昨日の作業から 今度は組み付けに入ります 

 

↑組み付け後 交換した部品の画像

↑トレーリングアームを縦に見ると 「ただの鉄板」・・・

 

↑この形状では 当たったら すぐに曲がりそうですね。

↑こちらが 今まで使われていた ベアリング部分

↑こちらベアリングのボール これが痛むと「ガラガラ」と走行時にうるさく音がでるのです。

 

そして この後に 最後のパーツ 

ドライブシャフトのセンターナットを取り付けて終了

タイヤの中心に付いている 固定のボルト

こちらも新品に交換します

(画像は仮止めで古いのを使用)

↑UP画像 

これを外しますと

↑新旧の比較 

 

↑この角が潰れた部分 これは 規定トルクでこのナットを締めた後 この耳部分を潰すことにより「ナットの緩み」を防止しているのです。

↑これを新品に交換するのです。

再使用も可能ですが 潰したナットをまた 潰すのはちょっと・・・よろしくありません。

↑新品ナットをセットしたところです。

これを

 

↑トルクナットを用いて

↑ソケットサイズは32mm 大きいですね。。

↑エイッ!っと  規定トルクで締め付けます。

↑ロック(潰す)前

↑ロック後(かしめ)後

更に拡大

↑こんな感じでナット上部の耳を潰すことによりネジの緩みを防止しているのですね(新車からですよもちろん)

 

はい 完成。

ここのナットなどは 再使用する業者さんも多いみたいですが 当社では 新品を使います。 だって何百円の部品で命を買えるのであれば易いもんだ

 

そして 試乗 四輪アライメントを経て データもバッチリ出て 完成となり ホッと一息です。

不具合部のパーツの読みも的中で 無事 修理完了!

  

最後は 足元のブレーキディスクの錆も気になっていたので 耐熱ブラックで ディスク板は塗装してあげることにより 左右リヤ足元はスマートに。。

そして 無事に完成となりました。

今回 タイヤの片減りがひどく 後日 正規のタイヤをはいていただいて 乗ってみてください とお願いして お引渡しさせていただきました。

 

今回 遠方より 当社にご来店頂きまして 作業させて頂き 無事に寸法も出て きちんと正常に戻った足回り。。なかなか 目ではわかりにくい部分だけに 不安が募る箇所でもありますが  きちんと処方してあげれば この通りに 元に戻り 元気な車に戻るのです。ブログへの掲載許可もどうもありがとうございました。

  

本日も 長々とお付き合い頂き ありがとうございました 

 

また明日もお楽しみに。。