社長のつぶやき

 

お客様「知人より御社を紹介された」

ということで　ご来店の新規お客様

聞けば

お客様T様「一年半ほど前から　ｴｱｺﾝを使用するとｴﾝｼﾞﾝが異様に震えて振動がすごく・・・　正直助手席に人を乗せるのも躊躇してしまう程」

とのこと・・・

わたし「　クルマの年式と走距離は？？」

Tさま「H15年式の13万キロ」

Tさま「で　とりあえずは知り合いのｶｰｼｮｯﾌﾟで見てもらっていろいろ調査して「PCVﾊﾞﾙﾌﾞ系」のｲﾝﾃｰｸ系のﾊﾞﾙﾌﾞを替えてみたが・・・　一時期的には良くなったものの・・・また再発」

「そして　今回　車検の時期がきたので　ｴﾝｼﾞﾝの振動も酷いし　車検を取得するのをどうしようかな？？と思いながらも　ﾒｰｶｰのﾃﾞｨｰﾗｰさんにクルマを持ち込んで事情を話し　簡単に点検をして見積もりをお願いすると　「うむ・・　年式　走行距離からしても　いくつかの疑がある部分がある　燃料系・点火系その他もろもろ・・・　ちょっと点検したが　わからない・・　50万円位はかかるかもしれない・・・が・・・・」と」　担当に言われたとのこと・・・それよりも　新車に乗り換えられる様に・・・っぽい雰囲気で・・・進められる

と　今までの経緯をお聞きして　　現車を確認することに　

外から現車を見る限り　非常に外装は磨かれていて綺麗な車体で　ここまで綺麗に乗られている人だから　「お客様が言う「振動」っていうのは　本当に微妙な振動なんだろうな」と　クルマの外装から私は読んだのです

この外装からなら　「ﾃﾞｨｰﾗｰの担当も「買い替え」を進めるのも　わからなくもない」感じの外装・・・

わたし「ほ～　綺麗な外装ですね　　　では　早速にその振動やらを　確認させてください」

とお客様に

 

Tさま「では　ｴﾝｼﾞﾝ掛けます」

とｴﾝｼﾞﾝ始動！

クルマ「ｷｭﾙﾙﾙﾙ～～　ブォーン」

とｴﾝｼﾞﾝは　難なく始動し　調子がいい

この時点で私は「これゃ　予測した通り微振動をいってるのか？お客さんは？」と・・・

Tさま「ではｴｱｺﾝ入れますね」

わたし「はい」

で　ｴｱｺﾝ　ON！

クルマ「ガタガタ・・・ガタガタ・・・ガタガタ・・・・」

（ｴﾝｼﾞﾝが前後左右にブレているのが　子供でもわかる位にブルブル震えております！）

わたし「あはは・・・　うわ・・・すごいなこれゃ！」

Tさま「　はい～　すごいんです」

わたし「　はい　いいですいいです　クルマが壊れます！！」

「これ　何時頃からこんな感じで？？」

Tさま「一年半位まえからこんな感じで・・・　振動が出るときと出ないときがありますが　ほとんどが今みたいな感じでして・・・」

わたし「えっ！こんなすごい振動で？？」

Tさま「はい　非常に不愉快になるし　知らない人なんて恥ずかしくて乗せられません」

と・・・

極端な話　ｴｱｺﾝ始動時には　ロデオの様な乗り心地　と言っても　過言ではなく・・・　正直　ｴﾝｼﾞﾝマウントがこのまま乗ってたら「ちぎれてしまうんではないか？？」って位にブルブルですわ

「これゃ～乗ってられません　しかし　よく今までこんな状態で乗ってましたね」って　状態

 

でも　今までの経緯をお聞きし　交換した部品や点検をしてきた感じからして・・・

・・・

・・・

整備士の資格はもつものの・・・

主たる仕事は

板金塗装

そんな　なかで　いろいろ　メカニカルな作業もしてきておりますが・・・

 

やはり・・・　

その道のメーカーのメカニックさんに　わからないものをが　わたしにわかるなんて・・・

 

無理です・・・

 

ですが　お客様が困ってる

 

でも・・・　そんな　重病クルマ　わたしが見て　わかる訳がない。。

 

はて　どうする？？

 

ここは　お客様に迷惑をかけぬ様

「ﾃﾞｨｰﾗｰさんが見て　わからないので　距離も距離ですし・・・」

と　やんわりと　お断りするのが　正当な答えでしょう。。。

 

でも　お客様ご来店時　ちょっと　時間に余裕があったのが　お客様にとっては運のツキ！私にとってはメカニックとしての一つの難題を抱える作業になるかもしれない　この一件・・・　

そして　わたしの口から出た一言が・・・

「お客様時間あります？？」

Tさま「はい」

わたし「では　ちょっと見てみましょう」

Tさま「はい　是非！」

 

「見てみましょう」と　言ってよかったのか？悪かったのか？　　言ってしまいました・・・

だって　直らなければ　お客様も時間を余計に使い　無駄な出費にもなってしまうし・・・

それゃ直ればラッキーですが・・・

 

と　ここまでの経緯で　こんな長い文章になってしまったので　続は明日。。。

AB「いいのか！？　分かんねぇ～のに「見てみましょう」なんて言ってしまって・・・」

わたし「スンマセンッッ・・・」

A「ウチのダイアグ（故障診断機）買えば原因分かって直りマッセ！」

B「（Aいいぞ！そうだグイグイ攻めろ！）」

と　いうことで　明日をお楽しみに。。