2013
7/13
リヤガラスルーバー取り付けで 追加作業のお土産を頂く トヨタセリカ編
- 2013.07.13
- 社長のつぶやき
- 0
昔から お付き合いのある お客様から 久々のお問い合わせ
「リヤガラスにつける ルーバー(日よけ)を付けて欲しい」
と・・・
聞くところによれば
「取り付けにまつわる ブラケットやネジが無いので 考えて作ってほしい」
とのこと・・・
安全面から 当初 私
「厳しいのではないですか?? 無理です」
とお断りしたものの・・・
お客様「何とか頼むよ~お宅しかないんだよ~」
わたし「そういわれても 付かないものに対して お金はいただけないし・・とりあえずやってみよう なんて浅はかな仕事はできません」
お客様「それを承知で頼んでるのよ~」
わたし「いや~無理ですよ」
お客様「頼むよ~ 文句言わないから!!」
と・・・ いつものやりとりが 数分続き・・・
結局
お客様からの熱い支持(指示)により・・・
「やるだけはやってみましょう」
ということで 作業開始!
お客様も理解していただいておりまして
「文句はいわないから つけてくれ!!」
ということで ご理解のあるお客様だったので お受けした次第です。
↑こんな感じで リヤガラスに付くのですが・・・
アルミのステーでこしらえようと・・・
↑まずは アルミ平板をカットして
↑薄い鉄板で 簡単に形を作ってみて 現物にあわせます。。
↑そして 現車にセットしては 曲げ 曲げてはセットして・・・と・・・ 続きます。。
↑はい!完了!! 慣れない作業なもんで・・・ 時間を要しますわ。。
これを お客様の指示で 例の「コーケン電化」さんに アルマイト処理をお願いすると
↑じゃん!! カッコいい!!
↑合わせては位置を決め 合わせては位置を決め・・・
↑できました!
当時の雰囲気が伝わってきますね
↑ドア内部には 我が社のステッカー ありがとうございます!
そして 無事に納車の日・・・
お客様がクルマを取りに来た際 ルーバーを見て
お客様「取り付け位置がちょっと違う」
わたし「えっ!!」
お客様「もう少し上の位置に・・・」
わたしの心の中(え~~~そんなん聞いてないから 全体的バランスを考えた位置で付けたのに~~)
と わずか 数cmなのですが お客様の希望の位置は 数cm上の位置らしい・・・
お客様「伝えればよかったね~ごめんね~」
と 残念そうな顔つき・・・
これは やらない訳にはいきませんよね・・・
ということで 後日 再入庫となり・・・
お客様は とりあえず 帰り支度をすることに・・・
で お帰りの際 わたしが気になっていた質問をぶつけることに
わたし 気になっていたのですが・・
↑運転席 ダッシュボードの上に置かれた 革手袋
↑「なんで左側だけ置いてあるのだろう」と・・・
しかも 使用感がたっぷりのなんです・・・
↑お客様 お帰りの際に この 左手の手袋を「サッ」っと 手馴れた手ではめる。。
お客様に
わたし「なんで左側だけ手袋するんですか??」
と聞いたら
お客様「いや~ハンドルが重くてさ~ 革手なしでは 辛いんだよ~」
とのこと。。。
わたし「 だって このクルマ 電動パワステが付いているではないのですか??」
↑ハンドル下に 付いている 電動パワステのモーター
お客様「そうなんだよ 高いお金だして つけてもらったんだけどさ 走り出さないと パワステ利かないんだよ」
わたし「ほ~」
通常 この手の 古い車に電動パワステをつけると 停止時にも 簡単にハンドルがクルクル回るはず・・・ それがメリットなのですが・・・ 走り出してしまえば 重ステのクルマもハンドルは軽いはず・・・
と 腑に落ちない 会話で お別れし
後日 ルーバーの取り付け位置変更で 入庫。
その際 お客様に
わたし「電動パワステ 確認してみましょうか?? その代わり 期待しないでくださいね わたし取り付けたのではないので「何がどうなっているのかもわかりませんからね」
お客様「このハンドル 本当に重いからさ 少しでも軽くなるだけでも助かるよ ホント できるものなら頼むよ 」
「これ 取り付けた業者さんにも「停止時にハンドルが利く様にしてくれ」と頼んだのだが「そのうち・・そのうち・・」で 結局「ウチではできない」って 断られたんだよ 待たされた挙句に この有様だよ ホント酷い目にあったさ」
と・・・
いうことで 更なる 深みにはまっていくのでありました。。。
お客様におおよその 現在の仕様を聞いて 作業開始。
画像を見てお分かりの通り パワステ以外にも オーディオや追加メーター等 いろいろな配線が詰まっている足元 むやみにばらしては 逆に壊してしまうので 慎重に調査するも・・・・
↑運転席下に 電動パワステのコントロールユニットが・・・
これは 古いタイプの電動パワステだ・・・ どうせなら新しいタイプの付ければいいのになぁ~
しかもわたし 以前つけたのって 新しいタイプでして・・・ この古いタイプは 配線が多く 厄介そうだったから あえて避けたのです・・
でも とにかく 調べてみようと・・・ あの手この手で・・・
↑数種類の 擬似パルス発生機を用いて・・・
配線図も新旧と 調べるも・・・
通常の様に 「軽く~~」は回らない・・・ 停止時には 全く電動がアシストしてくれない・・・ これゃ何とかしてあげたい!!
どうしてだ どうしてだ・・・
と悩む 悩む・・・
で いろいろ 試した結果・・・
何とか軽くする事ができました
でも・小径ハンドル・極太ラジアルタイヤのお陰で このクルマ ハンドルが重いのね。。。
その後の試乗でも 効果は感じられるほどに 軽くなりましたわ・・・
本当はバラバラにして 追求したいのですが・・・ 予算の関係で できる限りまで
クルマは 明日 お引渡し 果たして お客様は喜んで頂けるのか!?
明日 この「革手」をつけずに 帰っていただくことができるか!?
今日も 長々とお付き合い頂き ありがとうございました。。
コメント