おはようございます

 

今週も新たに どうぞよろしくお願いします

IMG_1529

先日 久しぶりに

第三京浜港北IC付近は すっかり変わってしまい

IMG_1530

↑パノラマでも その状況をお伝えしにくい状態です

IMG_1531

春はもうすぐそこ

昨年まで見れた「つくし」が群生していた場所は今や新たなるICの工事で もうなく それに代わる つくしの場所を探すも・・・いまだみつからず・・・ 散歩しなきゃ!!

 

では 本日もいってみましょう

IMG_5624 IMG_5627 IMG_5626 IMG_5625

今回 運転席側の後ろタイヤ前の部分の サイドシルの後端部の錆修理

本来は鉄の部分をFRPに交換

その理由は リヤフェンダーというパネルを取り寄せても 使う部品は少しの部分のみであとは廃棄で 部品代だけでも4.5万円位します それに取り換え工賃が云々となると・・・ きちんとした交換方法をとるとなんだかんだで20万円位の交換修理。今回のこのFRPパネルの製法で約10万位となります。

それはそれでいいのだが 交換後のメリットとしては「キレイになる」がデメリットは「これからの錆の問題」だ。 もちろん最善を尽くして作業するが クルマは複数枚の鉄板を溶接することにより強度を保っている  複数枚の重なったパネルを溶接する=複数のパネルの合わせ目が焦げる→その合わせ目の錆の処理は? できる限りの「防腐処理」を もちろん施しますが やはり限界って~のがあります。だからね・・・ このFRPパネルであれば「接着」なので 溶接は一切しません。

で 聞こえてくるのが「強度が出ないだろう」

いやいや・・・ それは 今の技術・施工方法です 間違わなければ 逆に強度はあがります。

でも これ どこかの誰かが「作り出した」とか聞いて 私に「パネルボンド」の知識が無かったら??

きっと「なにやっちゃってるの!?」とか「ボンドで溶接パネルを接合 しかもカット交換で接合なんて強度的にダメでしょ!」って思うし そう言うと思う。。

そもそも 強度的にダメであれば それ以前にFRPを作るVERYさんにも断られるだろうけど 今回も二つ返事 というよりも「早くNA用も作りたい」という熱望ぶり。

それゃ そこの部分をぶつければ 鉄板であれば凹むしFRPであれば割れる・・・ それゃ同じだ。

常に考え 新しいアイデアと今まで培ってきたもののコラボレーション

なんでこんな作業を考えたか!?って!? それはメーカー様から頂いている「新型車や現行販売車」を作業しているから。 そこから「今は溶接じゃないのね~」とか「リベットや留め具が新しいタイプのものだ」とかを学び それを こうした レストアに取り入れているのだ。。。まさに新旧のコラボだ。。

いや・・ でも これ 他で開発したとかお客様に言われて「FRPでお願いします」とか言われたら ひくね 絶対。。 だって・・ 言ってしまえば「面倒くさいもん」。溶接なら「ジジッ!」って終わりだけどFRPだったら  寸法合わせ フィッティング 接着 乾燥 と 時間と手間が掛かることばかりで 作業者にはあまりメリットがない。だけど クルマにとってはすごく良い方法かとおもうのですね。。

IMG_5629

で 今回は初のNA 良く考えながら作業を進めます

IMG_5625

↑相談のもと サンプルで用意してもらったのが こちらのFRPパネル

IMG_5628 IMG_5631

↑で不要な部分をカット これはS氏の作業だが この時点で私が見ても「どうするの?」状態だ。。

IMG_5636

で 更に加工と カットをして

IMG_5634

おっ!

IMG_5632 IMG_5633

付いた!? やるねぇ~

 

で ここからがポイント

IMG_5635

IMG_5641 IMG_5640 IMG_5639 IMG_5638 IMG_5637

↑段付き加工をして 鉄板とFRPの接着面積を稼ぐ方法をとり 密着度を上げる まさにオフセット接合だ!!

 

ね・・ 一応考えながら 取り付けれる様に頑張っているのですよ。。

IMG_5643 IMG_5648 IMG_5647 IMG_5646 IMG_5645 IMG_5644

どうです?? 今は色も違うから 取って付けた様な感じですがね。。

IMG_5654

で これが 中の構造

IMG_5651 IMG_5649

錆止め処理をしてですね・・・ それにしても1.2.3と 何枚重なってるんだ!?

 

IMG_5658 IMG_5657

 

と いうことで 形も決まったことだし いよいよ 接合に入りますが その前に 製造メーカーの ガレージベリーさんに確認をしてもらいます。