社長のつぶやき

最近は　お客様に　工場の現状を「慌ただしく」と　お伝えしてしまって　多くのお客様から「忙しいのに悪いね」と

本当に申し訳ございません。

そんなこんなですが　できる限りお客様のご意見を「まず聞く」ことを　心がけております（が　なかなかうまくいかず）

会社が「忙しい」というのも「暇だ」というのも　その経営者の「スタイル」に掛かっているのかと･･･　いうことを　先日教えられた事柄があり･･　「いきなり「忙しい」と言うのではなく「いかがされました？」と言える位の余裕が欲しいものです。

いきなり　お断りするのではなく「いかがされました？」からつながるお仕事もたくさんある

さぁ　今日も頑張らないといけません！　お仕事大募集中～

さて　本日は　長らくお待たせしてしまっているお客様の部品でお預かりのﾄﾗﾝｸパネルの塗装が完成して　その部品を車体に取りつけて「色の確認をしましょう」ということでお客様がご来店。

早速に　車体に取りつけてみると･･･「色が違う　合ってないし･･･｣

わたし「30分程お時間頂いて良いですか？これでは　良くないので調合します」

お客様「大丈夫です」

との事で　色の調合･･･

何かがおかしい･･が　経年劣化もあるからと　思いながらの調合･･･

塗装前のパネルです↑

ﾆｯｻﾝのKH2という色番号

KH2という色番号なのに多色あります。

それのどちらにも　似ても似つかない･･･

「あ～でも　こ～でも」とやっていると　塗装担当のKimiが　「車体を疑った方がいいんじゃない？？」と　車体を確認していくと･･･　上手くボカシ塗装されていて　メタリックの粒子の粗さも違うし　さぁ困った･･･。

お客様にそれを説明し　結果徐々に純正の色に戻していく　ということに決定。

それにしても　色って　奥が深いのですよ～

例えばですね～

トヨタの色帳の一部ですが・・・

1F7　という　色番号では三種類が出てくるものの･･･呼び名は1F7なのです。微妙に色が違うのわかります？？

1H9に至っては4種類も･･･　もはや色が違う風にしかみえないし･･･

もう　いろんな色で　同じカラー番号で　色が微妙に違うのが多いこと多いこと･･･

↑で　結局　現車に合わせて作った色は　途中でキャンセルになり　純正の黒っぽい色で塗装することに決定

↑途中まで作った色は　余ってしまった･･･捨てるのもったいない･･（漢字間違えてるし！）

300ｇ位の塗料の余りは　自分へのバレンタインプレゼントにしよう　ということで　今晩はKH2で乾杯なのである。。