クルマの経年劣化や多走行により寿命を迎える部品があります

例えば・ダイナモ(バッテリーを充電するためのモーター)  ・ エアコンコンプレッサー ・スパークプラグ など・・・ その他かなりありますが・・・ 

時折いらっしゃるのですが・・・

「壊れる前にここの部品を交換して・・」

とか

「そろそろ~年だから~~の部品を前もって交換しておこう」

と 交換されるお客様がいらっしゃるのですが・・・

私は あまりそのメンテナンスは「賛成」ではありません。(お金の事は気にされない お客様であれば別です)

 

というのも クルマって 人間のカラダと同じく バランスを保って生きております。

 

人間で言えば 

「そろそろ40歳 ヒザが痛く これから更に痛くなるから 今のうちに手術をして軟骨を入れてもらうかな」

とか

「白内障になりつつあるも まだ手術は必要ないが 今のうちにやっておくか」

というのと 同じことかと・・・

 

やって プラスになること マイナスになること があるのです。

 

先日も お客様で そんな人がいらっしゃいまして・・・  今現状問題ない部分に手を入れたことにより 他の故障が発生し・・・ 逆に調子が悪くなったという・・・   で 最初に依頼した工場と別の工場へ また違う工場へ・・・と 回るから 更に悪化・・・

Aの病院 Bの病院 Cの病院と・・・  それゃ 悪くなりますよ・・・ というのも その最初に手を掛けた工場は 私も知っているきちんとした仕事をする工場さんだったので「そちらに相談したほうが絶対に良いです」と私言ったのですが・・・ 聞き入れて頂けず・・・  当社では手に負える部分ではなかったので・・・ 整備のミスとかではなく 今何でもない部分を予防線を引いて作業をする ことにより 他部分も調子を崩すことってあるんですよ・・・ だから お金があれば 「ここを作業したら ここも追加に ここも・・・」となったときに「はいはい いいよ」と言えるお客様であれば別

・足回りは 関節部分

・燃料系は 血液

・ラジエター冷却関連は 血液や汗

・給排気は 呼吸器官 肛門科

70歳でも90歳でも元気な人がいる  または50歳でも歩けなくなる人もいる

って・・・  ことですね。

 

と言うことで・・・  「壊れる前に」 というのは 慎重にいかなきゃいけません 皆様もお気をつけて!!