2012
10/10
EV開発の技術者達の熱い思いに・・・ HONDA BEAT 全塗装編 その8 最終仕上げの巻
- 2012.10.10
- 社長のつぶやき
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日本人のノーベル賞受賞で ちょっと明るい話題で・・ なんだか良いですね こういうの。。
「フルマラソンを完走して研究支援をしてもらった」とか・・・ありましたが・・・ 自分頑張って 国から支援してもらえる人になりたいです。 なんて・・・(とりあえずヘロヘロになりながらもマラソンは完走しますのでハイ!) 朝から なんともあつかましい要求ですね そんなに国は甘くないですよね。。
ってことで 現実に戻り 本日もいきます
塗装作業が終わった車両は 磨きポリッシュによりツヤと質感を出し 先日 バラバラにしたのを 今度は逆の順で組み付けます。
↑作業フロアも変わり 板金スペースへと移動。。
↑こんなところも
↑シャーシブラックを吹きつけてアクセントをつけます(反対側の塗装中の途中ですが)
↑エンブレムだって
↑バラして
↑シュッっと一吹きでくすんだエンブレムの黒部分が復活
↑サイドダクトも
↑組み付け 赤と黒の網のアクセントで ビシッ!と決まっております
こんな感じで 部品を清掃組み付け 時々場所場面に合わせ キレイにしていき ボディに組み込まれていきます。
そして お客様が悩んでおられていた ホイールです。
完成の暁には 展示されるのに
↑車両担当者様曰く「このホイールでは 見栄えしないだろう・・・」と 最初にご来店頂いた時からおっしゃっていて・・・ 「アルミホイールにするしかないだろう?」「こんな鉄っちんホイールじゃダメだよね」「だけど どんなアルミにしようか・・・中古でキレイなアルミは少ないし・・・」と お悩みになっられていた部位でもありました。 そんなお客様に私は「塗ってしまえば良いじゃないですか?」と ご提案(この形からして 塗装してあげれば十分に見栄えするホイールであると思ったからです)。それを聞いた 担当者の二人は「えっ!こんなホイール塗ってどうするの??」と・・・ それゃそうですよね 全くイメージ沸かないですもんね。
私「EV車にするのだから~ 軽い感じがよろしいので 白に塗って 軽い感じを出しましょう!」
お客様「は・・・はい・・・」(この時点でも「本当に見栄えするのか!?」と半信半疑のご様子)
私「とにかく一度塗装しますので 見て ダメならアルミホイールにでも替えてください」
とお伝えし 塗装へと。
塗る色は
お客様「じゃ~塗装するのであれば「チャンピオンシップホワイトで!!」」と
この「チャンピオンシップホワイト」とは ホンダの純正色 色番号でいえば「NH-0」という白色なのです
((確か~EKという型式のCIVIC TypeRの純正色でデビューしたと思う この色(当時100cc=10馬力のホンダエンジン 1600ccのシビックTypeRは160馬力を超えている レシプロにしたらモンスターの様なエンジン 今回のこのBEATも 10.000回転を超えても加速する ハリケーンエンジンなのですね 恐るべし ホンダエンジン もちろんバイクも同様で 80年代のCBR250なんて20.000回転位まであった様な気がしましたが・・・(間違えてたらごめんなさい)))
ちょっとオフホワイト傾向にある 落ち着いた感じのある白色で ホンダ党の方々は好きな色の一つでもあるのではないでしょうか? 落ち着いた白で 私も好きです。。
タイヤの耳(ビート)を落とし(BEATだけにビートを落とす!?)
↑元色はシルバーです これでは見栄えしませんね。。。それにしても錆がすごいですこれ
↑下処理を済ませて 塗装していくのですが 錆が酷く 余計に時間を費やしてしまい・・・結局色が染まったのは 画像の時計時間で 日が変わってしまい・・ 乾燥させてクリヤ塗装なのですが そこまで作業したら ちょっと時間がかかる 明日ももちろんいつも通りの仕 事・・・ってことで この日塗り上げたかったのですが 乾燥の時間を多くとり ここでこの日は終了~~
↑ 翌朝 朝イチでクリヤー塗装です 乾燥時間を多くとったお陰で みてください このツヤ艶感 非常に良い感じ 赤いボディにも ピッタリですきっと。。
↑同時に小部品も塗りました。
↑エンジンルームの蓋(これまた 艶感がたまりません)
↑ワイパーノズルもボディ同色で 高級感を演出(この辺は お任せ頂いていたので 勝手に塗ってしまいました すみません) これを塗ることにより 見た目が全く変わるのです 車って不思議ですね。。
↑ヘッドライト表面も「くすんでいるの 何とかならないかな?」 とのことで こちらもEV仕様に。。
↑まず 作業前はこんな感じ でも比較的キレイなライトでしたよ。 これをライトコーティング塗装すると
↑塗装後
画像ではわかりにくいですが塗装完了です
いつもの「青っぽさ」を演出して 透明感を強くだしました もちろん車検が通る範囲での調合作業です。ライトは専用のコーティング塗料で対応していきます。
と・・・書いていたら こんなに長々となってしまいました・・・
よって 最終編は明日に持ち越しということで・・・
それにしてもこの車両の画像 まとめてみたら 最終271枚・・・ 完成の画像もお楽しみに。・・。
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