恒例の「プリウスのバンパーの凹修復」

噂によれば「ディラーは甚だ迷惑をしている」だとか「余計なことしやがって」と 各部同業者様から 熱い指摘を受けているともいわれる 修理技法の一つ。

お客様「~~では凹っとへこんだバンパーを塗装しないで治すらしいよ」

なんて 言われたら 

「じゃ~そこで直せばいいじゃない」 というと

「お宅のお店じゃできないの?」

と 現場の人間に確認すると

職人さん「バカヤロ~ こんなバンパー熱加えたら溶けて終わりだよ しかも塗装しないなんて ムリムリ・・・」

と いうことに。。。

そんな 修復不可なバンパーを 「魔法の手で直してしまおう」というのが この技法なのですね。

 

と 私の妄想 職人会話は ここまでにしておいて ここからは 真剣におはなしを進めましょう。

 

「Webをみて」

とのことで 今回 初めてのご来店のお客様  ご来店 どうもありがとうございます。

事前に お客様から お電話でお問い合わせをいただいてからのご来店で スムーズに ご挨拶から始まり

「これです」とお客様のクルマ

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まあまあ 今回も 「嫌~な感じの歪みかたをした バンパーですね~」

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凹っと へこんでいますが よく見ると上部 テールランプの下位の凹は 角が立ってへこんでおりますね これがクセものでして・・・

これを 見た瞬間 わたしは「う~~ん これ ある程度は出ますが・・・完全には治らない可能性があります」 といってしまう位に ・にぶく・強く 凹んでおりますね~

お客様には「通常修理だと10万円~」「バンパー交換で6~8万円位」 「塗装をせずに直る限り直してという方法で1.5万~4万まで」 「4万円以上修理に費用を掛けるなら交換をおすすめします」と ご提案

すると お客様は 迷いなく

お客様(以下T様)「ブログにかいてある 熱を加えて修理する方法でお願いします」

新規にご来店のお客様なのに 細かい打ち合わせなしにして お客様の方から「~でお願い」と  これもブログ効果!!

ということで ここからは  噂のバンパー職人にお願いすることに。

わたし「 いつもの プリウスのバンパーなんだけど~」

S氏「ほ~ほ~ これはまた・・・」(鋭角に入った凹み具合をみて)

わたし「直せる限りで塗装なしで」

S氏「やってみよう」

ということで作業開始。