2014
4/04
腑に落ちないボディのキズ凹 ホンダN-one 板金塗装編 その2
- 2014.04.04
- 社長のつぶやき
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昨日は N-oneの話題を と思って 納車直後にブログにUPすれば お客さまも実際「どの様な修理をしたのか?」が画像と説明文でわかり お客さまの許可が出たお客さまのお車は こうしてUpさせていただいておりますが 「納車後すぐに」と 昨日書いたところ そうもいかず・・・ 結局 私の車話でおわってしまった昨日・・・
今日は 気を取り直して行ってみよう!
ということで 本日 ご来店のお客さま お話させて頂いたら「封筒にMiniが描かれていて 私好きなんですMiniが」と お客さま
「誰でもわかる車をイメージにってことで Miniなんですよ~ ですがね・・・私も ちょっとの間乗ってましたよ~」とわたし
Old Miniの話に花が咲いたのは言うまでもありません。。
と 書いていると 今日もN-oneの話は進まなくなるので・・・
今日こそは 本題に。。
で
電話から すぐにご来店いただいたお客さま
Kさま「助手席側のフロントフェンダーとフロントドアに キズがあるんだけど そのキズに色が塗られてるのを 先日洗車したら気が付いた・・・」
とのこと
Kさま「自分でつけたキズじゃないし・・・ しかも誰が キズの上に色をペタペタしたのかもわからない・・・何でだ!不思議だ!」
とお客さま・・・
水濡れ状態でわかりにくいですが・・・ 横に「ザッザッ!」っとなってるキズ お分かりいただけますかねぇ~!?
さて これを修理するには 幾らかかるか?? ですが
わたし「修理のご希望は??」
Kさま「普通に直すと幾らいかかります??」
わたし「最高仕上げで10万円~12万円位ではないでしょうか」
Kさま「そんなに!!費用かかるのかい!!」
わたし「はい・・・ ですが ご希望はどの様な修理」
Kさま「いまより目立たなければいいかな?」
わたし「凹などはいかがします?」
Kさま「凹はいいそのままで」
わたし「綺麗に塗装して 艶が出ると凹目立ちますがよろしいですか??」
Kさま「かまわない」
わたし「であれば 4~6万円です」
Kさま「でも6万かぁ~」
わたし「更に価格を落とすのであれば 塗装面積を少なく いわゆる「ぼかし塗装」という技法ですね」
「そのボカシ塗装には メリットとデメリットが~」 とペラペラと私の説明が 続き・・・
結果
「キズのえぐれ部分を平らにし 部分的に塗装で4万円に消費税」
ということで お預かり。
以前であれば「凹を直さないのであれば塗らないほうがいい」と 私説明していたと思いますが 最近は その傾向が変わってきてまして・・・ お客さまは Web等々(もちろん私の ブログも含 で 知識を得ておられます) ですからその辺りの仕上がりについては おおよそ検討もついてらっしゃることでしょう。 ですから 最近は そんな「条件つき作業」でも お客さまにご理解頂き喜んで頂けるなら 私は お受けさせていただいているのです。
さぁ はじめましょう
まずは キズ部分の塗装を研磨し キズを消します
キズが消える頃には 画像の様に下地が大きく出てしまってます
キズのくぼみをパテで拾ってもいいのですが 後々 そこの部分が歪んできますので
と わずかなキズですが 作業をしていくと スタートから この面積になってしまうんですね。。
↑そして サフェーサーの吹きつけ
いくら「格安修理」だからといっても きちんと抑えるところは抑えて作業しますよ
↑吹き付けたサフェーサーを耐水ペーパーで面を出し・・・
塗装前の模様ですが・・・
「部分的にボカシ塗装」ということで お預かりですが かなりの面積でマスキングされているのがおわかりでしょうか??
これは 塗装担当のKimiに「部分的にボカシ塗装でいいから」と指示を出したのですが
「面積から考えると ぼかしでいまひとつな仕上りで クレームになったりも嫌だし それより部分的にぼかしで塗るのが「めんどくさい」から プレスライン下で仕上げるからさ」
と・・・
仕事に「めんどくさい」はないでしょう が ここでの「めんどくさい」というのは 良い意味での「めんどくさい」なんですねぇ~
塗装屋からしてみると 「部分的にボカシ塗装 その後に磨き作業で艶を出す そして仕上り」 となるのですが 部分処理ですと 元々の色との質感が変わったり なんといっても 長い年月乗っていくと「ボカシ目」というものが見えてきてしまうのです。クルマは新車 これから長くこのクルマとつきあってあげていくオーナーのことも考え このクルマに関しては パネルを一枚塗ろうと塗らまいと・・・さほど 材料もかわらないってことですね 「やるか?」「やらないか?」の問題ですね。
ですから 変に「ぼかし」を入れる塗装作業のほうが 後々「めんどくさい」ことになるんですね。
ということで このクルマの塗装仕上りは「ぼかし」は「ぼかし」でも 1ランク 2ランク上の仕上りになるのですね!
ということで 塗装
↑まずは カラーベースという いわゆる「青色」を塗装ですね
↑わずかながら ドアの凹は気になりますが・・・ 最初よりは 随分よくなってますね。。
この後 クリヤー艶出しコートをして仕上げとなります。
そして 仕上がったのが
こちらとなります。
お客さまにご確認頂き
「凹は わかるといえばわかるが 全く問題ない!!」
と 確かに 下方の凹なので そんなに目立たないんですね
それよりも 最後 掃除をしていて 気が付いたのですが 今回の修理箇所でない部分の 錆の問題もあり そこの部分の処理が重要になった最終仕上げでした。。
お客さまに好評を頂き 無事に納車となりました。価格以上のボリュームになった 今回の修理でしたが 何よりお客さまに喜んで頂けたことが何よりです。。
と いうことで 今回は HONDAのN-oneのへこみ修理 板金塗装でしたが これは どこの どんな車でも その方法は同じです お困りの際には是非 ご相談ください。。
この度は Webを見て ご来店の 新規のお客様 これから 何かお困りのときにはご相談ください ありがとうございました。
では 明日もお楽しみに!!
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