2018
7/16
久しぶりの結晶塗装 その1
おはようございます。
毎日暑いですねぇ~ とろけない様にしないといけませんね。。
話題もみつかりゃ~しませんよ こうも暑いと・・・
この暑さの中 熱を使う熱い仕事の話題。。。
暑い熱に 暑苦しい顔の私が 本日もお伝えしていきます。。。
まずは
一本の電話から
「エンジンのヘッドカバーの結晶塗装をして欲しいのですが・・・」
と・・・
ただの塗装ではない様子
効けば
「ニッサンのフェアレディZ Z31のエンジンヘッドカバーに付くカバーに結晶塗装ですが 自分でちょっと加工したものを・・・」
ということらしいのですが・・・
わたし「加工・・・ですか? 結晶塗装は120℃以上の熱を加えて製品を作り出しますので 加工されているとどうなるかわかりませんよ」
お客様Aさま「それは 覚悟しておりますので ノークレームで」
わたし「了解しました」
ということでお預かり
で お預かり時の画像はなく・・・すみません
途中の画像からです。
まずは 下塗り剤を塗装して 塗装するのですが お客様に確認すると
↑「300ZX と上下の平らな部分はアルミ素地を出して それ以外を結晶塗装して」
との事で
下塗りプライマー塗装後 乾燥してから 塗装しないアルミの地金部を出します。
↑でも お客様が ご自分で下処理をしてきた為に・・・ キズだらけでして・・・「どうしよう・・・」と・・・
↑この ミミズがはっている様なキズを #240~#400~#600~#800とペーパー(やすり)をかけていき キズ取りをしながら ひたすら削ります
が・・・削り過ぎは禁物・・・
↑だいぶ良くなってきましたが・・・まだまだ・・
↑上の部分の削りも同じく・・虫食い状態で深いキズが付けられてしまっていて・・・ひたすら削ります。。。
地道な作業を 数時間・・・
ちょっとは見れる様になったかな? この次は コンパウンドで出来る限り磨きこみます。。。
磨き後には 汚れを落とす為に 洗います。。。
↑結構カッコよくなってきましたね 雰囲気が出てきましたね!!
そして 十二分に乾燥させる
深いキズの部分は ナナメにすると
その深さが・・・おわかり頂けますよね・・
↑塗装前まで きました。 この時点で かなりこのパネルと戯れていたので もうお気に入りの一枚になりつつあるパーツ
同時に固定ネジも同じ 赤色の結晶塗装で とのことで
やっと 塗装段階までやってきました。。
そして 結晶塗装へと進みます。
この結晶塗装は
専用の塗料を使い・・・
塗装後 一気に熱を加え 塗装面を120℃以上の熱を加えると その塗装が 結晶模様の様になることから 結晶塗装と呼ばれています。。
それだけに 塗り重ね回数と塗装の厚み 熱の加えるタイミング でその結晶の出方がまったく変わってしまいます。
よって そのタイミングが それなりに難しい作業で
季節によりその仕上がりも様々で・・それを均一に仕上げないと「失敗」となる 一発勝負な塗装。。
さぁ 開始します。。
塗る
↑洗浄液で
↑塗りたくない所を落とす
↑こうして・・・
と 現時点では イマイチ ピンとこない作業ですが・・・
明日からは この結晶塗装の醍醐味の部分へと・・・
明日もお楽しみに。。
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