HONDAのハイブリッドスポーツカーのエンジンルーム内
覗いてみたいのはエンジンルーム
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ハイブリッドでもエンジン始動用バッテリーは従来と同じ??
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ここで気になる電気経路の配線のあれこれ
ここで気になったのが「アース配線(バッテリーのマイナス端子の事ですね」
このアースを見るとメーカーの苦労が伺えます(コストダウンや最小限化)
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電気は +(プラス) と -(マイナス) がありますが そのマイナスがアースなのですね。
画像は-アースの配線ですが バッテリー端子から直接ボディにつながれていますね 
これが俗にいう「ボディアース」なのです ボディアースはほとんどのクルマが同じ事ですが ボディをアースにする事により
電気の流れにロスが生じるのです 
これを解消すべく登場した商品が 10年前程前に流行った「アーシング」なのです!
最近も良く お客様から「アーシングの効果ってあるの??」なんて聞かれる事が多く 「アーシング」について その効果の程は??
アーシングは「効果はあります」
では その説明
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まずは バッテリーのマイナス端子〜ボディに配線が接続(車体左側)
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ボディ〜エンジンマウント部に配線が接続(車体右側)
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拡大画像です
こう見ていきますと マイナスの電気の流れは バッテリー〜配線〜ボディ〜フレーム間の各部溶接を伝わり〜配線〜ボディ〜各パーツを伝わり〜各マイナスを必要としている部位 といった感じの電気のマイナスの流れとなります
アーシングを装着すると バッテリー〜各マイナスを必要としている部位 の電気のマイナスの流れとなります
たとえば バッテリー〜セルモーターやバッテリー〜発電機やバッテリー〜ライトと ダイレクトに電気が流れる=電気製品の本来持つパワーが出る ことにより 本来の乗りやすさや本来の馬力が出といった感じなのですね パワーアップパーツで無いだけに 信用性に欠けますが 効果はあるのです 新しい車でも古いクルマでも。。
わかりやすくいうと「何人もの人の耳を伝ってくる伝言 と 直接本人から聞く伝言
どちらがスムーズで正しい情報がはいりますか??」と同じ事です。電気もいろいろな経路を伝わってくると いろいろな電気やノイズを拾ったりとするのですね〜 フムフム見えない電気の流れだけに難しいですね〜
では「そんなに効果があるのならば なぜ新車からそうしないの??」と・・・
では それだけの長さの配線を用意してエンジンルームに配線を引いたら・・・一台に付き10cm長く配線を増やせば10台で1m100台で10m〜と それが何万台にもなれば コストがかかるのです ボディアースでも全然問題なく走るのだったら・・・それよりコストをかけて高い車両代金にしても乗るお客様は その新車に初めて乗るのですから「こんなもんだ」と乗ってしまえばそれまでなんです それならば少しでもコストダウンして良いものをと・・・。
それを 後から付ける事により効果が「今までの乗り味と違う〜」となるのですね〜
高級車などは こういった部分も気をつかって作られているので 静かであったりスムーズであったりするんです。
ちなみに反対のプラス配線は 各部にバッテリー〜ダイレクトに配線を伝わり接続されています(伝達ロスはありますが マイナスほどではないかと・・・)