社長のつぶやき

おはようございます。

梅雨らしい天気になりましたねぇ～

桝添さん　行方不明の子　（有）羽鳥鈑金塗装工業所と　・・・毎日バタバタですよ。。

↑昨日入庫しました　ミツビシ　ディアマンテ

懐かしい　じつに懐かしい・・・

って　あんまり言いたくないですが　このクルマの新車が販売されていた頃　トヨタではセルシオ　ニッサンではシーマ　ミツビシはこれ　　自動車のパワーも常に　上へ　上へと・・・　エコだ燃費が　なんて関係ない時代　事故すれば　すぐに新車に乗り換え・・・と　まぁ　良い時代でしたよ。。　そんな時代のクルマが　こうして　大切に乗られていることに感動しますわ　オジサンは。。。

大変お待たせしてしまいまして　申し訳ございません　愛情をもって　作業に入らせていただきます。この作業の様子は　ブログにて　お伝えさせていただきますね。。

 

で・・・　で・・・　で　ですね

「どうしたかな？あのお客様」と　ふと　思い出したお客様が居ますので　今日の話題に

一ヶ月前位ですかね・・・

お客様Ｑさま「車高調を組み付けたのだが　乗り心地が悪いんですけど・・・」

と　電話

（画像と本編は何ら関係はございません）

 

わたし「えっ！　車高調組めば乗り心地が悪くなるのはあたりまえですが・・・」

と　お答えしましたが・・・

声からすると若い子だったので　車高調自体が　どんな役割するものか？を知らないのかな？　なんて　思いつつ・・・

Ｑ「でも　乗り心地が・・・」

わたし「車高調ですから・・・」

Ｑ「それにしても・・・」

わたし「車高調ですから」

（画像と本編は関係ありません）

Ｑ「でも・・・」

わたし「取り付けてもらったお店に聞いてみたら？？」

Ｑ「お店が遠く・・・」

わたし「ほう・・・」

Ｑ「なんとか　先生に診てもらいたく」

わたし「安くはないぞ」

Ｑ「存じております　是非わが子を・・・」

わたし「よし　すぐにいらっしゃい」

Ｑ「先生！！」

と・・・　言ったかは知らぬが・・・

お客様がご来店

 

クルマは軽のミニバン

早速に点検　

 

クルマの外から　車体を揺さぶってみるも・・・　揺れない・・・　確かにｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝが機能していない・・・

車高を低くしすぎると　いわゆる「底付き」状態になるのだが　現車を下から覗いても　そんな感じはない

と　なると　車高調　の　調整式の調整が悪いのであろう・・・

わたし「ちょっと乗らせていただいても良いですか？？」

Ｑ「是非！！」

と　クルマに乗らせていただくと　後部座席には　チャイルドシートに乗る　生まれて数ヶ月の乳飲み子が

わたし「おこさんは？？」

Ｑ「乗せたままで結構です」

わたし「では助手席に乗っていただいてもいいですか？わたし運転しますので」

Ｑ「了解です」

と　いうことで　助手席に乗っていた奥様にクルマを降りて頂き

で　「ボボボ～～～」と　発進

数ｍも進まない時点で

わたし「なんじゃこれゃ！？」

Ｑ「やはり！？」

わたし「これゃなんですか！！」

Ｑ「やっぱり」

わたし「いやいや・・・これ乗ってるの？？」

走りだすも　非常に乗り心地が悪い・・・

「車高調だから」なんて　いうものではない・・・

Ｑ「はい　一ヶ月位これで乗ってます」

はっきり言うと「ノーサス状態」（ｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝ機能が全く効いていない）なクルマ・・

わたし「お子さん大丈夫なんですか？？」

Ｑ「このサスペンション組んで　一ヶ月位経過しますが　ずっとこれ乗ってるんで大丈夫っす」

わたし「いやいや・・・マズいよこれ　お子さんの頭が揺れてしまいますよ。。」

と　　この工場地帯をのんびりと一周回って戻るも・・・　数百ｍの試乗なのに　私は体の調子がわるくなる位に　ノンサス状態・・・

その割りに　車高はペタペタではないんだよな・・・

我が社に戻り

わたし「これゃ　おかしいですよ　サスペンションのｾｯﾃｨﾝｸﾞ　車高調整式のｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝの調整が適正ではない」

Ｑの奥様「ほら！！　だからわたし「おかしい」って言ったでしょ」

Ｑ「まあまあ・・・」

わたし「それよりも何よりも　生後数ヶ月のお子様の頭に良くない・・・脳がヤラれますよ　これじゃ・・・」（たぶん　首もすわってないんじゃないかな？って位に　数ヶ月位の赤ちゃんです」

わたし「今日はﾘﾌﾄに他のクルマが入っているから見れないが　これ　日を改めて見てあげるから　明日以降　都合の良い時に　来てください」

Ｑ「あざっす！！　では　仕事が終わってから・・・　って夜は何時位まで」

わたし「22時まで」

Ｑ「了解っす！　では　連絡しますので　是非修理してください！！」

わたし「任せろ！！」

と　いうことで・・・　数週間

あの「乳飲み子と奥様」は大丈夫だろうか・・・　　

あの乗り心地　木のタイヤの馬車　　子供の頃　二人乗りした自転車で段差を越えたときの「ガタッ」っと来たあの底付き感・・・　今も忘れられません。。。大丈夫か？Ｑさま・・・

あのクルマなら　まだ　ラリーカーでラリーしている方が乗り心地が良い　と言っても過言ではない

チャイルドシート付けてドリフトしている方がマシかもしれない

 

聞けば「友人の知り合いの工場で無料で付けてくれた」とのことですが・・・　いくら無料とはいえ　やりすぎだろう・・・　わるふざけで組んだとしたら・・・　危険すぎる・・・