おはようございます。

毎日暑いですねぇ~ とろけない様にしないといけませんね。。

話題もみつかりゃ~しませんよ こうも暑いと・・・

この暑さの中 熱を使う熱い仕事の話題。。。

暑い熱に 暑苦しい顔の私が 本日もお伝えしていきます。。。

 

 

まずは

一本の電話から

「エンジンのヘッドカバーの結晶塗装をして欲しいのですが・・・」

と・・・

ただの塗装ではない様子

効けば

「ニッサンのフェアレディZ Z31のエンジンヘッドカバーに付くカバーに結晶塗装ですが 自分でちょっと加工したものを・・・」

ということらしいのですが・・・

わたし「加工・・・ですか? 結晶塗装は120℃以上の熱を加えて製品を作り出しますので 加工されているとどうなるかわかりませんよ」

お客様Aさま「それは 覚悟しておりますので ノークレームで」

わたし「了解しました」

ということでお預かり

で お預かり時の画像はなく・・・すみません

 

途中の画像からです。

まずは 下塗り剤を塗装して 塗装するのですが お客様に確認すると

↑「300ZX と上下の平らな部分はアルミ素地を出して それ以外を結晶塗装して」

との事で

 下塗りプライマー塗装後 乾燥してから 塗装しないアルミの地金部を出します。

↑でも お客様が ご自分で下処理をしてきた為に・・・ キズだらけでして・・・「どうしよう・・・」と・・・

↑この ミミズがはっている様なキズを #240~#400~#600~#800とペーパー(やすり)をかけていき キズ取りをしながら ひたすら削ります

が・・・削り過ぎは禁物・・・

↑だいぶ良くなってきましたが・・・まだまだ・・

↑上の部分の削りも同じく・・虫食い状態で深いキズが付けられてしまっていて・・・ひたすら削ります。。。

 

地道な作業を 数時間・・・

ちょっとは見れる様になったかな? この次は コンパウンドで出来る限り磨きこみます。。。

 

 

磨き後には 汚れを落とす為に 洗います。。。

↑結構カッコよくなってきましたね 雰囲気が出てきましたね!!

 

そして 十二分に乾燥させる

 

深いキズの部分は ナナメにすると

その深さが・・・おわかり頂けますよね・・

 

↑塗装前まで きました。 この時点で かなりこのパネルと戯れていたので もうお気に入りの一枚になりつつあるパーツ

同時に固定ネジも同じ 赤色の結晶塗装で とのことで

やっと 塗装段階までやってきました。。

 

そして 結晶塗装へと進みます。

この結晶塗装は  

専用の塗料を使い・・・

塗装後 一気に熱を加え 塗装面を120℃以上の熱を加えると その塗装が 結晶模様の様になることから 結晶塗装と呼ばれています。。

それだけに 塗り重ね回数と塗装の厚み 熱の加えるタイミング でその結晶の出方がまったく変わってしまいます。

よって そのタイミングが それなりに難しい作業で

季節によりその仕上がりも様々で・・それを均一に仕上げないと「失敗」となる 一発勝負な塗装。。

さぁ 開始します。。

塗る

↑洗浄液で

↑塗りたくない所を落とす

↑こうして・・・

 

と 現時点では イマイチ ピンとこない作業ですが・・・

 

明日からは この結晶塗装の醍醐味の部分へと・・・

 

明日もお楽しみに。。