2015
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先を見越しての整備が過剰整備になり・・・トラブルに・・・
- 2015.01.17
- 社長のつぶやき
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クルマの経年劣化や多走行により寿命を迎える部品があります
例えば・ダイナモ(バッテリーを充電するためのモーター) ・ エアコンコンプレッサー ・スパークプラグ など・・・ その他かなりありますが・・・
時折いらっしゃるのですが・・・
「壊れる前にここの部品を交換して・・」
とか
「そろそろ~年だから~~の部品を前もって交換しておこう」
と 交換されるお客様がいらっしゃるのですが・・・
私は あまりそのメンテナンスは「賛成」ではありません。(お金の事は気にされない お客様であれば別です)
というのも クルマって 人間のカラダと同じく バランスを保って生きております。
人間で言えば
「そろそろ40歳 ヒザが痛く これから更に痛くなるから 今のうちに手術をして軟骨を入れてもらうかな」
とか
「白内障になりつつあるも まだ手術は必要ないが 今のうちにやっておくか」
というのと 同じことかと・・・
やって プラスになること マイナスになること があるのです。
先日も お客様で そんな人がいらっしゃいまして・・・ 今現状問題ない部分に手を入れたことにより 他の故障が発生し・・・ 逆に調子が悪くなったという・・・ で 最初に依頼した工場と別の工場へ また違う工場へ・・・と 回るから 更に悪化・・・
Aの病院 Bの病院 Cの病院と・・・ それゃ 悪くなりますよ・・・ というのも その最初に手を掛けた工場は 私も知っているきちんとした仕事をする工場さんだったので「そちらに相談したほうが絶対に良いです」と私言ったのですが・・・ 聞き入れて頂けず・・・ 当社では手に負える部分ではなかったので・・・ 整備のミスとかではなく 今何でもない部分を予防線を引いて作業をする ことにより 他部分も調子を崩すことってあるんですよ・・・ だから お金があれば 「ここを作業したら ここも追加に ここも・・・」となったときに「はいはい いいよ」と言えるお客様であれば別
・足回りは 関節部分
・燃料系は 血液
・ラジエター冷却関連は 血液や汗
・給排気は 呼吸器官 肛門科
70歳でも90歳でも元気な人がいる または50歳でも歩けなくなる人もいる
って・・・ ことですね。
と言うことで・・・ 「壊れる前に」 というのは 慎重にいかなきゃいけません 皆様もお気をつけて!!
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