2019
12/30
本日の納車は 二台?三台? スカイラインのテールランプからのRE雨漏れ その2
- 2019.12.30
- ボディメンテナンス関連, 社長のつぶやき
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おはようございます。
今朝は ブログをちょっと書けずにですね・・
今朝も早々にですね・・・
朝 東京のご先祖さまに・・・「今年も無事に生きられました」と ご挨拶。。。
道路・街共に お正月モードに・・・
お墓~とげぬき地蔵コースがいつものお参りコースで
朝八時過ぎ お正月準備が着々と進んでおります。。
お地蔵さまも みんなにジャブジャブ 水を掛けられて 寒そうです さすがに・・・
で 午後からは 納車や 準備がありますので 休んじゃいられません!!
で 先ほど 戻ったら すぐに電話問い合わせが・・・
「車高調整式 ショックの車高を調整して欲しい」
と・・
わたし「通常一カ所¥7.000-頂いておりますが」
お客様「今日これから良いですか?」
わたし「さすがにもう30日ですので 本日作業でしたら特別割り増しで 倍になります」
と お伝えしたところ
「検討します」
と・・・
残念だ・・・
年始を 最高な車高で迎えるのであれば・・ どこもやってくれませんよ!!この年末! ウチだけですよ~ 倍の倍 払ってもお得ですよ~ なんてね。。。
って ・取り付けて何年経過しているのか?や・車高が簡単に上がるタイプか否か?が わからない状態で お話しておりますので 最悪な事も想定し 価格をお伝えしております 前の車高を上げるのに 前だけの調整ではダメです 前後左右 のバランスで クルマは正立しておりますのでね・・・ そこを理解して作業しないと 車種によっては大損してしまうのです。。
一カ所¥7.000-の倍の¥14.000-が四カ所 ¥56.000-かぁ~ でも 他でできなくて ウチで今日できるのならね~ありですよね。。 わたしも コタツでミカン食べて アンナチュラルの再放送みたいもん お正月の特別番組 いや 買い物もいいね~ 年末気分味わってねぇ~
お正月なんて まだまだ ですよ。。
ただ今の時刻12/30の18時
19時30に引き取りに来られるお客様を待っての ブログ書きをします。。
↑ 手は安定の回復ですが・・ お正月明けて病院に行くまで水には濡らせない・・・不自由ですが それも人生 星形の包帯 すてきでしょ 今晩自分でガーゼ交換だ。。。カレンダーも2020年になってて ヤル気満々でしょ!! 来年はやるよ~~
と いうことで 本日もいってみましょう
さて・・ すっかりお伝えが遅くなってしまった
スカイラインGT-R R32の雨漏れの作業
この手のテールランプは「ブチルテープ」と言われる ガム状の防水のり とネジで取り付けられております
このブチルテープというのは 一度きりの使い切りの部品ですので テールランプ/ボディに付着したブチルを取り除きます
こんなで ベタベタ手に付きますのでね・・・ 手も汚れます・・が これを怠ると 後々の雨漏れにも影響してきますからね。。。
画像は無いのですが 新しいブチルテープを付けて テールランプを取り付けて 早速 水を流し 防水試験ですが・・
まだ水は浸入する・・・
外しては ボディ/テールランプの歪はないか?を確認 修正しながら 再度 ブチルを剥がし 取付けるも 水が浸入する・・・
テールランプの受け側も変形してきているのか?
結局 二回失敗し・・・ 付けては 清掃し 付けては清掃を繰り返しているウチに・・・
テールランプを固定する為のボルトが折れた
マジか・・・ これが折れると どうしようもないんだよね・・
早い話 テールランプ交換か 適当にごまかすしかない
が
ごまかせないし このクルマ 水漏れだから・・・
ちなみに正常なのは こうして テールランプを固定するボルトが「ニヨキッ!って出てる
さぁ 始めましょう。。
まずは 折れたボルトを抜き取る
とはいえ これは テールランプ製造時に クサビ状のボルトを溶かし込んで固定されている為 熱を加えて外すわけですが・・・ ボルトは鉄 テールランプはプラスチック それに熱を加えると プラスチックが溶けてしまいますね・・・
だから基本 このボルトは交換不可なのです
が・・
が・・
アイツがそれをも可能にしてくれた
ミニダクターⅡ である
さぁ 始めてみよう
これは いわゆる「IHの原理」で 鉄温める装置
この白いコイル状の内部にある鉄だけが温まる
例えば IHコンロにプラスチックの鍋置いても お湯は沸騰しませんね 鉄にしか反応しませんよね基本IHって。(ほかにあるかもしれませんが クルマではね)
その原理を使い テールランプに残された折れたボルトの破片を抜き出す
温めて~温めて~数秒・・・ ブリッ!っと抜けました
こうやって 付いているのです 簡単ですね 構造が・・
そして この折れたボルトを溶接し・・・
なんて メンドクサイ事しません
工場内を探し回ります
↑あった!! 180SXのセンターガーニッシュ 何かの時に と 取っておいたのね さすが すーさん。。
この部品取りのテールからボルトだけを頂こうという
じゃん!!抜けたぜぃ!
新旧・・・ しかも年式が近いので その形状も同じ ラッキーだ
抜けたボルトを熱っすること~数秒・・
↑これ本当に瞬時に鉄を真っ赤にすほどの威力があるのです しかも安全に・・
温まったボルトを
エイッ! っと 溶かし込んで差し込む
見事 復活ですよ 接着剤も使わない 元に戻す方法・・ こんな事する鈑金塗装屋がどこにある!!
って ボルトを折っておいて エラそうに言える義理ではありませんが・・・でも 経年で 痛んでもいるはずですよね・・・
と いうことで 余計に増やしてしまったトラブルも 見事回避!!
古いクルマはね いろいろありますよね・・・
ですが 一つ一つ乗り越えてですね・・・
と この後 防水処理をしランプを取り付け テストし・・・
よさそうです 水の侵入もなさそうです。。
と いうことで 一つ一つ・・・
と 本日も 長々とお付き合いいただきありがとうございました。。
このクルマも 今年納車しようとしたのですが・・・
間に合わず・・すみません
来年早々にはもうしあがりますので Iさま よろしくお願いします
では 皆様 すてきなお正月休みを!!
(ちなみに 今日は 月曜日です)
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