2022
1/09
休み明けの日曜日 いすゞピアッツァのガソリンタンク内部の錆修理 その2
- 2022.01.09
- 社長のつぶやき
- 2
おはようございます
皆様 いかがお過ごしでしたでしょうか?? 休み明け カラダは動きました? 私は・・・先日の雪以降走っておらず・・・ 頑張らないといけませんね。
この年末の TV番組の視聴率 NHKがあまり良くなく TV東京が良かった とか!? うれしいですね。。
さて
はじめましょう
ピアッツァのガソリンタンク内の錆
昨日書きましたが
今回は 酸の力で 錆を除去する
1. 酸性の水をタンク内に入れる
2. 24時間後 酸をタンクから捨てると 錆がおちているので今度は
3.重曹を溶かしアルカリ性の水をタンクに張り1~2時間 酸性からアルカリ性に中和する
4.重曹を捨て タンクを水で良く洗浄し 即タンク内部を乾燥させる
5.錆止めに タンク内に油分をコートし錆から守る
方法・・・
3~5の作業は 効率良く行わないと 更に錆を呼ぶことになるので 作業する時間を考えて効率良く作業する
この作業方法には いろいろな意見があるので これが正しいとは言えないが・・・
趣味程度でやる分ならいいけど そうではないので・・・
でも
それを言ったら こんな事 わたし やりませんよ
正直に言いましょう
「良く分からない」から・・・
これでダメなら タンクを切断して直す覚悟があるから・・・やるだけの事です
でも やるからには しっかりと決めたいから できる限りの情報収集をして・・・開始します。
2022年1月1日 9時過ぎ 作業開始だ
ガソリンタンク内の油分を除去する為に
いわゆる レンジクリーナー&洗剤石鹸で 内部をジャブジャブ洗います
湯沸かし器の温度75℃で お湯を出しながら ガソリンタンク内を洗剤水浸けにします
この作業で重要となるのが「温度」だそうで・・・
食器洗いなども 冬はそうですよね 水よりお湯の方が 石鹸が泡立ち良く落ちますもんね
だが この季節の外の気温は 4℃とか!? お湯を入れてもすぐにお湯がぬるくなる
そこで登場したのが
熱帯魚用のヒーターだ!! 500Wと300Wのヒーター二本を 50L位のガソリンタンク内にドボンすると 電気代は掛かるものの70℃や80℃なんてお安い御用で温めてくれる しかもそれをキープできるという 何時間でも お湯を温めておくことができる という スグレモノ!! 我ながらナイスなアイデアだ!! というより これは 以前大型魚を飼育していた時のもので こんな時にこんなアイデアで利用できるなんて なんでもやってみると 他に知恵もわくわけですね!
内部に問題なく入れる事ができるし 75℃をキープできること これは薬の効きに大きな効果があるであろう
ということで ジャバジャバ洗浄後 石鹸水を温め タンク内部から完全に油分を除去する
ここで フォロワーさんの「みずしおさん」が ローソンのホットミルクが半額だよ という情報から ローソンにホットミルクを買いに行き 漬け込み時間30分~1時間程を 日光の当たる場所で ホットミルクを飲みながら・・・「今年はどんな一年になるかな~ 元旦から この作業ってどうなの?」とか まあまあ 元旦だから 何も考えずに・・・ のんびりしましょう と・・・ 石鹸洗浄の浸け込みを行った
そして 時間がきて 石鹸水を抜取り またジャバジャバとタンク内を 水で洗浄する
これが抜けた水・・・ 錆び色である・・・
そして 本命の 酸を効かせる液体を入れる
手早くですね
口たっぷりまで お湯を入れて
ヒーター投入し できる限りの時間 酸性の希釈湯を温め続ける
この際 屋外で作業する事 温めているので 何ともいえない臭いが充満しますからね
ここから 24時間 このまま 放置します
目が届く場所に居る時には ヒーターを温め続けます
流石に この場を離れる時には 危険なのでヒーターは外しますが
そして 翌日の1月2日の朝 内部を確認すると・・・
「錆があまり落ちていない・・・」
あまり浸け込みすぎると タンクに穴があく可能性も・・・
ここの判断が難しいが・・・ でも 明らかに錆が落ちていないので 浸け込み時間延長 を決めた
で あと何日?何時間?浸けるか?? 一日伸ばそう
と いうことで・・・
1月3日の朝 タンク内部を確認
どうするか??でもこれ以上浸けても・・・ でも見えるところの錆は落ちている感じがしたので
「よし 洗浄しよう」
ということで 決行!
酸性液を回収し 内部を除くと
あれ!?良い感じにキレイになってる!
内部からはこんな感じの錆カスがとめどなく出てきます 出来る限り排出・・・
そして
重曹のお湯に漬けて 酸性からアルカリへと変化させ タンク内の酸性化を終わらせる
重曹は温める事によりアルカリ性が強くなるっていうから ここもヒーター導入で 1時間位かな? タンクを振ったり お湯を張ったりして アルカリ化へ・・・
そして洗浄・・ いったいここまで何Lの水やお湯を使ったか・・・
内部の画像だ 給油口の脇あたり 良いかもしれない・・・この辺ガビガビに錆びてて 粉がすごかったのだが・・・ ここまで落ちてくれるとは思っていなかった
ここから 効率よくいかないと すぐに錆びてしまうので
↑ヒートガンとエアーブローで 強制的にタンク内部の水分を 瞬時に蒸発させる・・・
とはいえ そんな簡単に水分は消えてくれない・・・
その間に 新年のご挨拶&「ちょっと見てくれる」と ご来店のお客様や・・・
「わたしは錆と戦っているので 今は無理です」 とか 新年からそんな事言えませんので ごめんなさい 対応しながら タンク乾燥を続けます・・・
そして 数時間後 内部から カスも水分も消え・・・ 内部は具合が良い
成功だ!!
本来なら ここからコーティングをするのだが 今回 お客様から 「コーティングはしないでくれ」とお願いされているので・・・
でも このままだと 秒で錆が始まりますので すぐに
ガソリンに エンジンオイルを混ぜた 混合油 を タンク内に入れて 上下左右にタンクを降り タンク内を オイルでコーティングして 錆を防ぐ・・・
いやいや・・・ 思いの外 落ちましたよ これゃ大成功だ。。
1月3日のお昼過ぎ タンク内部清掃の作業は 無事に終わった・・・
↑最後 この口の周りの色が剥がれているのを見ると 薬剤の強さをうかがえる・・・
この後 タンクを車体に乗せて 組み付けだ・・・
はたして 成功するのか?? この時点では まだ笑えない・・・
続く・・・
コメント
あのツイートで反応してくれてる方がいたとは(^^♪
おかげさまで牛乳は破棄されなかったようですね!
しかし!この錆取り方法はスゴイですね~
結果が楽しみです
UNOさん
ありがとうございます!
コメントしようとしたのですが 見当たらなくなってしまったので・・・
心の中で「同じ真似をさせていただきます」と・・・
ホットミルクは暖まりますね!!