おはようございます

最近 すごく思う

「年齢的に 万が一 なにかあった時にそろそろ備えないとな」

と・・・

漠然とそう書いても「何が??」ってなると思いますが

私の場合には この会社 である

昨晩も仕事が終ったのは23時過ぎ   体調は悪いとかはないのですが「もうそろそろ本当に考えないと マズいかな」と・・・思い始めた(つか もう10年以上前からそう思っている・・・

楽しく働いていれば楽しいでしょう それが「自営」の良いところでもある

が 私の場合「自分で積んだ山」ではない 跡継ぎの人はお分かりいただけると思うが その山が高ければ高い程 その山の頂上を目指さないといけない いや 経営者はその頂上に居ないといけないのではないかと・・・ だから自分で会社を起こした人と 後を継いだ人では そこの考えが大きく違い また 後を継ぐ身でも「もう会社は安泰だし」と親から引き継いだ跡継ぎの経営は うまくいかない のも多くみてきた・・・  

よく言われる「嫌なら辞めればいい」と・・・

それがさぁ~ そんな無責任な事できます? 「はい破産です」って  お客様をはじめとし 取引さき や銀行さんを 裏切る・・・  これは「罪」だと私は思う  泥棒や殺人と同じ罪じゃないか? 会社を自らの手で終わらせる・・・ 自分はいいかもしれないけど それ以外の人に とてつもない迷惑をかける  だから 今日も明日も生きる・・・ 縮小ってもカネは掛かる・・・ うん 悩ましい・・・

 

と いうことで 何の解決にもならないまま 今日の目次は始まる

 

先日板金塗装でお預かりし完成した一台のクルマ

クルマをお預かり時 

お客様の整備士の人から「このクルマ 今お客さんから預かってきたんだけど ガタガタ走行していると音がして ミッションなのか?なんか バラバラになりそうなんだけど 危ねぇ~よこのクルマ 納車までに壊れちゃしまわないか」と・・・「ちょっと 乗ってみてくれよ」と・・・

このクルマ 多くのメカニックだったら

「もうさ20万キロも超えてて 警告灯が点灯してて コーナーポールが園芸支柱だよ 音が出ても当たり前でしょ クルマ替えたら??」

って 言って 点検すらしないメカニックが99%でしょう・・・

こういうケース 多々ある・・・

と 言いたいが・・・

納車まえ ふと思い出して 「左前部から音がする」というのを点検

ジャッキで音がすると思われる「左側前部」を持ち上げ・・・

「こんなのみてもわからねぇ~よな 見るだけ無駄だと思うんだけどなぁ~ ミッション自体とかさ メカニカル的なトラブルじゃねぇ~の!?」と・・・

この時点では 点検する気もないし 見てもわからない 無駄な時間だけが過ぎていく と思っての点検・・・

ネジの緩みがないか?目視点検? する程度の確認しかできないよな と見てみると

すると

あれ!? 秒で確認!! これは・・・

おかしくねぇ?

むむむ・・・  この錆び色 普通じゃねぇ~ もしや オレスゴイ!!

この辺の拡大画像だ

 

ちなみに反対側のこのネジ部は・・・

ネジの色や見た目は何も変わっていない・・・

 

ここの部分のネジで 

このネジは 左前輪タイヤを車体と繋いでいる ロアアームの付け根のボルト 人で言えば 股関節が外れない様にしてある腱みたいなものだろうか そのネジが 緩んで ガタツキが出て 金属疲労が出て そこが錆汁となりネジの頭が茶色く錆び色が出ているのでは??と予測して ネジの緩みを点検

あれ・・・緩んでる・・・  怖いわぁ^^^  一回転半位ネジは締まったであろうか・・・

で このネジを締め付けて 早く試乗をしてみたいが その他 のネジもゆるみがないか確認・・・  他は問題なさそうだ

その後 試乗 

ガタガタという音は消え 安心が戻った・・・

 

 

正直 このネジの緩みがわかったからといって「幾らください」と いう訳ではない・・・(今回板金があったから あと付き合いもあるし イトーさんとね

でも これ 一般のお客様だったら・・・ 嬉しいよね

タイヤが外れそうな音がしていたのが 収まったんだから・・・

なにせ このクルマをもってきたイトーさんは 横浜陸自では知らない人は居ない程の有名人 関東のモトクロス業界で「イトーのオヤジ」といえば だいたい知っている 知らないのはモグリであるって位の有名人 だけど最近は歳でね 今までお世話になったのもあり 今度は私共が恩返しするのも人生のひとつ  もちつもたれつだ

そんな人のこんなトラブル 「仕方ないですよ 分かりませんよ もうこんな古いの音が出て当たりまえでしょ?」って 言えればなんと楽なものか・・・ こういう案件を相手にしてるから 時間が無いんです こういうのを断る勇気があれば 人生の山の上に向かえるのか?これを解決させる事で 頂上に進んだのか? でも こういうのを点検しない理由のひとつが「金にならないから」と多くのメカ・経営者は言うと思う

が これのみで 持って来られれば お金は頂くも 鈑金ついでに見た点検で 時間としてはわずかだが その積み重ねは大きくなるわけで・・・

でも こういう困った を直すのも私共の仕事かと 私は思うのです・・・が そんなひとつひとつが 自分の時間を奪っていくのであるが・・・ それが仕事か これが仕事なのだ と・・・

 

 

と  そんな事例で 今 ひとつ 悩みを抱えている案件がもう一件

やはり 各界から 点検を断られた「数日駐車しておくとエンジンがかからなくなってしまう「バツテリーあがり」の クルマを 今 点検している・・・

 

これは もう今日は書けないので また明日。。。