こんばんは

この休み　先日お伝えした

・本業が整備を断った　トヨタウイッシュ

  

・専門店が｢もうわからない」とサジをなげた　ルノーカングー　

が納車となった

ちなみに　こちらの二台

整備内容から　そんなに画像はない

なぜか？というと　真剣に作業していたから

というよりも「直るか？直らないか？」わからない案件だったから　と言った方がいいだろう

では　

今回大変に頭を悩ませた　ルノーカングーの話を　少し・・・

2024年の夏ごろ　新規で「エンジン不調を見て欲しい」とお問い合わせ

車両を聞けば「ルノーカングー」と・・・

まあ　この手の・イタリア・フランス　いわゆる「イタフラ車」と呼ばれるクルマは　壊れてナンボ　のクルマであり　　　壊れないイタリア車なんて　イタ車じゃない　とまで言われているのが現状

だから　そんな　ﾄﾗﾌﾞﾙを抱えたクルマを　外注で見てくれる人も居ないだろう・・・

で　その不具合ぶりを聞けば

・走行中に突然エンジン停止する（数分すると　エンジン始動し走れる様になる）

・エンジンがｶﾞﾀｶﾞﾀと振動が出て　ギアも入らなくなり走行不能になる（マニュアル車）

・室内のﾒｰﾀーの針が　ビンビン　正規値を示さない時がある

と　いう　不調らしい・・・

そして　それを　修理するため　

いくつかの　ルノー専門店で　「あの部品　この部品」と　交換をしてきたらしい・・・

・各センサー　・点火ｺｲﾙ・プラグ　・燃料ポンプ・・・　　等々・・・

あの専門店　この専門店でいろいろな部品を交換してきた　それでも不具合は解決せず　我が社に問い合わせ

わたし「この手のクルマは　専門店の方が　ノウハウがありますから　そちらの方が良いと思われますが・・・」

お客様Ｗさま「そんな専門店を何店舗も巡って巡って・・・直らなかったです」

わたし「で　まず　今まで　ここまで修理してきた専門店さんは？？」

Ｗさま「「他の車検整備で忙しいからもう無理」とか「もうわからない・・・」　とか・・・　もう遠回し的に「迷惑」な感じで・・・」

わたし「・・・・・・・・・・」

で　我が社のブログを見てご来店頂いたと・・・

そりゃ　無理ですよ　

この手のクルマは　やはり　その　ノウハウの蓄積から来る知識け経験を元に　修理していくのが　セオリーなのですから　

それを　イタフラ素人の私に見て　なんていうのは　時間とお金のムダです・・・

で　遠まわしに　お断りをしようとしたのですが・・・

お客様Ｗさま　新規なんだけど　なんかｸﾞｲｸﾞｲ　くるんですよね

現車を持って　すぐに来店　点検だけでもいい　とか言って・・・

夏の時点では　「今は無理だから」と　どうにか先延ばしにして　断る術を考えるわたし・・・

「一年点検になりますので　そろそろ入庫を　点検もお願いします」とＷさま・・・

いやいや・・・　新規のお客様ですよ

「わかった　じゃ～見て見るよ」って　見るのはいいけど　直らないとか原因もわからない　となれば￥0-です・・・

で　結局9月初旬にお預かり・・・

この時点では　燃料メーターのわからない修理や　そのた意味不明の修理ばっかり･･･で　こんなトラブル車見る時間も余裕もない

それに加え

Ｗさま「数ヶ月前　専門店で燃料ポンプを交換してもらってから　ガソリン臭いので　燃料周りの点検もお願いします」

わたし「そんなの　作業した店でみてもらってください」

Ｗさま「取り付けの時も二人で　エッサホイサ　やりながら取り付けていて・・・」

わたし「でも　専門店の人がやったのだから間違いないでしょ！」

Ｗさま「でも　ポンプ交換後からｶﾞｿﾘﾝ臭いんです」

わたし「まあ時間あったらみてみますよ」

と・・・

この時に　ただ思ったのは「なんで　なんにもわからない私の元へこんなクルマばっかりくるのだ！？」と　いうこと・・・　こうしたのは「プロショップにおねがいしてくれ」と・・・

で　預かった以上は　何もしないワケにいかないので　合間をみながら　たまにエンジン始動させたりして現状をみてみる

確かにエンストする・・・　エンジンが咳きこむ・・・　電気系の動きがおかしい・・・

もうわかりません・・・　つか　わからないよ　こんなの・・・

暇なわずかな時間　エンジンを始動させては　確認・・・　

そんな事を　約一ケ月・・・

一ケ月後

イマイチわからない・・・

 

今日は　ここまで

明日へ続く・・・