おはようございます

本日も 横浜より 毎日更新の自動車修理屋ブログを更新していきたいと思います。

お客様の多くが このブログを見ていただいてのご入庫が多く お客様がお客様を呼び・・・ 最近マニア向けな工場になりつつも・・・ 表向きは普通の鈑金塗装工場を装っております。

最近は「ご理解」いただいているお客様が多いですが 以前は「貴方が直すの??若いのに大丈夫なの??」と言われたことも・・・ 実は若作りに一生懸命でですね・・・。

と いうことで 本日もいってみましょう。

先日 現在修理中のお客様が打ち合わせで来店

IMG_9061

IMG_0537

↑打ち合わせにご来店頂いたついでに ここまで 交換した古い部品を 確認してもらうことに

IMG_0540

お客様Gさま「いやいや・・・ こうして 交換した部品を見れるのは嬉しい!!」

と 交換したショックアブソーバーの古い部品を 実際 手に取り感触等を確認

IMG_0539

↑ゴム類の部品は 触った感触で

Gさま「思っていたより痛んでないですね」

わたし「はい」

IMG_0538

↑わたし「こちらが 交換した フロント・リヤのハブベアリングです」

Gさま「これがベアリングかぁ~ ちょっと触らせてもらってもいいですか??」

わたし「ベアリングなのでグリスで手が汚れますが どうぞどうぞ」

と 手が汚れることなんてお構いなしなG様はベアリングの中に手を突っ込んで ベアリングを回し その感触を確認

Gさま「う~~ん 思っていたより痛んではいないが ここで交換しておけば これからも安心して乗れるから助かります。

わたし「それよりも ベアリングを触って 手が真っ黒に汚れてますが・・ 手を洗ってください」

Gさま「はい それより写真撮らせてもらってもいいですか?この交換した部品達を」

わたし「どうぞ どうぞ」

と G様は 汚れた手でスマホを起動させる

わたし「手を洗ってから 撮影してくださいよ」

Gさま「はい ありがとうございます いいんですいいんです とりあえず写真を・・」

と スマホの指紋認証の解除を試みるも 指紋に油汚れが付いてしまっていて 指紋認証ができていない・・・

わたし「手を洗ってからでいいですから」

Gさま「すみません 嬉しくて 興奮しすぎてしまいました」

わたし「いいですから ゆっくりで大丈夫ですよ」

Gさま「ありがとうございます」

と いう 何気ないやり取りですが Gさまにとっては 非常に貴重な体験で 興奮状態は態度からもわかります。

それだけに

「Gさまのクルマに対する想い」が伺えます。

 

また 別件ですが 今回 初めてご来店のお客様  クルマが好きで 数台を保有 そのうちの一台を今回当社に修理依頼・・・ お車完成時 いろいろお話させて頂き 非常にクルマ好きなお客様であり 「お客さまによろこんで頂ける仕事が提供できただろうか??」と 思ってみたり・・・

 

そのクルマに対する 想いは さまざま・・・ 

本当にありがたいお話ですが それだけに 我々も今まで以上に 気を引き締めていかないといけない かと・・・

 

そんなお客様が最近多くなったのと同時に やっと新しい診断機を導入

IMG_0542

IMG_0340

↑これと平行して

IMG_0543 

使っていきたいと思います。

IMG_0544

この様に 「新しいのを導入」

IMG_0545 IMG_0548 IMG_0547 IMG_0546

↑ 少しずつではあるものの・・・ 新調し 使いやすい工具や 設備投資を進めておりますが(工具や診断機は すべて自腹です) 

こういうのを見ると 「儲かってていいねぇ~」 と 言われる事も多々・・・

いや 待ってください  

このブログの5年前位のブログを読み返すと 一年に一度位 「仕事中に怪我した」とか「危なかった」という記事があり 一年に一度は 「数針縫った」 とか 怪我をしていた様な気がする・・・

 

そんな 「道具」を見直すことにより 怪我がなくなり・・・ 仕事に対する姿勢も変わってきた 

今現在も 新しい開拓地を求めて いろいろな仕事にチャレンジしてる 

それが お客様からの信頼を頂き仕事を頂ける。

 

私共は 遊びでハーレーに乗れる身分でもなく 休日は趣味にお出掛け できるわけでもなく ほぼほぼこの工場の地で 灰になる寸前まで働いております  時折「工具代に合わない工賃だ」と思うことも多々・・・ でも それはお客様には関係ない  そんなギリギリの中で快適に楽しく仕事ができるのも その「道具」があってこそ「がんばろう」と思うし  がんばれる。

工具を手荒に使う=仕事も荒くなる 

また 話は違うが よく

「専用の工具があればできるけど 採算がとれないので買わないし その仕事は外注なりお断りする」 と 言う修理工場もあるが・・・ たかが数万円の工具を手にしないプロなんてありなのか??

私共も お客様からのご依頼を 当社では対応しきれず 協力工場さんにお願いすることもあるが 技術的に無理でない限り 「作業をしたい」のです。

お客様が お客様を生んでくれる  それは お客様が喜んでくれたから こそ 

だから ワタシは「そんな仕事 よくやるね~」と言われても 「やりがい」のある仕事は受ける。

もちろん 仕事なので マイナスになってはいけないが 正直 自動車整備はバンバンと 儲かるものでもない ギリギリなのである。

 

結局 何が言いたいかというと 

「自分なりに「本気」で頑張ってます」

だから これを見て 少しでも安心してお車をお預け頂ける様に アピールするのも仕事の一つ。。

 

お時間は掛かるものの・・・一つ一つ 自分達なりに100% いや120% の仕事を心がけ 前進していきますので これからも どうぞ よろしくお願いします。

 

ということで 日曜版 終了!!