社長のつぶやき

おはようございます。

 フォード　マスタングのバンパー修理編　

↑いかがでしょう？？わかりました？歪み・・・

↑この辺りですが・・

↑この辺ですよほら・・・

↑良く見ると　プレスラインが「ウネっと」しているのがおわかり頂けますでしようか？？？

と　この位に微妙な歪みなのですが　角度や光の当たり方で　すごく凹と見えるのです。

しかもＮ様が「気が付かないうちに　凹んでいた」　という　残念なキズ・・・

それだけに　「大きな出費は痛い」とは言うものの・・・

わたし「まず　通常このレベルの凹を気にするのであれば　バンパー交換です　価格は20万円以上でしょう」

Ｎ様「やはりそうですか・・　Ｄ－ラーさんでも「ﾊﾞﾝﾊﾟｰは交換」といわれた」

わたし「次に　修理する作業方法ですが「わからないﾚﾍﾞﾙまで直すと・ﾊﾞﾝﾊﾟｰ補修　・ﾊﾞﾝﾊﾟｰ塗装　と作業を進めると12万円位」

Ｎ様「やはりね・・・　約半額やね・・・」

Ｎ様「う～ん　もう少しリーズナブルな・・・」

わたし「では　塗装しない　歪みを取るのみ　その代わり完璧には治りませんが　それならば　5万円止まりで作業」

Ｎ様「それでも5万かぁ・・・　でも　気になるからなぁ」

わたし「では　とりあえず・ﾊﾞﾝﾊﾟｰを外して　歪みを修正　　途中で一度ご来店頂き車体を確認していただき　その先を決めましょう」

Ｎ様「了解！！　ではお願いします」

と　いうことで　作業内容も決定

　

ﾊﾞﾝﾊﾟｰを脱着しないと修正はできませんので　まずはﾊﾞﾝﾊﾟｰを脱着

　

ここからは「ﾊﾞﾝﾊﾟｰの名医」により　表面の塗装を痛めない様に　歪みを取っていきます。 　

この作業中　私もその現場を幾度となく見ますが　なんとも地道で気が遠くなる作業なのです　ﾄﾞﾗｲﾔｰ（専門の高圧のね）で熱を加え　歪みと整えていくわけですが　一気に熱を加えるとドロドロに溶けてしまうので　凹の状態で熱の掛け具合を調整していく　そして強制冷却　そしてまた熱して・・・を繰り返し　カタチを整えながらも　プラスチックの蘇生状況をみていく・・・　　一台一台　ﾊﾞﾝﾊﾟｰの材質と　ぶつけた時の力の入力や条件は　全くちがうので　その　時と場合に応じ　作業を進めます。

そして　カタチを戻した　バンパー

早速にお客様に電話をし

「一度現状を見に来てください」と　お願いし

お客様が　ご来店

このときの画像がなく・・・　というより　画像では　分からないﾚﾍﾞﾙになってしまったので　撮影されていない。

でも・・・　鋭角に刺さった凹は　角度により　やはり気になる

作業を実施したＳ氏も「この位までが限界だな・・・」と・・

わたし「いやいや・・・お客様の納得のレベルにはなってますよきっと」

Ｓ氏「ならいいけど　もう少しなんとかしてあげたいが・・・あとは　表面がキズになってしまう」

わたし「良い　良い～　これで　一度確認してもらう」

と　いうことで　お客様Ｎ様が再訪問

早速に確認をしたＮ様

「はい　はい　はい～　良くなっているではありませんかぁ～～」

わたし「でも　完全に取りきれてはいませんが　歪み」

Ｎ様「いやいや・・・　噂通りの仕上がりだ　ここまで直るとは！！　Ｄ－ラーで「交換」と言われるものが　ここまで直るだけでも　素晴らしい！！　」

と　大変　お喜びいただけました。

と　

普通は　ここで終わるのだが・・・

 

わたし「Ｎ様　ここまで直りました　ここからの作業は　バンパーを組み付けて終了となりますが・・・」

Ｎ様「が！？」

わたし「せっかく　バンパーを外して　ここまで修理して　あと少し　表面の歪みを取り　塗装をしてあげることにより　更に修理箇所がわからなくなりますが・・・」

Ｎ様「確かに　現状でも納得のいくﾚﾍﾞﾙだが　これ以上になるのが嬉しいが・・・　お財布は嬉しくなくなる・・・」

わたし「はい　そこを何とか・・・」

Ｎ様「幾ら？？」

わたし「ＯＯＯＯ円で」

Ｎ様「う～～ん」

わたし「お客様！損はさせませぬ！」

Ｎ様「わかった！　では　塗装まで頼む」

と　半ゴリ押しで　　今後　修正・塗装をして　キレイに仕上げる作業をお客様に進めましたが・・・

わたしは　修理に「無理強い（無理な強制）」は　通常しません。

ですが　今回は　・細かい歪みを気にされるお客様　　　この状態で納車しても　後日　絶対に「気になる」と思うんですね・・　　で　今後の作業についてもご理解を頂けるお客様なので　是非「これ以上のクオリティで仕上げないと」と思ったのですね。

で　当社Ｗｅｂでは　ここまで　この後は　輸入車のスペシャルＷｅｂ「ＡＵＴＯＣＡＲ」Ｗｅｂでご紹介！！　では　ＡＵＴＯＣＡＲ編集部のｴﾋﾞｽさん　よろしくお願いします！！

 

続く・・・