お客様から 一本のお問い合わせ

「右リヤのスタビライザーブラケットの取り付け部の鉄板がちぎれてしまって その部分溶接はできませんか?」

と・・・

「見てみないとわかりません」

ということで 早速に お客様がご来店。

「できれば 今日できると助かるのですが・・・」

とのご希望 さて どうでしょう??

 

現車を見ますと

 

↑外側からだとわかりにくく・・・ タイヤを外して~

 

↑ここです(ちょっとわかりにくいですね)

↑このパイプが 車体に固定されていないといけないのですが それが 外れてしまっているのです。

↑ブラケットを外してみまた これが 本来 ボディに取り付いていないといけないのです

↑こんな風に

↑こんな感じで。。

でも 溶接は そんなに難しい位置ではないので 「数時間でできますよ」ということでお預かり。

↑溶接の支度をして 作業開始! 短時間でこんなに道具が出てきました。

↑クルマが燃えない様に溶接専用の防炎シートで養生もきちんと。。。

狭いスペースだったので 鉄板の表裏溶接できるかが心配でしたが

なんとか 両面の溶接に成功。この間  見積もり依頼や代車引取り 等の仕事が間に入り バタバタ~~しながらも 溶接します お客様が近所で時間をつぶしている間に作業なので 待たせすぎもいけなく 画像を撮る時間もなく・・・ 約束の時間まであと20分。。。

 

↑溶接後 処理をして 錆び止めを塗装する

↑見事復活!

↑本来はこんな感じで付いているのです。。

↑下から覗いた感じです。

 

無事にお約束の時間に間に合い 無事に納車になりました

 

溶接したのは いいのですが「なぜ ここがひび割れを起こしたのか?」を考えないといけません

今回の割れ具合から見ると いきなり割れたのではなく 長い年月を経て無理が掛り割れてしまったのではないかと 予測します。お客様曰く「インターネットで調べたら 他にもこの症状になっている人が居た」とのことで 車高を落としたりして無理が掛っているのではないか?と。でも今回この溶接で 問題なく乗っていけるのではないかな?ということで 様子見で 乗っていただくことになりました。 一番の解決方法は 車高を戻し サスペンションをノーマルに戻す これに尽きるでしょう きっと。。

ここの補強バーなんていうのもあるらしいので 今後も続く様ならそれもベストかもしれませんね。。

ちなみにこの作業¥15.000-に消費税で対応させていただきました。。ありがとうございました。。

 

(いけない・・・お客様にブログ許可をいただいてない・・・NGの際には ご連絡ください。。)