社長のつぶやき

台風去って　季節はちょっと秋な感じの朝・・・

また　あの寒い季節がやってくるんですね　

でも　その前に　秋の心地よい季節が待ってますから　楽しみにしましょう。。

ﾄﾞﾗｲﾌﾞにも最適な季節　

その昔　ｸﾙﾏ好きな人々は　ｸﾙﾏの運転を「夏に向けて　車は夏眠　冬になるとﾄﾞﾗｲﾌﾞを始める」　これは　ｸﾙﾏにとって　夏の暑い季節は　高回転で走行するエンジンのｸﾙﾏには　過酷な負担が掛かるので　エンジンやその他　メカニカルな部分を熱で破壊しやすい　　オーバーヒートなんてその一つだ。。　そんな　自動車愛好家達は　ｸﾙﾏを夏には乗らないのだ　　もちろん　ボディにも　この気温や　直射日光は大敵だ・・・　高温多湿をｸﾙﾏは嫌う

そうだ！！高温多湿　といえば　「自動車室内とG」という話題もお伝えしようと・・・　これ　衛生的にも　本当に　気にして頂きたい　。。

 

本日は　スズキ　エブリーワゴンの　ボンネットモールを外して欲しい　とのご依頼・・・

　

↑作業前の画像がなく　途中で撮影した　モールつきのイメージ。。（って元々付いていましたモール）

 

ﾎﾞﾝﾈｯﾄの穴埋めの話題

前部のボンネット先端に付くメッキのモールである

取引業者様から

業者さん「価格が決まっていますが作業は可能でしょうか？」

わたし「うむ～その価格だと　作業に制限ありますが・・・」

わたし「本来　穴埋めは溶接で行いますが　価格が価格なので　穴をパテで埋めるという作業になるかもしれません」

業者さん「そうですかぁ～　でも　ハトリさんだったら　大丈夫です　その昔　わたしのｸﾙﾏも穴埋めしてもらい　全く問題ないので」

わたし「それ　何年前ですか？？」

業者さん「いやぁ～　結構前ですよ～～」

と　きっと　10年以上前の「軍隊企業」だったときの作品かと・・・　あの時代は夜も寝ずに働いたものだ・・・　お陰で　あの時のスタッフはもう居ない・・・「軍隊雇用」では　長く続かないのだ　いけない　脱線だ　話が。。

わたし「では　現車を見て」

業者さん「もう　ｸﾙﾏは預かってしまってまして・・・」

わたし「わかりました　見てみましょう」

と　預かる。。。

現車を見た瞬間　

わたし「うわ･･･　モールの幅が広い・・・・」

穴の数は　モールを外さないと分からない・・・

嫌な予感・・・

だが　見てみないとわからないので　ボンネットを車体から外し　モールを外す

↑その予感は的中・・

6mm位の小穴　6個

10mm位の穴２個

計8個

私の予測では3～5個位かと　思ったが・・予想が外れた・・・

この穴数をパテ埋め・・・　できないことはないが　流石に　私にはできない・・・

予算の都合もあるが　パテ埋めで穴を埋めると必ずの割合で　埋めた穴の跡がくっきりと出てくる・・・　

「低予算だからそれまででしょう」

かもしれないが

「作業途中で不具合が出てきては　納車前からやり直し作業になる」

そもそも　この様に　他の人とは違う「自分だけの一台」を作ろうとしているお客様に　パテ埋めでは　後々に不具合が出た時には　すぐにわかってしまうだろう・・・。　その時のトラブルや再作業のコストを考えると　ここで　ある程度はきちんとした仕事をしておいたほうが良いだろう・・

だが　　概算で考えてみても

・小穴6箇所　一箇所￥3500の穴埋め工賃(激安）で￥21.000-

・大穴2箇所　一箇所￥7.000-の穴埋め工賃で　　￥14.000-

･塗装費用　　　　　　　　　　　（定価￥37.000-）　　￥25.000-

で　合計￥60.000-に税　

これが相場ではないかと思う価格　いや　カスタムといったら　安いかもしれない

が　今回は　アタマが決まっているので・・・

「パテで穴埋めしよう」

と覚悟を決めて作業に掛かるも・・・

 

 

「オレにはできない」

（悪神の声「パテを盛るんだ」

「いや・・無理だ」

（悪神の声「穴の周りを凹っとさせてパテを盛って終わりだ」

「いや～無理だ　できないよ　オレにはできない」

（悪神の声「価格が決まってるんだろ　経営者になれよ！考えろよ」

「だって後々クレームになったり戻ってきたら？？」

（悪神の声「勝手に価格決めたお宅が悪いって言えばいい「パテでやりますよ」って予告したでしょ」ちゃんと　だからいいんだよ」

「たしかにな・・・」

 

と　心の「よき経営者（パテ埋め）の考え」と「赤字経営者のきちんと施工（溶接埋め）」の葛藤を戦うこと　数分・・・

「よし！決めた！！」

と

「ハトリは　悩んだ・・　お客様の喜びを取るのか?　自分の満足を取るのか?　価格なりの作業の経営を取るのか？　ハトリは眠れずに悩む日々が続いた・・・」

で　「ハトリは立ち上がった　「私なりの　作業を進める」と・・・」　

果たして「よき経営者」にはなれたのか！？

次回は　「悪き経営者になるのか？　良き経営者になるのか？スズキエブリーワゴンボンネットスムージング」　編

お楽しみに！！