おはようございます。

相変わらず お問い合わせの多い「全塗装」のご依頼

現在 当社では 全塗装の受付は 休止させて頂いております

というのも「お客様にご迷惑をお掛けするから」

一年・二年・三年・四年と・・・ お待ちください と お伝えしてきましたが  ちょっと厳しいかな・・・と。。

「普通に塗装」すれば良い車両ばかりではなく 細かい指定や希望がある そんな中で 通常のメーカー様からの仕事・整備・大小の鈑金塗装をこなしながらの全塗装は無理と判断しました。

せっかく お問い合わせを頂いておりますが そんなお客様の全塗装を「サッ」っと済ませるわけにはいきません。 正直 その一台を真剣に作業すれば 一週間~二週間で 全塗装はできるでしょう・・・ ですが それ以外のお仕事も沢山ありまして 一台集中で作業することは到底無理。  お預かりするからには 真剣に 全ての技術を注いで作業をしたいのです。 ご理解の程 よろしくお願いします。

毎度 わがままで 申し訳ございません。

 

 

さて・・・

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なぜ 錆びている部分を交換しないのか??

 

では 気持ちよく 交換するためには どう交換するのか??をイラストで見てみましょう

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↑NBロードスターのサイドパネル部のイラスト

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絵は見ずらいですが こんな感じです。

74-130がメインで交換する リヤフェンダー部 (先日必要な部位をカットした部品ですね。)

71-270 こちらがサイドシルパネル(ステップパネル)という部品

上記二点を交換すれば終了なのですが「これを 交換しましょう」となった時・・・

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70-020という部品も交換しなくてはいけません

わかりやすく

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↑切り刻んでみましょう

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↑錆の生じてる部分

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↑この様に「かぶさり」ます

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↑そして Aピラー下部部は

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↑この様に「かぶさって」おります

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↑この様な 構造になります。

「交換しちゃえばいいじゃん」と 言ってしまえばそれまでですが  キレイに交換するとなると かなりの大掛かりな取り外し交換作業となります。

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↑俗に「カット交換」といいますが それが嫌であれば 全交換なのです。

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↑この71-020は ドア取付部のドアヒンジ取付の部分  そんなところまで交換するのです。

 

なぜ この部品の交換に「あ~でも」「こ~でも」いうのかというと「溶接」をしなくてはいけないから。 「溶接=鉄と鉄を溶かして合わせくっつける」ということ  鉄を溶かすということは 塗装は剥がれる もちろん剥がれた部分は錆びとめ塗装するのですが その接合部はボディの裏側であったり 手が入らない内部 そんな内部の錆びとめはどうします?? そんな感じで修理をしたパネルが傷んだら??? 交換すれば気持ちよいですが この溶接パネルを あれもこれやと 交換すれば良い というものでは・・・ と これは わたし個人の見解であり 正解でもまったくありません。