2019
2/10
日曜版 錆と戦う
- 2019.02.10
- ボディメンテナンス関連, 全塗装や錆取り修理, 社長のつぶやき
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おはようございます。
パラパラと降りましたが・・・
積もらなくて よかったですね。
でも 寒い・・・
では いきましょう
ちょっと期間が空いてしまいましたが
スカイラインR32GT-RのIさま 下廻り錆処理の続編です
雪の降る中 問い合わせの連絡も少なく・・・ こんな時にこそ作業をすべし と
マフラーのフロントパイプ周辺 ということはエンジンが近いのですね
ふむ・・・
助手席足元 フロア先端部も錆・・・
始めます
削ります
穴が開く程酷くはありませんが 浸食してますね・・
本来であれば 錆部の鉄板を切り取りたいですが この先を考えると 避けたい作業
いかにここで錆と止めておけるか?がポイントかと・・・
凹が気になるので
秘密の工具で・・・
と この先っぽが気になりますが その辺りは企業秘密ってところで・・・
と いうと「プロの使う工具は・・」って なんか特別感あるじゃないですか??
って 別に たいした工具ではありません 父が作ったスライディングハンマーですが この微妙な形が穴にぴったり入った さすが父だ・・
↑前
↑後
違いわかるかなぁ??
作業に邪魔なものを外す が・・・壊さない様に・・・
で 次に サイドシル部
↑ジャッキアップポイントを使って 車を持ち上げると 取付部の塗装が剥がれ 微妙なキズの積み重ねが錆を呼び 経年劣化でこうなります・・・
変形を少し直してあげてポカポカすると・・・
錆粉がすごい・・・
しかも こちらのクルマ サイドシルに「発砲ウレタン」が充填されている・・・
本来であれば バラバラに外してやりたい所だが・・・ そうすれば 確かに サイドシル片側20万~左右で40万円 フロアの錆の処理エンジン降ろして作業すれば35万円~ であそこもここもって・・・ 結果 100万円なんてすぐでしょう でも 気持ち良く作業ができるでしょうね・・・(その後 が問題ですが)
人間も同じです ご老体にムチを打ってもしょうがありません いかに 「今のカラダとどう付き合っていくか?」じゃないです??
って 昨日も 仕事の依頼で 久々にお会いした近所のI社長
I氏「腰が痛くて・・・」
I氏「社長は大丈夫なの?」
わたし「走らないとダメ」
I氏「??」
わたし「走る以前は「ヤバイな腰」とか 肩こり・冷え で 辛かった」
I氏「今は?」
わたし「走らないと再発するが 走っていれば大丈夫」
I氏「そこか・・・」
I氏「いろんな人に聞くと「あそこの整体が良い」とか「あそこのカイロプラクティックが良い」とか「気功が良い」とか 温める治療とか冷やす治療とか・・・そんなんばっかり だが・・・社長の言う基礎体力って 説得力あるな・・・」
わたし「いきなり走ろうなんて無理だし しかも今 腰が痛いんだから 無理しなくていい 散歩できるなら歩くのも良いでしょう 無理のない様に やっていけばいいのではないです??」
I氏「それに 体重が増えて困った・・」
と 出っ張った腹をナデナデしながら語るI社長・・・
わたし「それは私も同じ 太らない為に私は走っているのです」
I氏「そうか・・・ でも 一番説得力のある健康法というか治療法だな・・・」
と I社長は帰っていきましたが・・・
と・・・ 人間も40歳を過ぎれば そりゃガタが来ますよ・・・ で 運動って フルマラソンばかり走れば不健康ですが・・・ 無理のないレベルで歩いたり 走ったりって 動物の基本じゃないでしょうか??
なんて エラそうな事言ってますが ~30歳までは「運動なんて無駄 汗をかくなんて体力疲労の源」と思っていた私が言うのだから 説得力が大きいでしょう。。
どんな若返り方法を試みても 現実は変えられない ならば 今できる事すればいいじゃない?って事でね。。
それが 人生の延命処置であったり現状維持 じゃないでしょうか??
これが 私が 今から 強度の強い本格的トレーニングをしたら??絶対に故障や今後の人生に問題が生じるでしょう
それと同じなのかな? なんて思う。。。
それが 車にも言えること
上記スカイラインを「これからサーキットに持ち込み ガンガン走るから って言うのであれば フレームを切って 錆を除去して プラスアルファで スポット増しして ボディ強度を高め これからを楽しむ とかいう手もありますが 基本「レースに使うクルマ」なんて 長い時間走ることを考えない 正直「レースが終れば エンジンが壊れたっていい 車体だったバラバラになっても構わない ただ レース本番だけ 最高のポテンシャルで走り切ればいい」というのがレースじゃないですか?? レースが終ってから ビンテージになるまで レースカーって使わないじゃないですか(特例もありますが)って 先日自動車誌の編集社の人に言われ・・・ 確かにと 思った・・
と いう 使用用途に応じて 車も人間も生きて行くのが 人生であり車生じゃないですか??
そりゃ完全がいいですけど「錆びの完全除去」とか 車に無理が掛かる様なら その方法は私は避けたいと思ってます。
それが 新車時からメンテナンスしていたら?? って考えれば おのずと答えは出てきますよね
わかりません??
私が 学生時代から陸上をしてたら?? 「もう走っていない」か 走っていても 自分のカラダと相談しながら 学生時代からのノウハウを使い 上手に走り続けているでしょう・・・
それと同じなんです 車も。。。
と 錆の修理方法から だいぶ脱線しましたが・・・
錆びも 人間の健康管理も同じ
日頃のメンテナンスがものをいう のであり
起きてしまった「錆(脂肪)」は うまく スマートに削っていけば 良いのではないですか??
これ 今の私の体重ですが
お見苦しいのでボカシですが 見たければリクエスト頂ければ 公開しますね!
2017.10 走った後にこの体重 ですから
1年ちょっと前よりも 少しやせたかな?って感じです 今は・・・ ですがこの間に70kgを超えたり戻ったりしながら 人生 何十回目のダイエットにチャレンジしているんだろう・・・
ですが 間違いなく 以前より 食生活気にをつけているので 体重は今の方が 落そうと思えばすぐに落ちると思いますが その分 風邪をひきやすかったり 体調のバランスが狂うので・・・地道です そういう意味ではクルマも同じです
こうして 自分のカラダを画像に残し管理することで 自分のカラダが堕落した時 上手くいった時 励みでもあり反省でもある
クルマも人生も 同じ と 自分の裸体を公開しても お客様に伝えよう とするこの姿勢に 仕事に対する意気込みを 感じて頂ければ これ幸いと。。。
さぁ 本日も クルマにカラダに錆落としだぁ!!
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