2018
3/29
サクラ咲く 色違いにモヤモヤする スズキ ラパン編2
- 2018.03.29
- 鈑金塗装
- 0
おはようございます。
昨日は お昼休みに
↑近所の「江川緑道」に桜を見に行きました(撮影!?
整備された緑道には チューリップがさらに桜を美しくさせる
とにかく すごい人 人 人・・・
↑写真って難しいですね。。。
↑スマートフォンでここまで撮影できてしまうのだから 便利な時代になりましたよね。。デジカメ要らずですね。。
で この季節になると やってくるのが・・・
↑奴らです・・・ 今朝も朝4時から 画像の彼と格闘・・・ おかげで寝坊の寝不足です・・・(朝4時から「ブログ用に蚊を・・・」と必死にヤツの姿だけは 捕えました。。)
ということで 今日もいってみましょう。
その0 その1 と 第二弾となりました本日・・ 今回は「自動車の塗装」について ちょっと詳しく話してみましょう。。
様々ある クルマの色 その一台一台色が違います それを調合するのが 塗装屋さんの仕事。。
で このクルマ で その色を見てみましょう。
クルマの色は メーカーが名付けた「カラーナンバー」という色番号で管理されてます
↑スズキの場合 この色見本が三冊あります。その中から このクルマのこの色
↑スズキZCSという色番号があり
↑「ZCS」という色番号でも質感の違う二色がある様です この同番号の色の違いは・製造工場・製造ラインの使用塗料メーカー などから 微妙に違う色があったりして・・・種類がでます そんな事から1990年代のホンダなどは 鈴鹿や狭山の製造ラインで作られた「狭山色」や「鈴鹿色」という色の名前が存在したのです・・・
↑で その色は こうして調合表を見ながら
簡単にお伝えしますと・ホワイト・イエロー・レッド・ブラック・メタリック(メタリック入ってますのでキラキラしてます)という原色が入ります。
↑数ある原色の調合により 色が作成されるのです。 その後は実際にサンプル板に塗装してみて 微調整しますが その微調整は 塗装をするペインターさんの「センス」に掛かっているのです。(腕ではありません センスでしょうね・・
では 実際に そのサンプルを使って・・・見てみましょう。
ふむ・・・
ふむ・・・
ほう・・・
正面から見て 日陰から見て 日向から見て
って 先にも書きましたが・・・この「サンプルのデータで色を作って塗ったら良くねぇ??」
という感じしません??
このブログでも 良く書きますが・・・ 「職人技」とかいってスタンダードなものを 逆にダメにしてしまうケース・・・。
ましてや このクルマは 調色が合っていないパネルに対しての色合わせなので 合っている色を当てたとしても「合っていない様に見えてしまう錯覚」に陥ってしまうのですね。。。
↑お客様U様に聞けば ヘッドライトの枠は後付けで「部品で塗装してもらって取り付けたもの」
だそうで これも微妙に色は違いますが・・・ 色の調合って難しいですね。。
で 今回 打合せしていくうちに「ライト表面もくすんでいるのでコーティングを」と その際 このライト枠も外しますので その際に「ちょっとイメチェンさせません??」とお客様にご提案 Uさま「もっと早くお宅と出会っていれば・・・最初からそうしておけばよかった」と・・・
今後 調合して こちらは塗装となりますが・・・ どうなるかは お楽しみに。。
と 色の調色や調合に付いては こんな感じです
よって
「わたしの ベンツ~は~」と 言われましても
↑ベースなる色を掴むことはできます
「いやいや俺のはポルシエだよ」
ぽるしえさんも・・・
幾つもある原色の価格が高いのもあったりで・・・原色を揃えるにも かなり高額になります。 そんな事から 今回のラパンの調色は「原色が少ない最低限度での調色」だとしたら頑張った方だと思いますし・・・ そうでなかったら「残念な結果」だとも 考えられます。。。
うむ・・・難しいですね 仕事って。。。
コメント