社長のつぶやき

おはようございます

やったぜ！　今朝は寝坊することなく　スタートできた　聞きたいラジオも聴けたし　スタートは決まったぜ！！

と　いうことで　今日もいってみましょう。。

 

今日は　日曜版　　タイトル通り　今日公開

「寿司屋と￥5.000-」

で　午後になってしまいましたが　ブログ再開します！

笑い話の様に下記には書いておりますが　本当は

「悲しくて　貧しくて　心から泣けてくる出来事」なのです

↑お寿司屋さんといえば　「ドドンッ！すしざんまい」

では　なくて・・・

本題に入ります。

 

GWの　中間頃・・・

寿司屋さんなのでSさんでいきますね（Ｓさんとは　顔も知りませんし会った事もありません私・・・）

お客様Ａ様と工場前で　修理打ち合わせをしていると　　一台のクルマが　当社の前に横付けしてきた

クルマから降りてきたその初老の男性　寿司屋の衣装に身を包み登場！

降りてくること　いきなり「あの～ＯＯ自動車整備工場の仕事お宅でやっているよね」と・・・

（（ＯＯ自動車整備工場　とは　その昔　当社お仕事を頂いていたお取引先で　ここ十年近くはお取引がございません））

Ａ様と打ち合わせしてるのも　そっちのけでグイグイキテマスキテマス・・・

わたし「え～と　その昔はやっておりましたが・・・ＯＯさんのお仕事は今はお受けしておりませんが・・・」

Ｓさん「確か～この辺だと思ったが～　　あとこの辺にお宅と同じ様な修理工場ある？？」

わたし「この辺りは沢山ありますが・・・」

Ｓさん「じゃ～探して見るわ　ありがと」

で　私は　お客様Ａ様と打ち合わせをしていたので　打ち合わせ再開。。。　入庫の打ち合わせが終わりお客様を見送ると同時に　さっきの　寿司屋のＳさんがまた来た・・・

Ｓさん「やっぱり　お宅だよ　ＯＯ整備工場の紹介でオレ来たことあるよ　」

と・・・

わたし「はぁ・・・　そうなんですか？？　じゃ～社長の時ですかね？？」

Ｓさん「そうなかなぁ～　でも　お宅だよ　　私ね　ＯＯ整備工場の斜め前の寿司屋なんだけどねクルマちょっと見て欲しいの」

わたし「はい　なんでしょう？？」

Ｓさん「ﾄﾞｱの角を当ててしまい曲がってるのを何とかしたい」

わたし「　え～通常で直すと　6～8万円　安く簡易的であれば1～2万円で角の折れた部分を復元し　タッチペイント」

Ｓさん「そうか～　　中古で買ったばっかりでさ　ｳﾁの若いモンがすぐにぶつけてきやがってさ～」

わたし「いかがされます？？」

Ｓさん「う～～ん　そんなに　お金は掛けたくないし～～　どうすんべ～かなぁ～」

と　お悩みに・・・なること数分

わたし「では　とりあえず簡易的に　折れたところを直してみましょうか？それを見ていただいて　どうするか決めればいい」

Ｓさん「まじかッ！今やってくれるのか！？　それゃ助かる！！」

と　　まぁ　寿司屋の勝負服で出てくる位だから　本人的には　早く何とかしたいんだろうな・・・と　いうのも汲み取っての　その場での作業。。。

道具をもってきて　板金部分を暖めて　ポカ・・ポカ・・ポカ・・　と　　十数分。。。

わたし「　こんな感じが　簡易的では　限界ですかね」

Ｓ氏「お～　良い良い　これで良い　錆びてはこないよね？？」

わたし「大丈夫ですよ　」「これ以上でしたら　きちんと板金処理して塗装になりますかね」

Ｓ氏「ありがとう　良い　いい　これでいい　最高だ！」

と　いうことで　最終仕上げをして　作業は終了

 

わたし「こんな感じでよろしいですか？？」

Ｓ氏「問題ない　　で幾ら？？」

わたし「簡易的で　待っている間で作業しましたから￥5.000-でお願いします」

・・・　（わずかな沈黙が流れる時間）　・・・・

Ｓ氏「えっ！・・・」

っと　この間　本当にわずか数秒なのだが・・・なんともいえぬ空気が流れる

私はてっきり　寿司屋のまな板の前に立つ姿で　飛んできたから　持ち合わせのお金が無く困っているのかと思い・・・

Ｓ氏が財布を取り出した・・・

が　ここでも　時が止まる・・・　数秒~数十秒・・・・・

なかなか　お金を出さないのである・・・　なんともいえない　嫌～～～な時間と空気間なのであります・・・

 

ここで私が察知したのは・・・

（（（私の妄想）））「「ちょこっとの時間で直したのに￥5.000-も取るのかよ」」　って思っているのではないか？？（（私の妄想））

わたし「￥5.000-です」

Ｓ氏「えっ！」

（私の心の叫び）「出たよ！　このジイさん・・・」（私の心の叫び（言葉が荒くてすみません））

この間も　イヤ～な時間が　流れます・・・

そして　時が経ち　Ｓ氏は　手に持っている二つ折りの財布を「パカッ！」つと開けた

Ｓ氏「え～と・・・　一万円出すと　大きいお金が崩れてしまうし～～」

っと・・・言い出した・・・

もう　皆さん　おわかりですね

早い話「お金払いたくないんです」

ね。。

私が　財布をチラッ！っと覗き込むと　　お札が「￥21.000-」入っております。。。しかも　それをパラパラを私に見える様にアピール！？

（私の心の中）「早く一万円を渡せ！お釣りはあるから」（私の心の中）

わたし「お釣りはございますから大丈夫ですよ」

・・・沈黙数十秒・・・

Ｓ氏「一万円じゃ崩れちゃうしなぁ・・・・」

と　訳わからない事言っちゃってるんですね・・・・

もう　このジイさんに　付き合っている時間　私ありません　大切なＧＷ(ゴールデンワークデー）なんだから

わたし「じゃ～　半分の￥2.500-で結構です」

・・・沈黙・・・

ダメだ　このジイさん・・・（そんなにジイさんじゃないんですけどね・・・）

Ｓ氏「一万円が崩れちゃうし・・・」

これゃ　お話になりません・・・　時間も無駄です・・・

きっと　こんな人に　「好きなだけ置いていけ　お金」ったら　置いていかないでしょう

わたし「じゃ～その千円札でいいよ」

Ｓ氏「ありがとう　本当にスンマセン」（真面目にこんな感じでした）

そして　Ｓ氏は「わりぃ～ね～　わり～ねぇ～」と　職場の寿司屋に戻っていきました・・・・

 

わかります？？　この　なんともいえない時間・・・

技術＝対価　なんですが　それを　時折わからない方がいらっしゃいます

「センムがさ　ちょこちょこってやってくれれば良い」

とか・・・

「ちょっとコレ」

って　私　ボランティアで仕事してるんじゃありませんのよ・・・　そういう輩が多い時代　時代ですね・・・

だからと言って　「え～と　ここから　私が手を出しますと　30分内の作業は￥5.000-　後10分ごとに　拘束すること￥1.000-追加となりますから」　と　言わなきゃいけませんかね！？

もちろん　お客様の作業内容や　いままでの経緯での追加作業などありますから　ケースバイケースですが・・・

今回　事前に簡易価格提示の上での作業　それでも気を使って　お値引きしたのですが・・・

 

でも　Ｓ氏に「こんな作業で￥5.000-も取るのか？」と思わせてしまったのも考えられます　そういう感じのお客様でしたら　・きちんとした価格提示　もしくは　そんな簡易的なプランは提示しない　・その場で対応せず　きちんとお車を預かっての修理　と　順を踏んでいけば何ら問題なかったのかもしれません。

でも　困っているお客様　しかもＧＷの中　クルマに乗る度にきになるから　記憶を頼りにここまできたのでしょう・・・　と考えると・・・「何とかできないものか」と・・も思うのが・・・　それがいけないのかもしれない。。。

 

別に私は￥1.000-や￥5.000-が欲しかったわけではない

私は「その　気持ち」がキライなのです

それゃ　そこで　ゴリ押しすれば￥5.000-を　Ｓ氏から取り上げる事ができたでしょう・・・

ですが　それではＳ氏は何と思います「￥5.000-もボッたくられた」と言うでしょう　思うでしょう・・・

別に　どう言われ様と　そんなの　構わないんですが　Ｓ氏のその「心」の貧しさに私悲しくなってきましてね・・・

そうなると　もう　お金の問題じゃないんですよ・・・（それじゃダメだ　って　言われるのは承知です）

その「気持ち」が私は嫌いです　嫌なのです　「そんな輩ばかり相手なら商売したくない」と思ってしまう程なのです。

でも　ありがたいことに　そんなのは　こうして書く程度の人しか居ませんから良いのですが　昨日の遠方からのお客様　近所でも　わざわざお持込いただけるお客様も居る　もちろん　引き取りにだって　私のほうからもお伺いします　　お互い「持ちつ持たれつ」ではないですかね　世の中って・・・

 

だから　わたし　思ったんですね

逆に　今度　私　そこの寿司屋に行って　食べるだけ食べて　お会計の時に　「ハイ！￥5.000-になります！！」って言われた時に　「えっ！」って・・・やってみようかと・・・

いや・・　私にはそんな事できません　きっと　ネタに当たって腹壊しますよ　そんなことしたら・・・バチが当たるよ。。いや・・・　やっぱりできませんわ・・・　無理ですよ

ねっ！　わかりますよね

寿司屋の割烹着は　仕事をする時に「まな板」の前で着る服なのです・・・

反面教師ですね　私も作業着姿で仕事以外の時　ウロウロしちゃいけないんですね　学びます。。

作業＝時間＝対価　なんですね　　学びです。

頂けなかった￥4.000-はこの「授業料」として　心の学科代金とさせて頂き　私が払いますよ・・・

 

と　いうことで　言いたい放題の　ブログで　本日もすみません。。

明日からもよろしくお願いします。。