おはようございます

VWポロ6R 運転席下部からのカタカタ音

他の作業で入庫して エンジンを始動させアイドリング状態で置いておくと「カタカタカタ・・・」と音がする 微妙だけど気になる・・・

今回言われてないけど 以前同じ音で ちょっと手直ししてとりあえずは音が出ない様に対応したが 正直 まだ直してあげないといけないと思っていたから 今回はちょうどいい機会で

このカタカタ音 原因は

後部にセットされている 燃料タンクから エンジンまで伸びている燃料パイプ・ホース

その二本が 運転席側の床(フロアパネル)のボックス状のフレームの中にその燃料パイプを二本通してあり

そのパイプ二本が 燃料を送り込む時の微振動で パイプ同士・フレーム同士が当たり ビビビ と振動音が床を伝わってフロアに振動が伝わり その音が大きくなる

 

元々純正では

パイプとフレームの間にウレタンスポンジが押し込まれており クリアランスを保てていたと思われるが さすがに 後部座席下あたりから エンジンのあるフロント部までの1m位の長さを このスポンジ一つで クリアランスを確保する事ができなくなってきたのであろう・・・経年劣化で

この振動音を消すには このフレームとパイプの間に「詰めもの」をしてあげれば カタカタ音がしなくなるだろう 

発泡ウレタンをいれるか?ウエスを詰め込むか?油を塗るか?? 

そうだ ビニールを詰め込もう と

この間に

振動防止用ビニールを~1m位の長さ詰め込んだ

これなら 水を貯め込むこともなく 安全に 振動音を抑える事ができるだろう

とりあえず これで様子をみてもらいたいと 思う

と・・・ 

調べれば この振動音は このクルマでは経年劣化でデフォルトの様で・・・

我が社はアズイズやリスクヘッジから 詰め物に何を使うかをスクリーニングし結果ビニールを使うメゾットでフィックスとしたが  

と 使い慣れない ビジネス用語は疲れる・・・

これで 様子を見ていただきたいと思う

もちろんこれは ユーザーに頼まれた事ではないが 以前 一度応急的に直したその後なので 今回 少し見れるタイミングでしたので 対応してみました これで 微振動音は消えてくれました

 

と 本日は 真面目に書いてしまったが 今日はこの辺でフィックスとさせていただきたいと思います。

 

そうそう そんな作業をしていて 気が付いたの

新車登録から10年近くになると思われるこのクルマ 

ボディ下廻りのフレームボックスには 防錆び処理のシール剤が塗布されているのだが 溶剤が全然残っている

素晴らしい!! 

こういう 海外のメーカーの技術の結晶を見て わたしも 今後のNoxudol作業につなげていきたいと思う 

人生いつまでも勉強が大切だ と思う  御意。。