連休です! 皆様はいかがお過ごしですか!?

 

 

お客様との会話の中で 良くあるお話

お客様「これ(ボンネットやフェンダーやドアやトランク等の外装パーツ)だけ パーツ交換すれば終わりでしょ??」

私「いやいや・・・新品部品は色が塗られておらずに 部品到着次第 塗装しないといけないんですよ」

お客様「じゃ~別途に塗装費用がかかるじゃない!!」

私「はい・・・すみません(なぜか?謝る!?)」

 

未だに 「私共では当たり前 が お客様は知らない」 この パーツの部品供給

では 画像で

↑こちらのクルマ これから 「フロントフェンダー」を交換する車のなのです

まずは 車体と 部品の撮影(これは保険会社様に きちんと交換します という証明の写真でもあるのです)

手前の黒いフェンダーが「新品純正部品」です(黒色のフェンダーを持って来たわけじゃありません)

  

↑表も裏も 下塗錆びとめ処理のみされている純正部品です。

↑パーツに貼り付けられているラベル 部品管理番号等なのでしょうねきっと。。

これを

↑サフェーサーなる下塗り塗装をして 塗装のベースを作ります。

↑そして車体に取り付けていろいろな工程を経て塗装となるのです。

ここで ピン!と来た人 「なぜ?ドアまで塗装しているの??」と。。

これは「ボカシ塗装」といいまして 交換したパネルの隣接するパネルとの「質感」の違いを無くす為のものでして・・

その昔は「ボカシ塗装」というと 調合ができない職人 なんて言われましたが・・・今は違うのです

各自動車メーカーが「ボカシ塗装は実施すべし!」と言っているのです。 「その季節や気候 条件により 同じ塗料を塗装しても100%色は合いませんので」と言われてるのです 現代は。。 それを調合するのが我々の「技術」なのですが  

私も見た事があります

「当社は 調合のプロが調合し塗装しますので ボカシ塗装はいたしません」という工場さんの 塗装を。

それを見た私は「色が違うんじゃない??少々・・・」と思ったのです。

こだわりは 良いと思うのですが  職人のこだわりを お客様に押し付けては いかがなもんかと・・・

それであれば 柔軟性を持って お客様に喜んで頂ける 時代に沿った作業が良いのではないでしょうか??なんて思ってみたりして・・

 

って ことでして・・・ パーツ交換 だけでも それなりに お時間とお手間がかかるのでした。。

(ちなみに画像のクルマは ボカシ塗装をするのに ドアの取っ手やモールを外し 丁寧のボカシました)

 

さぁ今日も頑張りましょう!!