのかもしれない ということで まずは調査。

ガソリンを抜き~タンクを降ろして 点検するも 抜きのパイプはない

 

ということは 後付けで取り付けられているパーツ郡があやしい・・・ だが わたし・・一応整備士資格はあるものの・・・本業は 板金塗装であり 正直 ガソリンタンクの構造は 軽く習っている程度でして・・・ 

とにかく調べます 

インターネットがある時代 昔よりは その辺りは楽なのですが でも 確実性をもって作業に結び付けないといけませんので とにかく学びます。 純正車の構造 チューニングの構造 現車になされている現在の仕様  なぜこうなのか?どうすればいいのか??

「ウチじゃわからない」と答えてしまえば それまで・・・ですが お客様は その言葉を求めてはいません 

できる限りのことはやろう ということで

 

このクルマでは 今まで 手を付けたことがない領域 

 

↑燃料タンクからきたパイプは まず 燃料フィルターを通り燃料ポンプへと

↑燃料ポンプはミツバ製0.3kの燃圧が掛ると表示されており これは当たり前の圧力。。

↑それを このレギュレータで0.2以下へと 圧力を落とし・・ 余分なガソリンはリターンのホースでガソリンタンクに戻される・・・

↑調整された燃料が キャブレター(FCR)へと・・・

 

 燃料の圧力を調整して 不必要なガソリンを戻している 「リターンのホース」が どうやら・・ 通常は 圧力抜きのホースなのでは??

今までは そのホースを燃料戻しに使っているから 空気の逃げ場が無く キャップから無理やり圧力がぬけてしまっていたものかと・・

でも これは あくまでも 推測であり・・・ これを 絶対的なものにしないといけなく 

とにかく調べて  こんな時には その道のプロに聞くのが一番でして・・・

その間にも いろんな噂が飛び交う・・・

「キャブなんだから 0.3kの電磁ポンプだったら ダイレクトに繋げてOK 燃圧落とす必要ないよ」

と・・

んでもって調べてみると FCRは 燃圧を0.1~0.2という 低い燃圧で使用しないと オーバーフローを起す・・・と

噂だけで 進めてはいけない。。

その昔 買った本をひっくり返して 読み返し・・・

 

解決策をみつけ これから作業です。。

こんなん 知っている人だったら「なにさ~」ってことなんでしょうけど・・・