最近は わたしの「与太話(ウソの話はありませんが)」で ブログが終わってしまうので 作業の話から

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↑塗装面にヒビが・・・入ったあのクルマ

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ボロッっと取れて・・・

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錆を落として 鉄板出して

ここまでが 以前までお伝えした話

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さぁいきましょう。

板金開始です

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↑ここで まず マジックで ラインを引きます  このライン線は プレスラインと呼ばれる 山折・谷折の部分です 折れが重なる部分

お客様曰く「ここのリヤフェンダーは過去に二回ぶつけて直している」とのこと

で「今回ぶつけた訳ではないが ヒビが入って錆汁が出てきた」とのこと・・・

そんな いままでの 成り行きをお聞きしていたので 驚きません。

今回で三回目のパネル修理になりますので あまり鉄板に負担をかけずに直していってあげます。

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ワッシャー溶着にて

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「点」で引くのではなく「面」で引いてあげるのです

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この様に 多くのワッシャを溶着し

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これで引き出すのです 

マジックで書いてあるライン部は この時点で「なんとなく見えるプレスライン状態」

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↑いろいろな角度から 引き出す度に撮影してみました 

段々と「しっかりした 折れ線が見えてきている感を訴えたい写真ですが・・・ 難しいですね 観難いですね・・・

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↑角部を出している感じ

これを「スタッド溶着による引き出し作業」といいます。 何度も何度も ワッシャーやピンを溶着させて 面で引き出す 何度も何度も面で引き出します  勢い良く引くと その部分のみ出てきてしまうので。。

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↑このあたりの画像は それなりに ラインが出てきたところ(だったと思う)

 

言ってみれば 今日お伝えしている「板金作業」を省いて 「パテ盛」でも いけてしまう 「鉄板の歪」ではありましたが また同じことになってはいけませんので 今回 もう少し「丁寧に」修理しました。以前の修理が良い とか悪いではなく・・・(以前の修理は 当社ではありませんが・・) 今回の塗装割れは パテ部からの割れでしたので できる限りパテを減らそうということで 今回の板金作業でした 以前の凹はわかりませんが 数回の事故なので 無理をかけられなかったのかもしれませんね。。

この後 歪をとり 進みます。。

 

さぁ 今日もいってみよう!!

桂君の話題ね。。。

桂君 モトクロスというバイクでレースしていた時代の仲間でもあった一人

私も社会人になっていた26歳位から始めたモトクロスで この乗り物だけは「16歳からバイクに乗っているからモトクロスも乗れるだろう」というのは 甘い考え・・・でした。

とにかく バイクに乗る とよりも スポーツをするモトクロス 街中を乗るバイクとは大違い・・・ これには本当に参りましたわ。。

で 興味を持ってからは 鶴見川の河原で 好きなもの同士がコースを作っては 楽しんでいるところで走らせてもらっているうちに

知らないおじさんから「オマエうちのチームに登録してレース出ろ!!」と 言われ・・・ 気が付けば レースをするハメに・・・

そこで そこのチーム員だった「桂君」に出会うのであった。。

そんな チームでは 同じ技量の仲間と切磋琢磨して 年間行われる13戦のレースを戦うのであった 

そんなレースに 桂君も参加  

モトクロスを始めた当初は桂君が良いライバルだったのですが 段々と 自分の方が速く走れる様になってきて レースでも 予選通過~入賞と 成績を上げてきたのだが・・・

桂君は いつものペースでいつもの走り 周回遅れもなんのその Myペースな桂君

それとは 間逆に 私はレースで失敗すれば 先輩方から「何やってるんだオマエ」と 叱られる始末・・・

やはり「レース」ともなれば 相手との戦いでもあるが 自分との戦いでもある 順位だけが全てではないが それぞれに「戦い」なのである。

それとは逆に「誰になんと言われようと モトクロスを自分のペースで続ける桂君」

後から始めた私の方が結果的に速くなり 挙句 仲間の彼女が「私もモトクロス始める~」って 始めた彼女にも抜かれてしまった「桂くん」・・・ いつもマイペースな桂君なのであった。。

そんな出来事を いまだに思い出す時がある。 それは仕事で悩んだ時に「オレは桂君になってないか?」と・・・

 

 続く・・・