2014
5/19
絶対に壊れないクルマは??
- 2014.05.19
- 社長のつぶやき
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昨日は 晴天で過ごしやすい春の休日
そんな中 ご贔屓にしていただいている 法人の会長様から 一本の電話
会長さま「あのね 今 クルマで出かけたんだけど ちょっとクルマを止めて買い物して 乗ってエンジン始動しようとしたところ エンジンが掛からない」
ということで そろそろ20年になる英国の大型乗用車
うむ・・・ 困りました 英国のクルマというのは 本当にデリケートだと私は感じます。
英国車って 生きているのでは!?と思わせる位に デリケートなクルマです
そんな 会長さまのお車の扱いには いつも気を使うのです わたし。
わたし「わかりました では これから お伺いします」
ということで 30分位の現場へ 直行!
積載車に・軽トラック・バッテリー・牽引ロープ・予備バッテリーを持って 出かけます
ここで なぜ軽トラックを持って行くのか??というと
現場は 「どんな駐車場で どの様に止まっているのか?」もわかりません「バッテリー上がりで動かない」のかも わかりません 「牽引は必要なのか?」
ちょっと大げさではありますが 一度でこのトラブルを終わらせる為に いろいろと準備し 二人態勢で現場へ!
到着して 確認すると
「オートマのシフトレバーの微妙な位置のズレ」で オートマのシフトを手で触れただけで エンジンは始動
お客さまも「お~~ なんでだ~」
わたし「本当に微妙なオートマチックシフトの位置で 本当に数mmの狂いでエンジンが掛からなかった様子です 故障ではありませんね」
その後 お客さまも ギヤをガチャガチャとするも・・・ なんら問題なく エンジンは始動する様に なってしまったのです。。
本当に 微妙なスイッチの接点の狂い というか・・・ レバーの位置でクルマを止めてしまったんでしょうね。。
ということで 故障ではないので その旨をお客さまにお伝えして そのままお乗り頂き お帰りいただきました
お客さまも 慣れたもので「お~~ なんだよぉ~ 悪かったねぇ~ ちょっと乗ってみるよ」と 英国紳士並の懐の大きさ!
この手のトラブルは 気候や天気にも左右される(トラブルではなくてですね) それが英国車の醍醐味でもあるのかと・・
良かった 良かった・・・
ということで 年数が経過すればするほどに クルマは痛んだり 不具合が出てくるものです。
そんな クルマと付き合っていくもの カーライフの楽しみの一つ
ですが・・・ そうでない人も居るわけです
そんな 人にアドバイス
良く「壊れない様に頼む!」とご依頼をいただきますが
最善は尽くしますが
「壊れないクルマはありません」
洗濯機 冷蔵庫 掃除機 と同じ と言っては 極端ですが クルマにも 当たり ハズレ があるのです。
壊れないクルマに乗りたいのであれば 優一いえること が
「新車に乗り続けること」
でしょう・・・
それでも 故障やリコールがあるのですからね・・・
時折
「なんで きちんと整備もしているのに 俺のクルマはこんなに故障が多いんだぁ~~」
と 本当に 良く壊れるクルマに乗っているオーナーさんがいます
そんな人に限って 「過剰整備」であったり「いじり壊してしまって」いたり・・・
「いたわりすぎ」が クルマをダメにしてしまっているケースもあるのです(その反面「何もしなさすぎ」っていうのもいけませんが)
今整備しているクルマの注文部品に 面白いラベルが貼り付けてありました。
ブレーキパッドを交換する際に パッドをとめている ピンが差し込み式だったので 今回交換してあげたほうが良いと解釈し 部品で注文したのですね
そうしましたら 部品のビニールに「有効期限」なるラベルが・・・
正直言って「鉄(スチール)のパーツ」ですよ
それに 使用有効期限があるなんて・・・ まさに ネジ一つ ピン一つ 鉄であっても「生きているのです」「生モノなのです」
クルマって 機械ではありますが「人の思い」や「愛情」も理解しているんじゃないのかな??
なんて 英国車のトラブルと トイツ車の部品を見て ふと思ってしまった 晴天の休日でした。。
だから クルマを愛する人 の考え方は あながち間違えではないのかも・・・しれませんよ フフフ・・・。
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