2021
10/20
鈑金で預かったら・・・
- 2021.10.20
- 社長のつぶやき
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おはようございます
鈑金塗装でお預かりのこちら トヨタ プロボックス
クルマを預かり 動かすと「あれ!?」と ちょっと気になる音がする・・・「気のせいかな?」なんて 思いながら 何度か乗るも やはり気になる・・・
「気のせいか?」 というのは そのクルマクルマによって エンジンの構造や作りは違います だから 少しの音の大小はさまざま だから 気にかけつつ気にしない のも そのクルマを知るひとつの手がかり
でも やはり気になるので お客様に「エンジンから音がしているから これ点検した方が良いです」と お伝えすると
「そうなんです なんか音が大きくなってきたな とおもっていたんです」と お客様
「では 一緒に見ておきます」
ということで リヤ部の修理と同時に エンジン廻りの点検
・オルタネーター(バッテリーの充電器)から音がしている模様(ダイナモとも呼ぶ)
現車を確認すると 音の原因はオルタネーターっぽい
オルタネーターは エンジン上部に付いているので交換しやすい(交換後の画像です
で このオルタを交換するのに プラスして「ウォーターポンプとサーモスタット交換した方がいいだろうな」と 私は思った。。
というのも こちらのクルマ 走行22万キロ これからまだ乗る と考えてもあると思い その旨をお客様に報告
お客様の了解を得て 作業開始
この様な部品構成
で オルタネーターを外すと
サーモスタットとウォーターポンプが丸見えになり交換しやすくなる
これ 後でこのサーモトウオポンを交換するとしたら オルタネーターは外さないと 交換作業はできない
だから走行からかんがえても今回交換しておくのがベストと 私は判断した
さすがに22万キロも走っていると いつ壊れてもおかしくないですからね
そして すべての部品を交換して 完成
エンジン音も静かになって 良い感じになりました。
距離と年数を乗ってくると あそこだここだと 傷んでくるのがクルマ
いつ?どの位?乗れるのか?は お客様の気合い次第ですが・・・
趣味なら良いですが 仕事で使うクルマは 走っている途中で壊れては どうにもなりません
よって できる限りの手は尽くして 乗って頂きたいものです
こちらのクルマは 距離は乗っているが 大切に乗られているのがわかる
よって これだけの部品を交換して まだ乗って頂こうと作業しましたが「もう危ないからやめて乗り換えてください」なんて いう程度のクルマももちろんありますので そこは 見極めて お客様にお伝えするのが我々の仕事でもあるかと思います。
でも 「これからのクルマって(いや もうすでに) 白物家電や黒物家電と同じ扱いになってきている」
と いう業界人も居る・・・
それは 否定できなくもない 残念な事実・・・
「部品がもう生産してませんから・・・もう直せません」
なんて いうのも聞きますしね最近・・・
と いうことで 少しでも長く楽しく乗れるお手伝いをするのも 私共の仕事
日々頑張っていきます。
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