2017
9/12
現場判断で電車火災は防げた!? サッシュテープの塗装はタブー
- 2017.09.12
- 社長のつぶやき
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「ボクシングジムが火災になり その火が緊急停止した小田急線に飛び火した」
大惨事である。。
外から見て 動画を撮影していた一般庶民は「なんで燃えてるトコで停止するの」「危ないよ」「電車燃えてるよ」「燃えてるのに電車発進させてはダメでしょ」と・・・
そんな心配とは裏に「電車内では「何が起こっているのかがわからなかった」」と 乗客は語る。きっと 運転手や車掌さんも 今回のでき事にミスはなかったと思う。
今回 火災現場に居た警察官が「緊急停止ボタン」を押した事により あの場所で電車が緊急停止した。
誰の判断が正しかったのか?間違えていたのか?は わからない・・・が 大きな事故にならずに良かったと思う。
今回の事故を考えると 電車内に居た人達は「井の中の蛙」状態!? でも乗客は 車掌さんの指示なくては ドアを開けることもできないという 何とも 危険な状態
これは 仕事にも言えることかと 今回の事故で思った。
お客様からよく言われる 「たまには 休憩をとりなよ」とか「休みは必要だよ」 って お客様に良く言われるが それは 「お客様から見て「そう見える」から そう言ってくれているのだろう。」と 最近は 力を抜いて 仕事をする様にしてきている。が まだまだ足らない様だ 休暇が。 って働かない人に「仕事しろ!」って言うのはわかるが「働きすぎだよ」って 言われるのも 微妙な話ですよね。。 でも なんだかんだで好きなのかな?仕事。。 確かに休むとリフレッシュできるしそれはわかるが・・ 常に追われている何かに・・・
と いうことで明日は「それ以上は眠れないこの夢って何!?」を お伝えします。
さて 本日はそんな「現場判断」の一つの作業をお知らせ
「修理以外の所にキズがあれば 頼むよ」 とお客様からのご依頼指示
で ここのキズはどうすべきか悩む部分
↑このドアの窓枠(サッシュ)部分の 艶消し部のキズ
この「サッシュ部分」
現代のクルマの多くは「サッシュテープ」という シールが貼られている
そんなシールですから もちろん塗装で再現するのは難しいし そもそも シールを塗ってはいけない
しかも そのクルマそれぞれに 質感や艶感がちがうのである。
↑こちら別のクルマ 上のクルマの サッシュ部と質感が違う感じしません??
黒っぽいもの グレーっぽいもの・・・と お客様の乗り方やメンテナンス状況によっても変わってきます。
そして今回のクランケが↓こちら
サッシュ部に 気になるキズがあったんですね
↑どうする?と・・・
↑この辺に20cm位のキズがあったんですね(画像ではわかりません)
「目立つからなんとかしてあげたいね」
って 適当に直すと とんでもないことになる いやゆる「やっちまった系」の仕上がりになるから この辺の修理に関しては 注意を払わないといけない。。
で 結局「やってみるよ」と・・・「ダメならテープ張り替えようよ」ということで
ご覧ください
↑指で指しているリヤドア側のサッシュテープ部を塗りましたが・・・ フロントドアの質感と比較していかがです??
実は フロント側は キズを落とそうとしたのか? 余計な艶感が出ているのです それを考慮してリヤ側の質感を少し落として 今後 フロントサッシュ部の艶が落ちてくることを考えて 塗装してあります。
なぜ?質感を出して塗れるのか?「考える」からです ・塗装粘度・塗装のエアー圧・塗膜・乾燥・・・と すべてを考えて 塗装すれば いけるのかな?なんて。。
でも 塗装といっても 塗膜は上げずに 最低限度で 何かっても「やっちまった系」にならない様な作業方法を取ってあります。
こうすることで「ボディ全体をメンテナンスしておきました」と お客様に堂々と言えますからね
お客様が気が付いているか?気が付いていないか?はわかりませんがね。。。
と いうことで 日々研究 日々実践 日々学びで 成されている作業
井の中の蛙だからこそ「突き進む」ことにより
「井の中の蛙されど空の深さを知る」ともいえる。。
さぁ 今日も勉強が始まります。
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