2016
6/12
日曜版 お客様の想い・・・
- 2016.06.12
- 社長のつぶやき
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おはようございます
本日も 横浜より 毎日更新の自動車修理屋ブログを更新していきたいと思います。
お客様の多くが このブログを見ていただいてのご入庫が多く お客様がお客様を呼び・・・ 最近マニア向けな工場になりつつも・・・ 表向きは普通の鈑金塗装工場を装っております。
最近は「ご理解」いただいているお客様が多いですが 以前は「貴方が直すの??若いのに大丈夫なの??」と言われたことも・・・ 実は若作りに一生懸命でですね・・・。
と いうことで 本日もいってみましょう。
先日 現在修理中のお客様が打ち合わせで来店
↑打ち合わせにご来店頂いたついでに ここまで 交換した古い部品を 確認してもらうことに
お客様Gさま「いやいや・・・ こうして 交換した部品を見れるのは嬉しい!!」
と 交換したショックアブソーバーの古い部品を 実際 手に取り感触等を確認
↑ゴム類の部品は 触った感触で
Gさま「思っていたより痛んでないですね」
わたし「はい」
↑わたし「こちらが 交換した フロント・リヤのハブベアリングです」
Gさま「これがベアリングかぁ~ ちょっと触らせてもらってもいいですか??」
わたし「ベアリングなのでグリスで手が汚れますが どうぞどうぞ」
と 手が汚れることなんてお構いなしなG様はベアリングの中に手を突っ込んで ベアリングを回し その感触を確認
Gさま「う~~ん 思っていたより痛んではいないが ここで交換しておけば これからも安心して乗れるから助かります。
わたし「それよりも ベアリングを触って 手が真っ黒に汚れてますが・・ 手を洗ってください」
Gさま「はい それより写真撮らせてもらってもいいですか?この交換した部品達を」
わたし「どうぞ どうぞ」
と G様は 汚れた手でスマホを起動させる
わたし「手を洗ってから 撮影してくださいよ」
Gさま「はい ありがとうございます いいんですいいんです とりあえず写真を・・」
と スマホの指紋認証の解除を試みるも 指紋に油汚れが付いてしまっていて 指紋認証ができていない・・・
わたし「手を洗ってからでいいですから」
Gさま「すみません 嬉しくて 興奮しすぎてしまいました」
わたし「いいですから ゆっくりで大丈夫ですよ」
Gさま「ありがとうございます」
と いう 何気ないやり取りですが Gさまにとっては 非常に貴重な体験で 興奮状態は態度からもわかります。
それだけに
「Gさまのクルマに対する想い」が伺えます。
また 別件ですが 今回 初めてご来店のお客様 クルマが好きで 数台を保有 そのうちの一台を今回当社に修理依頼・・・ お車完成時 いろいろお話させて頂き 非常にクルマ好きなお客様であり 「お客さまによろこんで頂ける仕事が提供できただろうか??」と 思ってみたり・・・
そのクルマに対する 想いは さまざま・・・
本当にありがたいお話ですが それだけに 我々も今まで以上に 気を引き締めていかないといけない かと・・・
そんなお客様が最近多くなったのと同時に やっと新しい診断機を導入
↑これと平行して
使っていきたいと思います。
この様に 「新しいのを導入」
や
↑ 少しずつではあるものの・・・ 新調し 使いやすい工具や 設備投資を進めておりますが(工具や診断機は すべて自腹です)
こういうのを見ると 「儲かってていいねぇ~」 と 言われる事も多々・・・
いや 待ってください
このブログの5年前位のブログを読み返すと 一年に一度位 「仕事中に怪我した」とか「危なかった」という記事があり 一年に一度は 「数針縫った」 とか 怪我をしていた様な気がする・・・
そんな 「道具」を見直すことにより 怪我がなくなり・・・ 仕事に対する姿勢も変わってきた
今現在も 新しい開拓地を求めて いろいろな仕事にチャレンジしてる
それが お客様からの信頼を頂き仕事を頂ける。
私共は 遊びでハーレーに乗れる身分でもなく 休日は趣味にお出掛け できるわけでもなく ほぼほぼこの工場の地で 灰になる寸前まで働いております 時折「工具代に合わない工賃だ」と思うことも多々・・・ でも それはお客様には関係ない そんなギリギリの中で快適に楽しく仕事ができるのも その「道具」があってこそ「がんばろう」と思うし がんばれる。
工具を手荒に使う=仕事も荒くなる
また 話は違うが よく
「専用の工具があればできるけど 採算がとれないので買わないし その仕事は外注なりお断りする」 と 言う修理工場もあるが・・・ たかが数万円の工具を手にしないプロなんてありなのか??
私共も お客様からのご依頼を 当社では対応しきれず 協力工場さんにお願いすることもあるが 技術的に無理でない限り 「作業をしたい」のです。
お客様が お客様を生んでくれる それは お客様が喜んでくれたから こそ
だから ワタシは「そんな仕事 よくやるね~」と言われても 「やりがい」のある仕事は受ける。
もちろん 仕事なので マイナスになってはいけないが 正直 自動車整備はバンバンと 儲かるものでもない ギリギリなのである。
結局 何が言いたいかというと
「自分なりに「本気」で頑張ってます」
だから これを見て 少しでも安心してお車をお預け頂ける様に アピールするのも仕事の一つ。。
お時間は掛かるものの・・・一つ一つ 自分達なりに100% いや120% の仕事を心がけ 前進していきますので これからも どうぞ よろしくお願いします。
ということで 日曜版 終了!!
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